日本初の本格的ワイン醸造場が醸す“日本ワイン※”牛久ワイナリー「CANON WINE(キャノンワイン)」2品種を数量限定、牛久シャトー限定で新発売
茨城県産の日本ワインをメジャーに!ワイン造りに情熱を傾ける女性醸造家とは?115年の歴史を繋ぐ、日本初の本格的ワイナリー「牛久シャトー」のワイン造り
昭和33年(1958年)に発売された「CANON WINE」は、傳兵衛(でんべえ)が、もともと浅草で酒の一杯売り「みかはや酒店」を営んでいたことから、浅草寺のご本尊である観音菩薩、通称「浅草の観音様」にあやかって「CANON(カンノン≠キャノン)」と命名されました。
半世紀以上、連綿と続く、同社の伝統を伝える「CANON WINE」は、山形県産ブドウを使用し、牛久ワイナリーで製造した“日本ワイン”です。
「CANON WINE Rouge(キャノン ワイン ルージュ)」は、鮮やかなルビー色で、軽やかで飲みやすいミディアムボディの赤ワインに仕上げました。
「CANON WINE Blanc(キャノン ワイン ブラン)」は、輝きのある黄金色で、やや辛口のすっきりとした爽やかな白ワインに仕上げました。
このたび、「CANON WINE」2品種を発売することで、確かな品質の国産ワインを求めるお客様のニーズにお応えします。
※ 日本ワイン:国産ブドウのみを原料とし、日本国内で製造された果実酒。
【商品概要】
商品名 : 「CANON WINE(キャノンワイン)Rouge(ルージュ)」
品目 : 果実酒
原産国 : 日本
アルコール分 : 12.5%
内容量・容器 : 750ml ・ 瓶
参考小売価格 : 1,800円(税抜き)
発売日 : 2018年3月24日(土)
発売地域 : 牛久シャトー限定(800本限定)
商品名 : 「CANON WINE(キャノンワイン)Blanc(ブラン)」
品目 : 果実酒
原産国 : 日本
アルコール分 : 12%
内容量・容器 : 750ml ・ 瓶
参考小売価格 : 1,800円(税抜き)
発売日 : 2018年3月24日(土)
発売地域 : 牛久シャトー限定(450本限定)
~115年の歴史を繋ぐ、日本初の本格的ワイナリー「牛久シャトー」のワイン造り~
【CANON WINE(キャノンワイン)シリーズ復活】
牛久シャトー(茨城県牛久市)内のショップ、レストラン限定で発売する「CANON WINE」は、牛久シャトーの二代目当主・神谷傳蔵(かみやでんぞう)の故郷、山形県産のブドウを使用し、牛久シャトー内の牛久ワイナリーで醸造された“日本ワイン”です。
115年の歳を刻む建物内で今もワイン造りが行われており、近年、日本産ブドウや牛久産ブドウを使ったワイン造りに力を入れ(図1)、商品ラインアップとファンを着実に増やしています。
茨城県産の日本ワインをメジャーに!ワイン造りに情熱を傾ける女性醸造家
【合同酒精(株) フードサービス事業部 佐野 理恵(さの りえ)】
――酵素研究から、念願のワイン醸造へ
輸入品が主流である日本のワイン市場で、日本ワインの醸造への思いを語るのは、牛久シャトーでワイン造りに情熱を傾ける、合同酒精(株) フードサービス事業部 佐野理恵マネージャー。
「2005年に入社、同社の酵素医薬品研究所で酵素の研究に打ち込んだのち、入社当時から興味があったワイン造りができる牛久シャトーに2010年に異動となりました。
牛久シャトーでは、クラフトビールも手掛けており、クラフトビールの生産にも携わりながら、ワイン造りを担当しています。まず、ブドウ栽培のノウハウが自分自身になかったため、勉強の毎日でした。クラフトビールの醸造では、担当者同士で自由な意見交換が行われており、ワイン造りにおいても、畑の土づくりから枝の剪定や収穫時期など、ワイン醸造担当者全員で意見を出し合い試行錯誤を重ねました。
今は県内のワイン醸造場の方々とも積極的に勉強会を開いています。先日も、山梨県にある醸造用ブドウを栽培されている方をお呼びして、勉強会メンバーと一緒に講習を受けました。ここ、牛久シャトーは、日本最古の本格的ワイン醸造場ですが、茨城県内には、ワイン醸造所が他県に比べてまだまだ少なく、勉強会でも、茨城県産のワインをメジャーにしていきたいと、いろいろな意見を出し合っています。
牛久シャトーでは、垣根栽培でブドウを栽培しています。垣根栽培は、樹一本一本に注意して管理できる、ヨーロッパで多く行われている伝統的な栽培方法です。同じ場所で採れたブドウでも、年によって糖度、酸度や香りが違ってくるので、ワイン造りは常に試行錯誤の連続です。
2017年は、私にとってもチャレンジの年でした。8月から12月の5か月間休職し、山梨にある老舗ワイン醸造場で醸造用ブドウの栽培、ワインの仕込みから樽入れや瓶詰めまでの作業を研修させていただき、ワイン造りのことだけを考えていた毎日でした。そこで経験した事をワイン造りに活かしていきたいと思います。
今後は、牛久産ブドウを使った、質の良いワインを生産していきたいです。」
――日本初の本格的ワイン醸造場「牛久シャトー」とは
JR常磐線「牛久駅 東口(シャトー口)」より徒歩約8分にある、オエノングループの合同酒精 牛久シャトーは、明治36年(1903年)に当社の創業者である神谷傳兵衛(かみやでんべえ)が開設した、日本初の本格的ワイン醸造場です。
当時の建物としては、旧事務室(現:本館)、旧醗酵室(現:神谷傳兵衛記念館)、旧貯蔵庫(現:レストラン キャノン)の三棟が現存しており、かつては牛久駅まで鉄路が敷設され、ここで製造されたワインをトロッコで出荷していました。
23町歩の広大な土地(東京ドーム約5個分)で、約6,000本のブドウを栽培し、当時の最新機械と技術を海外から取り入れることで、高級ワインの生産を可能としていました。その品質は、国内の数々の名誉ある賞を受け、また海外からも高く賞賛されました。
牛久シャトーは、明治時代中期の本格的煉瓦造りワイン醸造場の主要部がほぼ完存していることから、平成20年(2008年)に「国の重要文化財」に指定されています。
――ワインだけじゃない!世界が認めたクラフトビール
牛久シャトーではクラフトビールの製造も行っています。県内第一号のクラフトビール工場であり、日本地ビール協会主催のインターナショナル・ビアカップでは、10年連続受賞(2016年は、スタイル別で3つの銘柄が銀賞を受賞)しています。
また、世界中のビールを対象としたコンペティション“ワールド・ビア・アワード2016”において、「へレス」と「IPL」の2銘柄がスタイル別のワールドベストを獲得。世界一の栄冠に輝きました。
さらに、牛久産小麦を使用した「牛久ホワイト」は、初出品したインターナショナル・ビア・カップ2015で金賞を受賞。その後、毎年、日本地ビール協会主催のコンペティションで入賞をしています。
――桜満開のシャトー ここでしか味わえないひとときを
牛久シャトーには、約200本の桜があり、見頃を迎えます。3月17日(土)から4月8日(日)まで「牛久シャトー 桜まつり 2018」を開催しており、毎年3万人以上のお客様が来園されます。期間中、牛久シャトーでしか味わえない日本ワイン、期間限定の桜酵母を使用したクラフトビールなどが園内のレストランでお楽しみいただけます。
◎牛久シャトー公式サイト http://www.oenon.jp/ushiku-chateau/
◎オエノングループ公式サイト http://www.oenon.jp
【オエノングループについて】
オエノングループは、持株会社であるオエノンホールディングス株式会社(代表取締役社長:西永裕司 本社:東京都中央区、1924年設立。東証一部上場)を中心に、酒類事業、加工用澱粉事業、酵素医薬品事業、不動産事業などを展開する11社で構成される。コア事業である酒類事業は、焼酎、清酒を中心に、チューハイ、ワイン、製菓用洋酒など幅広く取り扱う。2017年のグループ売上高は787億円、従業員数は955名。(2017年12月末現在)
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