Adyenの決済プラットフォーム、星野リゾートが採用
「界」ブランドから展開を開始、スムーズな決済によって予約時からチェックアウトまで”なめらかな宿泊体験“を実現

多くの大手企業に選ばれる決済プラットフォームを提供するAdyenは、ホテルや旅館などの運営事業を中心に手掛けている星野リゾートに、当社の決済プラットフォームが採用されたことをお知らせします。星野リゾートは、2025年7月より同社が展開する「界」ブランドのホテル運営システムにAdyenの決済プラットフォームの先行導入を既に開始し、今後は国内外の全施設に展開する予定です。Adyenの対面決済機能を連携させることで、複雑な決済シーンを排した、“なめらかな宿泊体験”の実現を可能にします。
2025年に創業111周年を迎えた星野リゾートは、「旅を楽しくする」をテーマに、旅の目的や過ごし方に合わせた滞在を提案しています。独創的なテーマが紡ぐ圧倒的非日常「星のや」、ご当地の魅力を発信する温泉旅館「界」、想像を超える体験が溢れるリゾートホテル「リゾナーレ」、テンションあがる「街ナカ」ホテル「OMO(おも)」、みんなでルーズに過ごすホテル「BEB(ベブ)」、心揺さぶる山ホテル「LUCY(ルーシー)」の6ブランドを中心に、国内外71施設(国内66、海外5)を運営しています。
ホテル運営における決済シーンの特徴として、必ず事前に宿泊予約が行われること、予約から実際の宿泊体験までのリードタイム期間が長いこと、ホテル滞在中も金額の追加や変更のニーズがあることが挙げられます。星野リゾートのこれまでの決済システムでは、対面決済、オンライン決済、KIOSK端末でそれぞれシステムが異なっていたため、統合や開発、不具合発生時の対応に困難が生じていました。このような複雑な決済シーンの課題解決のために、一元化して統合・管理することができるシングルプラットフォームが強みであるAdyenが採用されました。さらに海外進出の準備を進める星野リゾートにとって、Adyenのグローバルにおける多数の導入実績、また、セキュリティの担保されたプラットフォームという点が重要な決め手となりました。その他の採用の理由は次の通りです。
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事前予約からチェックアウトまで、一気通貫の決済体験:事前予約、滞在中の追加利用料金、チェックアウト時の会計まで、すべてを統合する仕組みを内製開発および拡張が可能
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インバウンド増加に伴う決済時のエラーや不正利用への対策:グローバルな決済プラットフォームによる承認率の向上のノウハウと、不正利用をブロックする堅牢なセキュリティ機能
星野リゾート 情報システムグループの久本英司氏は、次のように述べています。「非日常をお届けする星野リゾートは、追加利用のお会計やチェックアウトの混雑など、決済によって現実に引き戻される瞬間を解消し、予約時からチェックアウトまでお客様に“なめらかな宿泊体験”を提供したいと考えています。事前予約からチェックアウトまで、一気通貫の決済体験を提供でき、システム開発・統合がしやすく、さらにインバウンドやグローバル展開にも対応できるセキュアなプラットフォームとして、Adyenを採用しました」
Adyenの日本カントリーマネージャーであるアダム・ブラウンステイン(Adam Brownstein)は、次のように述べています。「星野リゾート様に、Adyenのプラットフォームが採用されたことを大変光栄に思います。同社が内製開発を進める新しいホテル運営システムと連携し、宿泊客と施設の両方にスムーズな決済機能を提供できることを大変嬉しく思います。当社は決済プラットフォームの提供を通じて、今後も星野リゾートのさらなる顧客満足度向上に貢献してまいります」
Adyenについて
Adyen(AMS: ADYEN)は、大手企業に最適なフィンテックプラットフォームです。エンドツーエンドの決済機能、データに基づく洞察、金融商品を単一のグローバルソリューションとして提供することで、企業がより迅速に目標を達成できるよう支援します。世界中にオフィスをもつAdyenは、LVMH、Meta、On Japan 、SHEIN、Uber、L'Oréal、adidasなどのお客様にサービスを提供しています。今回の加盟店追加における星野リゾートとの協業関係は、Adyenが長年にわたり既存および新規加盟店とともに継続的に成長してきたことを示すものです。
星野リゾートについて
星野リゾートは、「旅を楽しくする」をテーマに、旅の目的や過ごし方に合わせて「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO(おも)」「BEB(ベブ)」「LUCY(ルーシー)」の6つのブランドを中心に国内外に71施設(国内66、海外5)を運営しています。「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに独創的なテーマで圧倒的非日常を提供する「星のや」、「王道なのに、あたらしい。」をテーマにご当地の魅力を発信する温泉旅館「界」、「PLAY HARD 」をコンセプトに想像を超える体験があふれるリゾートホテル「リゾナーレ」、テンションあがる「街ナカ」ホテル「OMO(おも)」、旅よりも気軽に、若年層へ向けたみんなでルーズに過ごすホテル「BEB(ベブ)」、心揺さぶる山ホテル「LUCY(ルーシー)」と様々なシチュエーションにあわせた旅を提案しています。1914年に星野温泉旅館を創業し、所有と運営を一体とする日本の観光産業でいち早く運営特化戦略をとり、運営サービスを提供するビジネスモデルへ転換。創業の地である星野温泉旅館を改築し、2005年に「星のや軽井沢」を開業。2025年には創業111周年を迎えました。
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