ブラインドサッカー日本代表コーチに指導者育成機関アカデミーヘッドマスター中川英治が就任
~2020年に向け、個人の能力を強化~
中川のチームでの役割は、主に合宿中のトレーニングメニューの考案や進行となります。
クーバー・コーチング・ジャパンは、日本のサッカーの発展と成功に貢献できるよう、今後も取り組んでまいります。
【参考情報】
■ブラインドサッカーとは
視覚に障害を持った選手がプレーできるように考案されたサッカーです。1チームは視覚障がい者4人のフィールドプレーヤー(FP)と晴眼者もしくは弱視者が務めるゴールキーパー(GK)を含む5人のプレーヤーに加え、攻めるゴールの裏でFPへ声で位置や状況などの情報を伝えるガイド、監督の計7名で構成されます。試合時間は前後半各25分の、計50分間で行われ、その間に10分間のハーフタイムがあります。4人のFPはアイマスクを着用しプレーをします。
■中川 英治(なかがわ えいじ)コーチの紹介
埼玉T.Wings所属の加藤健人選手に対し、2014年夏頃から毎週1~2回、午前7時~7時30分まで、サッカーの技術向上を目的としたプライベートレッスンを実施。
当時、日本代表GKコーチであった高田敏志氏がプライベートレッスンの効果を実感したことからbuen cambio yokohama所属の落合啓士選手にも紹介し、同選手のプライベートレッスンも担当。プライベートレッスンでは、選手個人が抱える技術課題を克服するトレーニングを徹底的に実施している。
■中川 英治(なかがわ えいじ)コーチのコメント
ブラインドサッカーは、サッカーと異なり、一見特殊なスポーツと捉える方もいるようです。
20年余りサッカーの指導に携わってきた私ができることは、サッカー指導で培ってきた知見をブラインドサッカーの指導に応用し、選手個人とチームを強化することです。個人が伸びれば、チームの強化に繋がります。個人のサッカー技術を伸ばすクーバー・コーチングの指導方法を利用して代表選手ひとり一人を成長させていきたいです。
■日本ブラインドサッカー協会とクーバー・コーチング・ジャパンの関係性
株式会社クーバー・コーチング・ジャパンが運営する八王子富士森公園クーバー・フットボールパークを、ブラインドサッカー日本代表の合宿場所や国内リーグの会場として、施設が開業した2006年より、毎年、年間10日以上利用。たまハッサーズ所属の黒田智成選手が勤務される八王子盲学校が施設の近くにあり、施設利用打診をいただいたのがきっかけ。2014年には世界選手権を目前に控えたブラインドサッカー日本代表の選手たちに頭部の外傷や脳震盪予防としてヘッドガードFULL90を寄贈している。
■クーバー・コーチングとは
世界各国のサッカー連盟や協会、クラブチームなどから高く評価されているサッカー・テクニック指導法(メソッド)。現在、世界30数ヵ国・地域で、この指導法をもとにスクールやキャンプなどさまざまな活動が展開されています。オランダの偉大なコーチ、ウィール・クーバー(元フェイエノールト監督)が1970年代に開発。スター・プレーヤーたちの動きをビデオで分析し、かれらの技術を「分解」、段階に分けて教えることで、より攻撃的な選手育成につながることを初めて見出しました。1984年、アルフレッド・ガルスティアン(元ウィンブルドンFC選手)とチャーリー・クック(元スコットランド代表)が、この考えをカリキュラムにまとめ、スクールのネットワークや教材を通して、世界で最も信頼される指導法となりました。
◆本部: ロンドン・東京、
◆ホームページ(英語):http://www.coerver.co.jp/english-top/
■㈱クーバー・コーチング・ジャパンとは
クーバー・コーチングのメソッドをもとに、日本国内131ヵ所(2016年1月現在)でサッカースクールを展開し、十分にトレーニングを積んだプロのコーチ陣が、幼稚園から中学生まで約20,000人の子どもたちを指導しています。クーバーのスクールでは、学校や地域のクラブやチームなどとは異なり、「チーム」ではなく、「個人」のサッカー技術や運動能力、コミュニケーション能力などを高めることが目的です。各地から個人単位で参加する夏季・春季の「サッカーキャンプ」(合宿)も運営しています。また、プロのサッカー・コーチを養成する「クーバー・アカデミー・オブ・コーチング」も運営。優秀なプレーヤーと指導者を輩出することで、日本サッカー界の発展の一翼を担っています。
◆代表取締役社長: 石橋慎二(元・全日空横浜サッカークラブ主将)
◆本社所在地: 東京都港区南青山6丁目1番3号 コレッツィオーネ302
電話: 03-3407-2605 FAX: 03-3407-6317
◆ホームページ: http://www.coerver.co.jp/
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