テュフズードジャパン、中東湾岸協力会議Gマーク認証・登録のサービスを開始

国際的な第三者認証機関であるテュフズードの日本法人テュフズードジャパン株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：アンドレアス・シュタンゲ）は、電気製品に関する試験・認証取得を支援する「中東湾岸協力会議Gマークの試験と認証・登録サービス」を2017年１月１日より提供開始しました。
2017年１月現在、Gマーク認証取得において強制となっている品目（List２）は13品目あり、テュフズードグループのシンガポール拠点、テュフズードPSBは、その全てにおいてGSO（湾岸標準機構）の認可を受けております。テュフズードジャパンは、日本の中東進出に不可欠なGマークの表示を、試験の段階からワンストップでサポートいたします。

Gマーク認証取得における対象品目List(2)
Gマーク認証の強制対象となっている品目は、以下のList(2)の13品目です。テュフズードPSBは、GSO（湾岸標準機構）のノーティファイドボディであり、これらすべての品目に対し、試験・認証を行うことが可能です。

・家庭用ファン
・冷凍冷蔵機器
・衣類乾燥機・洗濯機
・フードグラインダ・ミキサー・ジューサー
・トースター
・毛髪美容機器・毛髪乾燥器
・室内電気採暖器
・電子レンジ
・調理器・クッキングプレート・グリル・ロースター
・瞬間湯沸器
・電気アイロン
・プラグ・ソケット・アダプタ・延長コード・充電器
・エアコン

急激に成長する湾岸協力会議市場
低電圧機器の安全・EMCに対する欧州CEマーキング・指令と同様、湾岸適合Gマークは強制の要求です。湾岸協力会議加盟国、すなわちサウジアラビア、アラブ首長国連邦、クウェート、バーレーン、カタール、オマーン、イエメンの７カ国に製品を輸出する方々が対象になります。
当該認証に適合することは、この２、３年で急激に成長しつつある湾岸協力会議の市場に参入する場合において、技術的な障壁を大幅に軽減します。認証を取得した製品は湾岸協力会議加盟国の市場に上市する前にGマークを貼付しなければなりません。

CB試験から対応可能なサービス体制
湾岸協力会議加盟国の認証を取得する際に、すべてのサービスを一貫して任せられる認証機関を選ぶことが、大きなメリットとなります。
テュフズードPSBは、IECEE－CBスキームの加盟国認証機関です。
その強みを活かして、Gマーク申請時に必ず必要となるCB試験の段階からサービスを提供しております。
テュフズードPSBがIECEEの加盟国認証機関であると同時にGSOのノーティファイドボディであることは、湾岸諸国のみならず、欧州、韓国、豪州、ロシア、アルゼンチン等々、IECEEのメンバー諸国に輸出をご検討いただく場合でもワンストップのサービスを提供できることを意味します。

テュフズードグループでは、認証取得後のWeb登録、湾岸協力会議加盟各国の技術的差分対応についても対応いたします。また、Gマークスキームの更新、今後の動向などをいち早くキャッチして申請者様にお知らせいたします。

※テュフズードのグローバルネットワークで、他の仕向地（IECEEのメンバー諸国以外）の対応も承ります。また、今後の動向が注目されているList（1）に関しましても当局の決定に適応したサービスを提供し、GMA（グローバルマーケットアクセス）分野の拡充を推進していきます。

テュフズードは、試験、検査、監査、認証を専門とする、高品質で安全なソリューションを提供しています。1866年以来、同社は技術関連のリスクから、人、財産および環境を保護するという基本理念のもとに取り組み続けています。ドイツのミュンヘンに本社を置く テュフズートは、全世界に850以上の拠点を置き、24,000人以上の専門家チームにより、世界的に活動しています。非常に貴重な洞察力に公平な専門知識を組み合わせることで、同社は、企業、消費者および環境に対する具体的な価値を高めています。テュフズートの狙いは、効率を上げ、コストを削減し、リスクを管理するために、世界中の包括的なサービスで顧客をサポートすることです。今日では、「次の実践」を形成する未来志向型企業としての重要な役割を果たしています。http://www.tuv-sud.jp