建設業界は「喫煙率が高い」「強面が多い」「女性活躍は無理」「週休2日は無理」って本当?
『施工の神様』のアンケート調査
建設現場のリアルを伝えるメディアサイト『施工の神様』(https://sekokan-navi.jp/magazine/)と、施工管理技士のための転職サイト『施工管理求人ナビ』(https://sekokan-navi.jp/)を運営しているC4株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:上村隆雅)は、建設現場のリアルな事情(「週休2日」「女性活躍」「タバコ」「強面」)について、アンケート調査を実施しましたので、概要をご報告いたします。
<調査トピック>
■「週休2日は困難」69%、給与が減って工期が間に合わない!
建設現場では、いまだに「週休2日」が浸透していません。休みの少なさが若手就業者の危機的な減少につながっているのではないかという推測から、国や自治体、業界団体は働き方改革の一環として「週休2日」を推進しようとしています。しかし『施工の神様』が実施した「建設現場の週休2日は、実現できると思う?」というアンケートの結果、建設現場の「週休2日」について「実現できる」と回答したのは31%にとどまりました。一方、「実現できない」は28%、「困難だが、実現するしかない」という回答は41%に上り、回答者の69%が「週休2日は困難だ」と思っていることがわかりました。つまり、実際に建設現場で働いている方々は、「週休2日」は必要だと考えていながらも、現状では難しいと認識していることが伺えます。(調査概要:Webアンケート / 2018年2月16日~23日 / 施工の神様の読者 219名)
次に、「週休2日」を困難にしている理由を尋ねました。すると、Q2のグラフの通り、回答率が多い順に「工期が間に合わない」33%、「給与が減る」26%、「建設現場の古い固定観念」17%、「下請けの多重構造」13%、「発注者との関係」10%、「その他」1%という結果になりました。(調査概要:Webアンケート / 2018年2月16日~23日 / 施工の神様の読者 219名)
建設現場が週休2日になると、日給月給の職人の手取りが減ってしまうという問題が指摘されています。また、施工管理者の中には「休みよりお金が欲しい」という人も少なくありません。そこで、そもそも建設現場は「週休2日」にすべきなのかというアンケートもしてみました。すると、Q3のグラフの通り、「すべき」52%、「すべきでない」6%、「選択制にすべき」42%となりました。「選択制にすべき」と回答した方に個別質問したところ、「若手不足は週休2日の問題ではなく、業界に魅力がないからだ」「個人の裁量で休むか、稼ぐかを判断したい」などの意見がありました。一方、「すべき」と回答した方の中には「強制的にでも週休2日にしなければ、いつまでも週休2日にならない」という意見がありました。(調査概要:Webアンケート / 2018年2月16日~22日 / 施工の神様の読者 219名)
■喫煙者は30%、意外に少ない?
世間では喫煙者の身は狭くなる一方ですが、建設現場では喫煙者優位という声も聞こえてきます。そこで建設現場で働く方々に、タバコを吸っているか聞いてみました。すると意外にもQ4のとおり、70%は非喫煙者であることが分かりました。しかし、この結果はアンケート回答者の半数以上が技術者(施工管理者)であったためだと推測されます(Q5参照)。回答者に個別質問したところ、技術者(施工管理者)よりも、技能者(職人、作業員等)のほうが圧倒的に喫煙率が高いという意見が複数聞かれました。(調査概要:Webアンケート / 2018年2月1日~7日 / 施工の神様の読者 107名)
建設業界では今、女性の就業者数を増やす取り組みを実施しています。一般社団法人日本建設業連合会が提唱している女性技術者・技能者の愛称「けんせつ小町」も業界内で定着してきています。しかし、建設現場では力仕事も必要となることから、一部では「女性は役に立たない」という声も聞きます。そこで建設現場での女性活躍は必要なのか本音を聞いてみました。するとQ6のとおり、「必要」86%、「必要ではない」7%、「どちらとも言えない」7%という結果になりました。女性活躍を必要とする回答が多数を占めましたが、依然として必要ではないと考えている人もいることが浮かび上がりました。今後、女性労働者の比率を上げていくためには、環境づくりと同時に、意識も改革していく必要があるのかもしれません。女性活躍が「必要」と回答した方に、その理由を質問したところ、「女性は男性にはない、きめ細やかな仕事ができる」「安全管理の意識が高い」などの答えがありました。(調査概要:Webアンケート / 2018年1月18日~24日 / 施工の神様の読者 200名)
建設業界で働く方々は「怖い」というイメージあるそうです。建設業界がメディアで取り上げられるのは、事件事故の報道が多いからかもしれません。しかし、他産業よりは「強面」のおじさん、お兄さんは多いのかもしれません。そこで、「あなたの職場に、見た目は怖いけど、実は優しい人はいますか?」というアンケートを実施してみました。すると「いる(1~5人)」38%、「いる(5~10人)」21%、「いる(10人以上)」37%、「いない」4%という結果になりました。つまり96%の回答者が、身近に見た目は怖いけど、実は優しい人がいると答えたことになります。見た目で判断するのはやめましょう。(調査概要:Webアンケート / 2018年1月15日~21日 / 施工の神様の読者 120名)
- 建設現場で「週休2日」は無理?
- なぜ建設現場での「週休2日」は困難なのか?
- 建設業界は「喫煙者」が多いって本当?
- そもそも工事現場での「女性活躍」は必要?
- 建設関係者は「見た目は怖い」けど、実は優しい?
■「週休2日は困難」69%、給与が減って工期が間に合わない!
建設現場では、いまだに「週休2日」が浸透していません。休みの少なさが若手就業者の危機的な減少につながっているのではないかという推測から、国や自治体、業界団体は働き方改革の一環として「週休2日」を推進しようとしています。しかし『施工の神様』が実施した「建設現場の週休2日は、実現できると思う?」というアンケートの結果、建設現場の「週休2日」について「実現できる」と回答したのは31%にとどまりました。一方、「実現できない」は28%、「困難だが、実現するしかない」という回答は41%に上り、回答者の69%が「週休2日は困難だ」と思っていることがわかりました。つまり、実際に建設現場で働いている方々は、「週休2日」は必要だと考えていながらも、現状では難しいと認識していることが伺えます。(調査概要:Webアンケート / 2018年2月16日~23日 / 施工の神様の読者 219名)
Q1建設現場の「週休2日」は、実現できると思う?
次に、「週休2日」を困難にしている理由を尋ねました。すると、Q2のグラフの通り、回答率が多い順に「工期が間に合わない」33%、「給与が減る」26%、「建設現場の古い固定観念」17%、「下請けの多重構造」13%、「発注者との関係」10%、「その他」1%という結果になりました。(調査概要:Webアンケート / 2018年2月16日~23日 / 施工の神様の読者 219名)
Q2「週休2日」を困難にしている理由は何?
建設現場が週休2日になると、日給月給の職人の手取りが減ってしまうという問題が指摘されています。また、施工管理者の中には「休みよりお金が欲しい」という人も少なくありません。そこで、そもそも建設現場は「週休2日」にすべきなのかというアンケートもしてみました。すると、Q3のグラフの通り、「すべき」52%、「すべきでない」6%、「選択制にすべき」42%となりました。「選択制にすべき」と回答した方に個別質問したところ、「若手不足は週休2日の問題ではなく、業界に魅力がないからだ」「個人の裁量で休むか、稼ぐかを判断したい」などの意見がありました。一方、「すべき」と回答した方の中には「強制的にでも週休2日にしなければ、いつまでも週休2日にならない」という意見がありました。(調査概要:Webアンケート / 2018年2月16日~22日 / 施工の神様の読者 219名)
Q3そもそも建設現場は「週休2日」にすべきなのか?
■喫煙者は30%、意外に少ない?
世間では喫煙者の身は狭くなる一方ですが、建設現場では喫煙者優位という声も聞こえてきます。そこで建設現場で働く方々に、タバコを吸っているか聞いてみました。すると意外にもQ4のとおり、70%は非喫煙者であることが分かりました。しかし、この結果はアンケート回答者の半数以上が技術者(施工管理者)であったためだと推測されます(Q5参照)。回答者に個別質問したところ、技術者(施工管理者)よりも、技能者(職人、作業員等)のほうが圧倒的に喫煙率が高いという意見が複数聞かれました。(調査概要:Webアンケート / 2018年2月1日~7日 / 施工の神様の読者 107名)
Q4あなたは、タバコを吸いますか?
Q5 Q4の回答者の属性
建設業界では今、女性の就業者数を増やす取り組みを実施しています。一般社団法人日本建設業連合会が提唱している女性技術者・技能者の愛称「けんせつ小町」も業界内で定着してきています。しかし、建設現場では力仕事も必要となることから、一部では「女性は役に立たない」という声も聞きます。そこで建設現場での女性活躍は必要なのか本音を聞いてみました。するとQ6のとおり、「必要」86%、「必要ではない」7%、「どちらとも言えない」7%という結果になりました。女性活躍を必要とする回答が多数を占めましたが、依然として必要ではないと考えている人もいることが浮かび上がりました。今後、女性労働者の比率を上げていくためには、環境づくりと同時に、意識も改革していく必要があるのかもしれません。女性活躍が「必要」と回答した方に、その理由を質問したところ、「女性は男性にはない、きめ細やかな仕事ができる」「安全管理の意識が高い」などの答えがありました。(調査概要:Webアンケート / 2018年1月18日~24日 / 施工の神様の読者 200名)
Q6現場での女性活躍は必要か?
建設業界で働く方々は「怖い」というイメージあるそうです。建設業界がメディアで取り上げられるのは、事件事故の報道が多いからかもしれません。しかし、他産業よりは「強面」のおじさん、お兄さんは多いのかもしれません。そこで、「あなたの職場に、見た目は怖いけど、実は優しい人はいますか?」というアンケートを実施してみました。すると「いる(1~5人)」38%、「いる(5~10人)」21%、「いる(10人以上)」37%、「いない」4%という結果になりました。つまり96%の回答者が、身近に見た目は怖いけど、実は優しい人がいると答えたことになります。見た目で判断するのはやめましょう。(調査概要:Webアンケート / 2018年1月15日~21日 / 施工の神様の読者 120名)
施工の神様
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【C4株式会社概要】
代表取締役:上村隆雅
本社:神奈川県横浜市港北区新横浜2-2-15 パレアナビル6F
東北支店:宮城県仙台市青葉区本町2-15-1 ルナール仙台ビル4F
名古屋支店:愛知県名古屋市中区錦2-5-5 八木兵伝馬町ビル3F
郡山復興事務所:福島県郡山市駅前2-10-15 三共郡山ビル北館2F
事業内容:インターネットを利用した広告、 マーケティング、 コンサルティング、 施工管理技士の求人求職支援および人材派遣事業、メディア事業
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