医療的ケア児がバギーでさっぽろ雪まつりへ。イベントの公式サイトに必要な情報とは。
雪まつり大通り会場近辺のユニバーサルトイレ情報、雪まつり大通り会場を楽しむための工夫、福祉ボランティアハウスの情報など、バギーでさっぽろ雪まつり大通り会場に行った様子をレポート公開しました。
バギーや車椅子を使用する障害児者が、イベントに参加したいと思った時に、公式サイトにバリアフリー対応の具体的記載がなく、「バギーや車椅子でも楽しめるのか」「現地で手を借りることができるのか」「おむつ交換できる場所があるのか」などが不明であるために、外出のハードルが高くなってしまっています。
NPO法人あえりあでは、北海道日本ハムファイターズ「スターティング・ナイン」助成事業の一環で、医療的ケア児と共にバギーでさっぽろ雪まつり大通り会場へ行き、レポートを公開しました。
レポート
2024年2月9日(金)午後に、さっぽろ雪まつり大通り会場へ。
1.会場近辺のユニバーサルトイレ情報
障害児者が外出する際に、把握しておきたい事前情報の一つに、目的地もしくは近辺に、どのような多目的トイレがあるということがあります。
トイレに座ることができずオムツ交換が必要な場合は、「車椅子トイレ」「多目的トイレ」という情報のみでは不足しています。
「ユニバーサルシートがある多目的トイレ」が必要なのです。
公開したレポートでは、使いやすかった多目的トイレを写真付きで紹介しています。
2.大通り会場
雪を上を、バリーや車椅子を押すのは、かなり労力がかかります。
今回は、前輪に小さいスキーのようなものをつける補助具を使用しました。
3.さっぽろ雪まつり公式サイトでの事前情報収集が困難であったボランティア情報
さっぽろ雪まつりの公式ホームページにも、詳細は書かれていなかったのですが、実は、大通り6丁目には、「福祉ボランティアハウス」があり、人手や物品を借りられるようになっていました。
事前情報を得られないことで、行くのを諦めている方も多くいます。
観光地や施設の公式サイトに、バギーや車椅子での利用者にとって必要な情報を掲載していただけるように、これからも、外出の企画にてレポートを公開してゆきます。
レポートをご覧ください。
https://aeria-hp.com/2024/02/10/yukimatsuri2024/
お問い合わせ先
NPO法人あえりあ
代表理事 高橋亜由美
ホームページ:https://aeria-hp.com/
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