MOVIMAS、NTT Comが提供するセキュアなVPN環境下で「Box」が利用できる「Box over VPN」のサービスを用いたIoTソリューションを提供開始
株式会社MOVIMAS(本社:東京都新宿区 代表取締役:兒玉則浩 以下、MOVIMAS)は、NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:庄司哲也 以下、NTT Com)が提供するセキュアなVPN*1環境下でコンテンツ・プラットフォーム「Box」が利用できる「Box over VPN」と、安川情報システム株式会社(本社:北九州市八幡西区 代表取締役社長:遠藤直人 以下、安川情報システム)が提供する画像監視サービス「MMsmartMonitor」を、MOVIMASが提供する「MOVIMAS IoT-PF」上で「Box」のAPIを用いて連携させます。これにより、IoTソリューションビジネス構築事業者として日本で初めて「Box over VPN」を用いたIoTソリューションの提供を開始します。
上記に加え、MOVIMASと安川情報システムは、IoTソリューションビジネスで展開する「MOVIMAS IoT-PF」と「MMsmartMonitor」を組み合わせ、農業IoT向け画像サービスとして共同で開発し、2018年7月30日よりMOVIMASが提供を開始します。
▼配線不要・防塵防水の無線カメラでIoT自動化システムの監視・管理を支援
安川情報システムの画像監視サービス「MMsmartMonitor」は、シリコンバレーのベンチャー企業LOCIX社が開発した配線不要の省電力HD無線カメラとクラウドサーバ上に構築した管理システムを組み合わせたサービスです。クラウドビューワ付きで蓄積した画像がすぐに閲覧できるほか、AIによる画像分析サービスとの連携も可能です。 ※別途契約が必要です。
■セキュアなVPN環境下で「Box」が利用できる「Box over VPN」の特徴
▼「Box」のサービスを閉域網で利用可能
「Box over VPN」は、NTT Comの企業向けVPNサービス「Arcstar Universal One」上に構築されています。また、やり取りされるデータはインターネット環境とは完全に切り離されたネットワークを通るため、インターネット上での情報の盗聴や漏えいのリスクを最小化し、高いセキュリティレベルを担保することができます。
▼エンド・ツー・エンドの一元保守体制により、トラブル時も迅速に対応
NTT Comが「Box over VPN」のネットワークを常時監視します。また、「Box」のサービスも含む24時間365日の一元保守受付窓口を提供します。
■IoT普及におけるセキュリティ課題へのアプローチ
▼IoTソリューション向けに「MOVIMAS IoT-PF」のサービスで提供可能
MOVIMASは、IoT機器のセキュリティ対策を課題として捉えています。MOVIMASが提供するIoTワンストップサービス*2においては、この課題を連携するパートナーであるNTT Comの企業向けVPNサービス利用による高いセキュリティレベルの担保や安川情報システムのAIによる画像分析サービスを共同で開発することで解決し、IoT普及のニーズに応えます。
■「Box over VPN」を用いたIoTソリューション展開
*1: Virtual Private Network の略。専用線のようにセキュアな環境を仮想的に構築して実現するサービスのこと。
<参考:「Box」サービスの概要>
Boxのコンテンツ・プラットフォームは、シングルサインオンおよびマイクロソフト社のActive DirectoryおよびLDAPをサポートします。これらのサービスは堅牢なセキュリティを担保し、一般企業、医療機関、公共サービスを含むあらゆる業種での使用を可能にし、SSAE16 SOC-1 Type II, HIPAA, Safe Harborなどのセキュリティ仕様にも準拠しています。ISMS認証で不可欠なファイルへのアクセス履歴を管理することでモニタリングをサポートするだけでなく、誤って上書きしてしまった場合にファイル履歴管理によって以前のバージョンのファイルを回復することができます。
*2: 顧客ニーズへの対応や課題の解決に向けて、MOVIMASが掲げる事業ミッションである「モバイル技術で社会インフラを豊かにする。」を地域のインフラ活用から事業モデル構築によるビジネス企画立案とビジネス設計でIoT商品企画及び開発を進め、顧客と協働で事業モデルの実現を推進するサービスのこと。
<参考:MOVIMASが提供するIoTワンストップサービスの概要>
岩手県八幡平市では、30年以上前から地熱発電所から供給される熱水を暖房に利用したビニールハウス(以下「熱水ハウス」)での農業が行われてきたが、高齢化による就農者離れや施設の老朽化等の問題があり、現在は未活用になっている施設が多いことから、未活用の熱水ハウスで縦型水耕栽培農法を用い労働の軽減によるビニールハウスの高収益化を図るとともに、クラウドでビニールハウス内の環境制御を行う栽培管理システムを導入し、農業ノウハウを共有・蓄積する事で新規就農者のスタートアップを支援することを目指しています。
MOVIMASと八幡平市でIoT活用による地熱を活用した熱水ハウス再生事業連携及び農業振興への寄与を目的として、平成29年8月7日に包括連携協定の締結を行い、新規就農者向け次世代型の縦型水耕栽培IoT自動化システム開発ならびに熱水ハウスの再生のため、新たな農業ビジネスモデルとして耕作放棄されたビニールハウスを再生し新規就農者を育成する「スマートファームプロジェクト」を平成29年9月7日より推進しております。
※本リリースに記載されているその他の社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
<関連リンク>
■Box over VPN
https://www.ntt.com/business/services/application/online-storage/box.html
■本件に関する連絡先
・株式会社MOVIMAS
https://movimas.jp/
ソリューション本部 西山
03-6279-0485
markesol@movimas.jp
・安川情報システム株式会社
https://www.ysknet.co.jp/
マーケティング本部
IoTコンサルティング部 高井
03-6865-8900
marke@ysknet.co.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像