UL、家庭用冷蔵庫向けサステイナビリティ規格の認証を 第1号としてワールプール社の冷蔵庫へ発行
【2012年6月14日(現地時間) – 米国ジョージア州発】 米国の製品安全試験・認証機関であるUL Inc.(本社:イリノイ州ノースブルック、以下UL)が注力する5つのビジネスユニットの1つであるUL Environment(以下ULE)は、家電製品のトップメーカーであるワールプール社の冷蔵庫に対し、家庭用冷蔵庫向けサステイナビリティ規格『AHAM 7001/CSA SPE 7001-12/UL 7001』で初めての認証を発行したことを発表しました。
ULE、米国家電製品協会(AHAM)、カナダ規格協会(CSA)が共同開発したAHAM 7001/CSA SPE 7001-12/UL 7001は、冷蔵庫を5つのカテゴリーにおいて、製品ライフサイクルが環境パフォーマンスの基準を満たしていることを要求しています。5つのカテゴリーには、(1)材料、(2)使用時のエネルギー消費量、(3)製造、(4)製品性能、(5)寿命が含まれています。ワールプール社の上置き型冷蔵庫(観音開きタイプ)は、これら全ての基準を満たしていることから、ULEが初めて認証しました。
ULEの責任者であるサラ・グリーンステインは、「サステイナビリティの向上のため、新たな基準が設定されたことは、家電製品業界にとってすばらしいチャンスと言えます。ワールプール社がリーダーシップを発揮され、AHAM/CSA/UL規格の認証をいち早く取得されたことに深く敬意を表します。今回、ワールプール社の認証を取得されたことは、他の冷蔵庫メーカーにも良い影響を与えると同時に、この業界全体の環境管理への関心を高めるものになるでしょう」と述べています。
AHAM 7001/CSA SPE 7001-12/UL 7001規格は、100点満点方式を採用しています。同規格への製品適合には、5つのカテゴリーにおいて各1点を取得する必要があり、要求される合計得点は最低でも60点となっています。5つのカテゴリーとは別に、革新(イノベーション)というボーナス・カテゴリーがあり、そこで最高10点を獲得することができますが、合計得点が100点を超えることはありません。
ワールプール社のサステイナビリティ/規制対応部長であり、AHAM委員会副会長を務めるJB・ホイト氏は、「AHAM/CS/ULという新しいサステイナビリティ規格に適合した冷蔵庫を最初に消費者に提供できることを誇りに思います。家電製品を購入する際に消費者が望んでいるのは、幅広い視野でのサステイナビリティの推進であり、私達はこのニーズに合ったプロジェクトに取り組んできました結果、今回の第1号として認証を取得することができました」と述べています。
【今回の認証を取得した製品モデル名】
■2ドア・モデル
GB9FHDXV、GB9FHDXW、GB2FHDXW、MBF2258WE、
MBF2258XE、MBF1958XE、MBL2258XE、MBR2258XE
■3ドア・モデル
GI6FDRXX、GI6SDRXX、MFI2670XE
■4ドア・モデル
KFXL25RY、KFXL25RYMS、KFXS25RY、KFXS25RYMS
ISO 14020とISO 14024の原則に基づき開発されたAHAM 7001/CSA SPE 7001-12/UL 7001規格は、2010年に策定が始まりました。2012年からは、製造者が規格の正式発行に先立ち、規格案の製品適合性や機能性を試験する先行試作を開始しました。今後ULE、AHAM、CSAはコンセンサス委員会を設置し、米国規格協会(ANSI)とカナダ規格審議会(SCC)の要求事項に従い、本規格を米国とカナダの認定規格にするプロセスを推進していく予定です。
【ULがグローバルに展開する5つのビジネスユニット】
■ Product Safety (製品安全)
ULは、世界に認められた第三者試験認証機関として、ULマークをはじめとする各種認証マークを取得していただくための試験を実施し、お客様の世界市場への進出をサポートします。
■ Life & Health (ライフ&ヘルス)
医療機器、食品加工機器、自動販売機、水道設備機器や飲料水に対し、各国法規制認証や製品の試験・評価を行うことを通じて、人々の健康を守ります。
■ Verification Services (検査・検証サービス)
エネルギー効率などの製品の性能検証をはじめEMC/無線評価試験及び認可取得/証明業務、相互接続性、セキュリティ分野など、検査・検証を主体にサービスを提供しております。
■ Environment (環境)
環境により配慮した製品の信頼性向上と普及に寄与すべく、環境表示検証サービスやサステイナブル製品認証サービスなどを提供します。
■ Knowledge Services (セミナー・情報提供)
製品安全における豊富なエンジニアリング実績とグローバル・ネットワークを活かし、お客様に有用な情報やソリューションを提供します。ULではこの事業をUL Knowledge Servicesと称して力をいれており、公開セミナー、講師派遣セミナーなどお客様に適した形態を選択していただけます。
【ワールプール社の概要】
ワールプール社(Whirlpool Corporation)は、世界トップクラスの家電製品メーカー兼販売業者です。2011年度の売上額は約190億ドルであり、世界中に68,000人の従業員と66箇所の製造/技術研究センターを擁しています。その製品は、Whirlpool、Maytag、KitchenAid、 Jenn-Air、 Amana、Brastemp、Consul、 Bauknechtなどのブランド名で世界中の国々で販売されています。同社に関する詳細はウェブサイト(http://www.whirlpoolcorp.com/)をご覧ください。
【株式会社UL Japanの概要】
株式会社UL Japanは、米国の世界的第三者安全科学機関であるULの日本法人として、2003年に設立されました。現在、ULのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づいた安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。詳細はウェブサイト(http://www.UL.com/jp)をご覧ください。
【ULの概要】
ULは、100年以上の歴史を持つ世界トップクラスの第三者安全科学機関です。世界46カ国に約9,000名の専門家を有するULは、製品安全(Product Safety)、環境(Environment)、ライフ&ヘルス(Life and Health)、セミナー・情報提供(Knowledge Services)、検査・検証(Verification Services)のサービスを提供する5つの事業部門を設置し、拡大する顧客のニーズに対応すると共に、公共安全というミッションに向けた活動を展開しています。詳細はウェブサイト(UL.com)をご覧ください。
ULE、米国家電製品協会(AHAM)、カナダ規格協会(CSA)が共同開発したAHAM 7001/CSA SPE 7001-12/UL 7001は、冷蔵庫を5つのカテゴリーにおいて、製品ライフサイクルが環境パフォーマンスの基準を満たしていることを要求しています。5つのカテゴリーには、(1)材料、(2)使用時のエネルギー消費量、(3)製造、(4)製品性能、(5)寿命が含まれています。ワールプール社の上置き型冷蔵庫(観音開きタイプ)は、これら全ての基準を満たしていることから、ULEが初めて認証しました。
ULEの責任者であるサラ・グリーンステインは、「サステイナビリティの向上のため、新たな基準が設定されたことは、家電製品業界にとってすばらしいチャンスと言えます。ワールプール社がリーダーシップを発揮され、AHAM/CSA/UL規格の認証をいち早く取得されたことに深く敬意を表します。今回、ワールプール社の認証を取得されたことは、他の冷蔵庫メーカーにも良い影響を与えると同時に、この業界全体の環境管理への関心を高めるものになるでしょう」と述べています。
AHAM 7001/CSA SPE 7001-12/UL 7001規格は、100点満点方式を採用しています。同規格への製品適合には、5つのカテゴリーにおいて各1点を取得する必要があり、要求される合計得点は最低でも60点となっています。5つのカテゴリーとは別に、革新(イノベーション)というボーナス・カテゴリーがあり、そこで最高10点を獲得することができますが、合計得点が100点を超えることはありません。
ワールプール社のサステイナビリティ/規制対応部長であり、AHAM委員会副会長を務めるJB・ホイト氏は、「AHAM/CS/ULという新しいサステイナビリティ規格に適合した冷蔵庫を最初に消費者に提供できることを誇りに思います。家電製品を購入する際に消費者が望んでいるのは、幅広い視野でのサステイナビリティの推進であり、私達はこのニーズに合ったプロジェクトに取り組んできました結果、今回の第1号として認証を取得することができました」と述べています。
【今回の認証を取得した製品モデル名】
■2ドア・モデル
GB9FHDXV、GB9FHDXW、GB2FHDXW、MBF2258WE、
MBF2258XE、MBF1958XE、MBL2258XE、MBR2258XE
■3ドア・モデル
GI6FDRXX、GI6SDRXX、MFI2670XE
■4ドア・モデル
KFXL25RY、KFXL25RYMS、KFXS25RY、KFXS25RYMS
ISO 14020とISO 14024の原則に基づき開発されたAHAM 7001/CSA SPE 7001-12/UL 7001規格は、2010年に策定が始まりました。2012年からは、製造者が規格の正式発行に先立ち、規格案の製品適合性や機能性を試験する先行試作を開始しました。今後ULE、AHAM、CSAはコンセンサス委員会を設置し、米国規格協会(ANSI)とカナダ規格審議会(SCC)の要求事項に従い、本規格を米国とカナダの認定規格にするプロセスを推進していく予定です。
【ULがグローバルに展開する5つのビジネスユニット】
■ Product Safety (製品安全)
ULは、世界に認められた第三者試験認証機関として、ULマークをはじめとする各種認証マークを取得していただくための試験を実施し、お客様の世界市場への進出をサポートします。
■ Life & Health (ライフ&ヘルス)
医療機器、食品加工機器、自動販売機、水道設備機器や飲料水に対し、各国法規制認証や製品の試験・評価を行うことを通じて、人々の健康を守ります。
■ Verification Services (検査・検証サービス)
エネルギー効率などの製品の性能検証をはじめEMC/無線評価試験及び認可取得/証明業務、相互接続性、セキュリティ分野など、検査・検証を主体にサービスを提供しております。
■ Environment (環境)
環境により配慮した製品の信頼性向上と普及に寄与すべく、環境表示検証サービスやサステイナブル製品認証サービスなどを提供します。
■ Knowledge Services (セミナー・情報提供)
製品安全における豊富なエンジニアリング実績とグローバル・ネットワークを活かし、お客様に有用な情報やソリューションを提供します。ULではこの事業をUL Knowledge Servicesと称して力をいれており、公開セミナー、講師派遣セミナーなどお客様に適した形態を選択していただけます。
【ワールプール社の概要】
ワールプール社(Whirlpool Corporation)は、世界トップクラスの家電製品メーカー兼販売業者です。2011年度の売上額は約190億ドルであり、世界中に68,000人の従業員と66箇所の製造/技術研究センターを擁しています。その製品は、Whirlpool、Maytag、KitchenAid、 Jenn-Air、 Amana、Brastemp、Consul、 Bauknechtなどのブランド名で世界中の国々で販売されています。同社に関する詳細はウェブサイト(http://www.whirlpoolcorp.com/)をご覧ください。
【株式会社UL Japanの概要】
株式会社UL Japanは、米国の世界的第三者安全科学機関であるULの日本法人として、2003年に設立されました。現在、ULのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づいた安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。詳細はウェブサイト(http://www.UL.com/jp)をご覧ください。
【ULの概要】
ULは、100年以上の歴史を持つ世界トップクラスの第三者安全科学機関です。世界46カ国に約9,000名の専門家を有するULは、製品安全(Product Safety)、環境(Environment)、ライフ&ヘルス(Life and Health)、セミナー・情報提供(Knowledge Services)、検査・検証(Verification Services)のサービスを提供する5つの事業部門を設置し、拡大する顧客のニーズに対応すると共に、公共安全というミッションに向けた活動を展開しています。詳細はウェブサイト(UL.com)をご覧ください。
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