April Dream Project

「アニマルセラピー」のボランティアの責任感と意識の向上を目指す!

動物を導入する取り組みに携わるすべてのボランティアが適切な知識を身に付けた上で活動に参加できるようなリソースを届けます

このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。

当法人は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「一般社団法人アニマル・リテラシー総研」の夢です。

一般社団法人アニマル・リテラシー総研(Animal Literacy Research Institute, 以下ALRI)は、いわゆる「アニマルセラピー」と呼ばれる医療、福祉や教育施設などに動物を導入する取り組みに携わるボランティアたちが、適切な知識を身に付けて、責任感と高い意識を持ち合わせた上で、こういった取り組みに参加できるようにするようなリソースをお届けすることに力を入れてまいります。

「アニマルセラピー」に携わるボランティアたちが必要な基礎知識を身に付けて責任を持った活動を展開させることにより、参加するすべての人間と動物の安心・安全をより的確に担保することができるようになり、こういった取り組みにより届けられる「動物の癒し」の質がより高まることが期待できます。

「動物の癒し」をより適切に届けるためには、準備とリスク管理が必須

いわゆる「アニマルセラピー」と呼ばれる活動は、正式には動物介在介入(Animal Assisted Intervention, AAI)と言います。人間の治療や生活の質の向上を目的として「動物の癒し」を医療福祉施設等々に届けるために、動物を連れたボランティアが訪問する取り組みを想起する方が多いのではないでしょうか。また、「高齢者福祉施設に犬連れのボランティア団体が訪問」など、ニュースでこのような取り組みを目にすることもあるのではないでしょうか。

動物が人に癒しを与え、リラックス効果をもたらしたりするということはよく知られていますが、動物を脆弱な集団が入院・入所しているような医療福祉施設に入れるということには、リスクも伴うことを理解しなければなりません。動物由来の寄生虫や病原体など、公衆衛生上のリスクもさることながら、動物がかみつく、飛びつくなどして、患者や入所者に物理的危害を加えてしまう危険性も考えなければなりません。

さらに、「動物の癒し効果」の背景には、「原始の血説」という説があるとされています。この「原始の血説」によると、人類の長い歴史の中で動物と時空を共有してきた人間たちは、彼らを環境のバロメーターとして捉えていたとされています。動物たちが、自分たちに害をなす敵や天候・自然現象などの予兆を感じ取って不安な様子でいると、そこの環境には自分たちにとっても危害が及ぶ何かが存在する可能性が高いと人間たちは考え、逆に動物たちが安心した様子で過ごしていると、その環境には危険がないと人間たちは解釈し、自らもリラックスできるようになるのです。このような、人間が動物から環境の「安心度」を無意識に読み取っているということが、動物がもたらす癒しの根本にあるものとされています。こういった背景があり、AAIでは参加する動物が不安な状態だと、本来の目的の「癒し」をお届けすることが難しくなってしまうということがあります。このため、人との触れ合いを心から楽しめる性格を持った動物など、活動に適性のある動物を選定したり、現場では動物の福祉が担保されるように配慮して動物が安心した状態で活動を展開させることができるようにする必要があるのです。(※)1

また、動物側だけではなく、ボランティアとして活動している人間(動物を連れて施設を訪問する者たち)側においても準備やリスク管理が必要です。例えば、ボランティアをこのような施設に入れるということは、ボランティアのマナーや守秘義務などのコンプライアンスについても考えなければなりません。さらには、上述したような参加動物の福祉に対する配慮が必要ということは、ボランティアたちは動物の扱いやその福祉に関する知識や意識も身に付けていなければならないということになります。このため、ボランティア側の準備やリスク管理として、施設での立ち振る舞いや、活動に必要な知識や意識を身に付けるためのボランティア教育が必須なのです。

求められるボランティア教育

こういった背景があり、参加するすべての者たちの安心・安全を担保し、より質の高い「動物の癒し」を届けるためには、参加するボランティアの教育が必要不可欠になります。上述したような動物に起因する公衆衛生上の課題に対応し、動物による事故を予防するために、動物の衛生管理や行動管理に関する知識や技術、動物の福祉を守るための触れ合いの方法や心構え、施設で入所者や患者に対応する際の立ち振る舞いやコンプライアンス上の知識、さらには活動現場である施設の仕組みや守るべきルールなど、ボランティアが適切な活動を展開させるために学ぶべきことはたくさんあります。

理想的には、動物を導入する取り組みを展開させるためにボランティアをかかえている団体が、それぞれのボランティアのために、上記のような内容の教育プログラムを持ち、実際に活動現場に出ていく前のボランティアたちに必要な知識・意識・技術を身に付けてもらうことを通して、各々のボランティアが自らの責任を自覚して活動できるようにすべきなのです。

当法人のボランティア教育にかかわる取り組み

日本においてAAIにかかわる取り組みを展開させている団体は数多く存在します。様々な状況下や活動現場で各々の取り組みに注力している団体がボランティアの教育について知り、そういった教育の内容をいかにあつらえるべきかについて知識を身に付けることに活用してもらえることを願い、先月、当法人ではボランティア教育に関する基本を整理した電子資料(PDF)の販売を開始いたしました。(※)2当法人では、個別の団体にあつらえた形の団体内研修の企画(※)3や、動物介在介入の各論に関するオンラインセミナー(※)4など、AAIのボランティア教育に活用していただけるようなリソースを既に提供していますが、今後は無料のリソースを含め、日本各地のAAIに携わる団体に、それぞれのボランティア教育の質を高めるために役立てていただける情報発信をさらに強化していくことに取り組みます。「動物の癒し」を受け取る側のクライアント、届ける側のボランティアや参加動物、携わる者すべてが楽しく、安心・安全にAAIに取り組むことができる世の中に貢献できればと願っています。

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。

注釈

(※)1 「動物の癒し効果」の背景の詳細についてはこちらをご覧ください: https://www.alri.jp/?mode=f22 

(※)2 電子資料に関する詳細についてはこちらをご覧ください: https://www.alri.jp/?pid=184965002 

(※)3 団体内研修のサービスに関する詳細については、こちらをご覧ください:

https://www.alri.jp/?mode=f7#section10 

(※)4 当該オンラインセミナーシリーズに関してはこちらをご覧ください: https://www.alri.jp/?mode=f87#title2 

一般社団法人アニマル・リテラシー総研

法人概要
一般社団法人アニマル・リテラシー総研は、動物福祉や人と動物との関係学など、動物とのかかわりにおけるアニマル・リテラシー、すなわち一般教養の向上を目的とした情報提供及びコンサルティングサービスを行う法人です。~動物とのかかわりに教養と専門性を~

法人名: 一般社団法人アニマル・リテラシー総研 (http://www.alri.jp) 
代表者: 代表理事 山﨑恵子

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会社概要

URL
http://www.alri.jp
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都清瀬市竹丘3-4-25
電話番号
042-427-8010
代表者名
山﨑恵子
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年07月