最新調査レポート「グローバル・リーダーシップ・フォーキャスト2025 日本特集」公開
リーダー不在の時代に問われる「持続可能なリーダーシップ」とは

企業の人材戦略・育成を共に考える株式会社マネジメントサービスセンター(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:脇田幸子、以下「当社」)は、グローバル規模で実施された大規模調査に基づき、日本のリーダーシップに特有の課題と傾向をまとめた「グローバル・リーダーシップ・フォーキャスト2025日本特集」レポートを公開いたしました。
※同業他社さまからのお申込みは、当社の判断によりお断りする場合がありますので、あらかじめご了承ください。
■なぜ今、だれもリーダーになりたがらないのか~不確実性の時代におけるリーダーシップを再考する
パンデミックの影響、テクノロジーの急速な進化、働き方の多様化など、企業を取り巻く環境が激変するなか、リーダーに求められる役割もより複雑で重いものになっています。意思決定のスピードと柔軟性、メンバーとの信頼関係、人間らしさを備えた成果主義など、これまでにない重責がのしかかる中、リーダーになりたがる人が減少し、現職リーダーの疲弊も深刻化しています。
今回のレポートでは、日本のリーダー1,885人と人事担当者113人の声をもとに、こうした現象の背後にある構造的課題を明らかにし、持続可能なリーダーシップを実現するための具体的なヒントを提示しています。
■主な調査所見
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直属の上司への信頼は日本でもグローバルも急落
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日本のリーダーはAI導入に消極的
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燃え尽き症候群と離職リスクが深刻化
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人材供給体制はグローバルで回復傾向、日本は依然低迷
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低評価が続く日本のリーダーの質
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スキル開発と育成機会の深刻なギャップ
■主な調査結果から見える日本のリーダーシップの課題
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直属の上司への信頼が急落
日本では、上司への信頼度が22%(2022年)から12%(2024年)へと大幅に低下。グローバルでも同様の傾向(46%→29%)が見られ、職場における人間関係の再構築が急務 -
AI導入に消極的な日本のリーダー
急速に進むAIの活用において、日本のリーダーは依然として慎重
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リーダーの供給体制はグローバルで回復傾向、日本は依然低迷
グローバル全体では、10年にわたる低迷を経てわずかに改善がみられる一方で、日本は依然として停滞が続く

本レポートでは、グローバル全体との比較を通じて、日本におけるリーダーシップの特徴と課題を浮き彫りにしています。グローバル視点を取り入れることで、日本独自の課題を客観的に捉え、今後のリーダー育成施策に活かすことが可能です。
本レポートが、日本企業の人材戦略・育成方針を考えるうえでの一助となれば幸いです。
※同業他社さまからのお申込みは、当社の判断によりお断りする場合がありますので、あらかじめご了承ください。
■関連レポート・関連情報
・【メインレポート】グローバル・リーダーシップ・フォーキャスト2025
https://ddi.msc-net.co.jp/download/report-glf2025mainreport
・【コラム】リーダーシップ開発の投資対効果とは
https://www.msc-net.co.jp/column-20250314/
・【サービス】次世代リーダー選抜・育成プログラム
https://www.msc-net.co.jp/middle-hierarchy/next-generation-leader-assessment/
■株式会社マネジメントサービスセンターについて
マネジメントサービス センター(MSC)は、1966年の設立以来、お客様の経営戦略と人材戦略を踏まえたうえで、科学的な知見に基づく手法を活用し、新任リーダーから経営幹部までの採用、診断、行動変容の促進、育成を支援しています。
また、世界的なリーダーシップ・コンサルティング企業である米国DDI社との50年以上のパートナーシップを活かし、世界90カ国以上で多言語によるグローバル共通のサービスの提供が可能です。
■本件に関するお問い合わせ先
・株式会社マネジメントサービスセンター ストラテジックマーケティング部
・Tel:03-6266-5950 Email: msc_mktg@msc-net.co.jp
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