TBM、米国サンフランシスコに初の海外子会社、Times Bridge Management Global, Inc.を設立

石灰石からつくる革新的新素材「LIMEX」のグローバル展開を推進

TBM

 石灰石を主原料とし、紙やプラスチックの代わりとなる新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・製造・販売する株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表:山﨑敦義、以下TBM)は、米国カリフォルニア州サンフランシスコに初の海外子会社「Times Bridge Management Global, Inc.」を設立しましたことをお知らせします。今後は、米国をはじめ海外でのマーケティング活動を加速させグローバル展開を推進して参ります。



■ 背景                    
 2015年、ダボス会議で発表された「今後10年間であらゆる社会問題で影響が大きなリスク」として、「水危機」が1位になりました。また、2014年の国連のレポートでは、「2050年には世界中の40%の人が水ストレス」(1人当たり年間使用可能水量が1700トンを下回り、日常生活に不便を感じる状態)に陥るとされています。当社はこうしたグローバルな環境資源に関する課題を踏まえ、地球にほぼ無尽蔵に存在する石灰石を主原料に紙やプラスチックの代替となる革新的新素材LIMEXをグローバルで普及させるために、初の海外子会社「Times Bridge Management Global, Inc.」を設立致しました。
 2017年から発泡スチレン(カップや皿、肉のパックなど)の販売を市内で禁止する条例が提出されるなど、環境意識が先進諸国の中でも最も高いサンフランシスコに拠点を置くことにより、効果的にLIMEXの認知を高めていきます。シリコンバレーという世界を代表する革新的なベンチャーが常に誕生し共存しているエリアからベンチャー企業であるTBMもグローバルにチャレンジします。これまでもTBMはグローバルな経営の強化をすべく社外取締役にYJ America, Inc.社長、坂本氏が就任し海外企業との連携などを遂行してきました。この度のサンフランシスコ支社の設立により、グローバル展開を推進します。



■ 新会社の概要
法人名称:Times Bridge Management Global, Inc.
所在地:717 Market Street, San Francisco, CA
設立:2016年7月15日
事業内容:Sales and Marketing of paper material and related technologies
取締役:代表取締役社長 山﨑敦義 取締役 吉田大 取締役 松田良成
資本金:$300,000
株主構成:株式会社TBM 100%子会社



■ 取締役 プロフィール
 

代表取締役社長 山﨑 敦義

20歳に中古車販売業を起業。複数の事業立ち上げを行う。30代になり、グローバルで勝負が出来て100年後も継承される人類の幸せに貢献できる1兆円事業を興したいと奮起。時代の架け橋となる株式会社TBMを立ち上げる。2014年ニッポン新事業創出大賞「復興賞」受賞。Job Creation 2015「特別賞」受賞。Japan Venture Awards 2016「東日本大震災復興賞」受賞。




 

 


吉田 大 氏(吉田大法律事務所 弁護士 CA州、HI州)
 

 

ソニー・ネットワークエンターテイメント・インターナショナルに企業内弁護士として勤務後、スクワイヤ・パットン・ボグズ法律事務所に弁護士として勤務。ソニーにおいては主に知的財産権法及び商法の分野に加えて、ソニー本社法務と現地法人法務との連携や、デジタルメディア配信における権利団体との交渉を担当。スクワイヤ・パットン・ボグズ法律事務所においては一部上場企業海外子会社からスタートアップの設立から業務提携、雇用問題など幅広く助言。起業経験としてはMBA取得後にGE(世界最大の複合企業)にてシックスシグマ・ブラックベルトとして業務改善やプロジェクト・マネージメントに就業。その後Blackrock(世界最大の資産運用会社)にてビッグデータのデータベース・エンジニアとしての勤務。
 

 

・学歴
1998年 トロント大学(トリニティー・カレッジ)卒業 (BA with Distinction)
2002年 早稲田大学 大学院 ビジネススクール卒業(MBA)
2011年 ゴールデンゲート大学 法科大学院卒業 (JD 法学博士号)




 

 

松田 良成 氏(漆間総合法律事務所 所長弁護士)
 

・職歴
大阪弁護士会所属
1999年 旧司法試験 合格
2002年 最高裁判所司法研修所 修了
2002年-2008年 森綜合法律事務所(現 森・濱田松本法律事務所)
2008年 NY州司法試験 合格
2008年-2009年 独立系プライベートエクイティファンド運営会社 勤務
その間、新規投資業務及び既存投資先の経営管理・監査役業務に従事
当事務所弁護士法人化に伴う拠点拡大に伴い所長に就任

・学歴
2001年 京都大学法学部 卒業
2008年 University of Pennsylvania Law School, LL.M. program 卒業



■ 新素材「LIMEX(ライメックス)」の特徴
[ LIMEXとは ]
・LIMEXは石灰石を主原料に紙やプラスチックの代替となる新素材。
・エコノミーとエコロジーを両立できる革命的な新素材。
・2013年、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択。
・2015年、宮城県白石市に年産6,000トンのLIMEXを製造する第一工場を建設。
・米国や欧州など世界43カ国にて世界特許を取得済み・申請中。
[ 紙の代替として ]
・地球上の貴重な資源である木や水を使うことなく紙を製造可能。通常、普通紙1トン生産する場合、
樹木を約20本、水を約100トン使うが、LIMEXは原料に木や水を使用せず、
石灰石0.6〜0.8トンとポリオレフィン約0.2トンからLIMEXの紙1トンを生産可能。
・実証実験および品質改良を重ね、従来のストーンペーパーに比べ「軽い」「安い」「高品質」を実現。
・「耐水性」が高く、浴室や水回り、屋外や水中での利用が可能。
・経年劣化に強く、半永久的にリサイクル可能。
[ プラスチックの代替として ]
・従来の原料が石油由来樹脂100%なのに対し、LIMEXでは主原料が石灰石であり、
石油由来樹脂の使用量を大きく削減可能。
・単価の安い石灰石を主原料とすることで価格競争力を有する。
・容器包装リサイクル法において、リサイクル可能な樹脂素材等で製造した容器や包装を使用している事業主は、
行政が行うリサイクル活動費用(リサイクル委託金)を負担する義務を負うが(例えばプラスチックの場合は使
用重量1キログラムあたり45円)、LIMEXの場合はその対象外となり、リサイクル委託金が発生しない。
・LIMEXプラスチックを利用することで、環境負荷軽減に貢献できる。
[ 資源としての石灰石の埋蔵量 ]
・日本でも100%自給自足できる資源。世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵。



■ 株式会社TBMについて                                                                  
会社名    :株式会社TBM
代表者    :代表取締役社長 山﨑 敦義
設立    :2011年8月30日
資本金    :40億6,920万円(資本準備金を含みます)/ 2016年1月時点
所在地    :東京都千代田区丸の内1-3-1 東京銀行協会ビル10階
事業内容    :LIMEX及びLIMEX製品の開発、製造、販売
URL    :http://www.tb-m.com



■ この件に関するお問い合わせ先
株式会社TBM コーポレート・コミュニケーション室 笹木隆之、中島圭祐
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-3-1東京銀行協会ビル10階
TEL: +81-3-6212-7270 FAX: +81-3-6212-7271 Email: infomail@tb-m.com

株式会社ネットワークコミュニケーションズ TEL: +81-3-5830-8970 Email:tbm@nwcom.jp
小金丸彩子 Mobile: +81-90-7849-9808
 

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会社概要

株式会社TBM

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URL
http://www.tb-m.com/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビル15F
電話番号
03-6268-8915
代表者名
山﨑敦義
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2011年08月