【パタゴニア日本支社】マイクロファイバー汚染の実用的な解決策のひとつとして、日本初上陸「GUPPYFRIEND ウォッシング・バッグ」 の取り扱い開始 

パタゴニア日本支社

アウトドア企業のパタゴニア日本支社(本社:米国カリフォルニア州ベンチュラ、日本支社:神奈川県横浜市、支社長:辻井隆行)は2018年3月8日(木)より、日本初上陸となる、洗濯中のマイクロファイバーの流出を大幅に削減する洗濯バッグ「GUPPYFRIEND ウォッシング・バッグ」の取り扱いをパタゴニア全直営店舗とウェブサイトにて開始します。

GUPPYFRIEND ウォッシング・バッグGUPPYFRIEND ウォッシング・バッグ

「GUPPYFRIEND ウォッシング・バッグ」は、洗濯時に抜け落ちる非常に細かなマイクロファイバー(※1)を集めます。また柔らかな表面が繊維の抜け落ちを抑え、その結果衣類の寿命を延ばします。当製品は、ドイツのパタゴニアのパートナー「STOP! MICRO WASTE」(※2)によって製造されています。

 パタゴニアではマイクロファイバー汚染問題を深刻に捉え、問題の大きさと全容をより深く理解するとともに、解決に向けた取り組みを行っています。「GUPPYFRIEND ウォッシング・バッグ」が唯一の解決策というわけではありませんが、「いま、できること」として、このたび「GUPPYFRIEND ウォッシング・バッグ」の提供を日本でも開始します。

「私たちは一回の洗濯の際、化繊の衣類一着から何千もの化繊マイクロファイバーが抜け落ちていることを知っています。またマイクロプラスチック・ビーズに対して化繊のマイクロファイバーは一貫性のない形でより小さな生命体に脅威を及ぼしうること、そして食物連鎖に侵入し、人間の体にまで入り込む可能性があることを知っています。

また私たちは、自分たちが多くのフリースを売っていることもわかっています。他のアウトドアおよびアパレルブランド(そしてその他の産業)が作り、売るすべてのポリエステルとナイロン製品を組み合わせると、私たちが製造するものが重大な問題となるかもしれないことも理解しています。」

プラスチックのごみ問題は陸上だけで起こっていることではありません。海洋研究においては目に見えない無数のマイクロプラスチックの懸念が高まっています。それらは私たちの海に散乱し、水生種が飲み込んでしまい、地球の自然システムを汚染しています。

マイクロプラスチック汚染に関する調査は、科学者やアパレル業界ではまさにはじまったところですが、化繊衣類から抜け落ちるマイクロファイバーは非常に懸念されています。

パタゴニアはこの問題を深刻に捉え、問題の大きさと全容をより深く理解するために資金を投じ、そして影響力の強い解決策を生み出す一助となる措置は何なのかについて、理解を深め、行動を起こしています。そしてお客様には、「いま、できること」をお伝えし、ウェアをより長く使っていただける方法を提供しながら、環境への影響を削減する方法を探し続けています。


マイクロファイバー汚染について私たちができること

◇ 高品質の製品を購入する:私たちの研究では、低品質のフリースはその製品が使われる期間において、高品質のそれと比較すると、大量の繊維が抜け落ちることが明らかになっています。

◇ 洗濯の回数を減らし、ドラム式洗濯機を選ぶ:マイクロファイバーは洗濯中に抜け落ちるため、どうしても必要なとき以外は洗濯しないでください(水の節約にもつながります)。最も使用回数の多いアウターでも、丸洗いはときどきしか必要ありません。泥が付いたら(私たちはそれを願っています)、洗濯機に投げ入れる代わりに、ぼろ切れやスポンジで拭い取ってください。洗濯機についても考えてください:縦型洗濯機で洗った化繊のジャケットは、ドラム式洗濯機で洗った場合に比べて、繊維の抜け落ちが5倍にも上ります。

◇ 繊維のろ過を助ける:化繊の衣類をフィルターバッグに入れて手洗いするか洗濯機で洗うことにより、マイクロファイバーの流出を大幅に減らすことができます。GUPPYFRIEND ウォッシング・バッグはパタゴニアのウェブサイト、また直営店にて入手可能です。


パタゴニアのマイクロプラスチックに関する取り組みは、公式ブログ『クリーネストライン』<https://www.patagonia.jp/blog/tag/マイクロファイバー/>よりご覧いただけます。

 ■ 海の極小プラスチック繊維について私たちが知っていること [2016年7月14日]
 ■ マイクロファイバー汚染に関するアップデート [2017年2月23日]
 ■ マイクロファイバー汚染について私たちができること [2018年3月8日]

 
パタゴニアはマイクロプラスチックの海洋汚染にまつわる深刻な懸念の全容をつかみながら、根本的な解決に向けて主導的に取り組むための最善の機会を探りつづけます。問題に対する理解を深めながら、あらゆる環境的/社会的課題の中でマイクロプラスチック汚染について考える態勢を整えて、肯定的な影響を与え、その結果として情報に基づく明白な決断を下します。

(※1) 極小プラスチック繊維
(※2) サーファーと自然愛好家のグループである「LANGBRETT」によって発足した、ドイツ・ベルリンを拠点とする非営利団体 <https://www.guppyfriend.com>


【 製品概要 】
製品名:GUPPYFRIEND ウォッシング・バッグ
価格:3,996円(税込)
製造元:STOP! MICRO WASTE
販売元: パタゴニア直営店(全22店舗)、ウェブサイト ※アメリカ、ヨーロッパでも販売中
発売開始日 2018年3月8日(木)

特徴:化繊衣類を洗濯すると極小のプラスチック・ファイバーが抜け落ち洗濯機から排水路に流出します。GUPPYFRIEND ウォッシング・バッグは化繊衣類を保護すると同時に、洗濯によって抜け落ち川や海へ流れ出るマイクロファイバーの量を削減します。バッグの滑らかな内側表面は摩耗および繊維の断片化を防ぎ、またバッグ内の衣類は機械的圧力を受けにくく、他の衣類との摩擦も抑えられるので繊維の抜け落ちが減り、衣類の寿命が延びます。GUPPYFRIEND ウォッシング・バッグを使用すると、洗濯機の中に残る繊維の量がGUPPYFRIEND ウォッシング・バッグを使わずに洗った場合に比べ少ないことに気付くでしょう。使用後はバッグからマイクロファイバーを取り除き適切に処分してください。
※パタゴニアは€100,000の助成金を提供して、この製品のさらなる改良を支援しています。
・ ナイロン100%
・ リサイクル可能      
・ 50 x 70 cm

マイクロファイバー 解決のポイントマイクロファイバー 解決のポイント

 


会社概要
パタゴニア社 Patagonia, Inc.
本社所在地: 米国カリフォルニア州ベンチュラ
パタゴニア社設立: 1973年
創業者/オーナー/会長:イヴォン・シュイナード(Yvon Chouinard)
社長/CEO:ローズ・マーカリオ(Rose Marcario)

米国カリフォルニア州ベンチュラに本社を置くアウトドア企業のパタゴニアは、1973年、イヴォン・シュイナードによって設立されました。Bコーポレーションとして認証され、「最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する」をミッションとしています。パタゴニアは確かな製品品質へのコミットメントと環境に関する活動において国際的に知られ、これまでに9,000万ドル以上を助成金や製品寄付として提供しています。

パタゴニア・インターナショナル・インク日本支社 Patagonia International Inc., Japan Branch
所在地:神奈川県横浜市戸塚区川上町91-1 BELISTAタワー東戸塚5階
設立年月日:1988年8月23日
日本支社長:辻井 隆行
公式ウェブサイト: www.patagonia.jp

お客様お問い合わせ先
パタゴニア日本支社 カスタマーサービス (受付時間:月~日 9:00~17:00)
フリーコール:0800-8887-447 (通話料無料)
IP電話サービス/携帯電話専用:045-435-6100 (通話料有料)
所在地:神奈川県横浜市戸塚区川上町91-1 BELISTAタワー東戸塚4階

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会社概要

パタゴニア日本支社

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URL
http://www.patagonia.jp
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
神奈川県横浜市戸塚区川上町91-1 BELISTAタワー東戸塚5階
電話番号
045-435-6000
代表者名
マーティ・ポンフレー
上場
未上場
資本金
-
設立
1988年08月