第10回『わたし遺産』結果発表
応募いただいた全9,634作品の中から、「人・モノ・コト」との大切なつながりを「わたし遺産」として綴った3名が大賞を受賞。「心のふるさと賞」は北海道夕張を綴った作品が選出!
2013年にスタートした「わたし遺産」は、一人ひとりの心にある、その人ならではの大切な「人・モノ・コト」について、その理由やエピソードを400文字の文章にして、未来に伝えのこしていく活動です。
近年の感染症による影響が続くなか、応募のために記憶を振り返り、整理し、気づきや思いを言葉にする。そして大切な思いを伝えてくれる作品を多く応募いただきました。また、「心のふるさと賞」には最盛期の活気に溢れた北海道夕張の炭坑での日常を綴った作品が選ばれました。ふるさとの記憶を残していきたい思いとともに、ふるさとの未来のためにも働きかけていきたいという思いが込められた作品です。
第10回「わたし遺産」応募概要
●応募内容
未来に伝えのこしたいと思う大切な「人・モノ・コト」。
その理由やエピソードを400文字で表現。
●応募期間
2022年9月16日(金)~11月30日(水)
●応募方法
郵送・インターネット(三井住友信託銀行ホームページ)
●表彰
「わたし遺産」大賞 3名
「わたし遺産」準大賞 20名
「わたし遺産」心のふるさと賞 1名(準大賞とのW受賞)
「わたし遺産」学校賞 3校
●選定委員
穂村 弘(歌人)、大平一枝(ライター)
※選定委員に竹内一郎(劇作家・演出家)を予定していましたが、
事情により変更となりました。
●主催
三井住友信託銀行
〈受賞作品〉
「わたし遺産」大賞:3作品
おじいさんの小石
山本 ひろ子(神奈川県 73歳)
葉っぱの色談義
岡本 陽子(愛知県 40歳)
風邪ノ為、欠席シマシタ
千葉 洋子(宮城県 71歳)
「わたし遺産」準大賞:20作品
わたしのお守り/清水 野乃子(広島県 17歳)
キャラメルのあの子/寺田 教子(熊本県 86歳)
靴をそろえる/小林 巌(埼玉県 47歳)
命を賭した親孝行/中山 洋明(広島県 69歳)
銭湯の小さな扉/竹中 重樹 (神奈川県 60歳)
逢うたが御馳走/畑谷 朝子(千葉県 77歳)
赤い折り畳み傘の思い出/松本 浩子(大阪府 66歳)
母の育児日記/青木 操佳(東京都 33歳)
カマキリ自転車の想い出/児島 麻実(千葉県 56歳)
優しさに包まれた作品/齊藤 伶実(神奈川県 24歳)
満天の星/本島 富士子(福岡県 78歳)
挨拶/人見 みどり(埼玉県 85歳)
野辺送り/湯田 弥生(東京都 80歳)
サンタさんの手紙/松山 文子(熊本県 57歳)
おかあさんのおむすび/広田 裕美子(山口県 42歳)
あたたかいご飯/土谷 香葉(神奈川県 20歳)
古い小さな美容院/古屋 璃佳(山梨県 10歳)
スコップ三味線で笑いを/千葉 信(岩手県 70歳)
旧国鉄宮原線のディーゼルカー/髙野 照久(熊本県 63歳)
ヤマの「人車」/大平 信幸(北海道 78歳)
「わたし遺産」心のふるさと賞:1作品
ヤマの「人車(じんしゃ)」/大平 信幸(北海道 78歳)
※準大賞とのW受賞
「わたし遺産」学校賞:3校
徳島県立脇町高等学校(徳島県)
駿台甲府小学校(山梨県)
千葉県立柏陵高等学校(千葉県)
各選定委員の方々から応募作品へ
「『わたし遺産』を読むたびに、その分け前を貰った気分になる。私が生まれる前に、一度も行ったことのない場所で起きた出来事に、心が震えることもある。人に分けても少しも減らず、逆にどんどん増えてゆく魔法の遺産だ。」(穂村 弘/歌人)
「選に漏れたものを含め、例年より命や戦争に触れた作品が多かった。10年前の開始時は震災のテーマが目立った。年ごとに時代が見える。選びながらたくさんの学びをいただく。いっぽう日常のささやかな出来事に着目した秀作も増え、選考は嬉しく悩んだ。」(大平 一枝/ライター)といった言葉を寄せていただきました。
※敬称略・受賞者の年齢等は応募時点のものです。
※受賞者への取材は、新型コロナウイルス感染症予防対策を十分に行い実施しました。
詳細は、「わたし遺産」特設サイトへ https://www.smtb.jp/personal/watashi-isan
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- キャンペーン
- ビジネスカテゴリ
- 銀行・信用金庫・信用組合アート・カルチャー
- ダウンロード