コロナ禍で拡大するEC市場!一方、EC事業者の約3割が自社商品展開前に「商標登録していない」と回答
〜商標登録しなかったことで、「同じまたは似ている商品名で販売された」経験者約7割〜
cotobox株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:五味 和泰)は、国内EC事業を展開する経営層・役員・担当者(事業責任者やマーケティング責任者)107名を対象に、商標に関する実態調査を実施しましたのでお知らせいたします。
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年2月16日~2021年2月18日
有効回答:国内EC事業を展開する経営層・役員・担当者(事業責任者やマーケティング責任者)107名
- コロナの影響により、EC事業に投資している事業者は約6割
・投資している:63.6%
・投資していない:36.4%
- 自社商品をECに展開する前に「商標登録をした人」は約7割、「商標登録をしなかった人」は約3割
・商標登録を全てした:39.7%
・商標登録を一部した:30.9%
・商標登録をほとんどしなかった:14.7%
・商標登録を全くしなかった:14.7%
- 商標登録をしなかった理由として、「商標登録のメリットが分からなかった」「申請業務より他の業務を優先していたから」など
・商標登録のメリットがよくわからないから:30.0%
・申請業務より他の業務を優先していたから:30.0%
・申請が面倒だったから:25.0%
・申請方法がよく分からなかったから:25.0%
・商標知識がなかったから:20.0%
・商標に関して難しいと感じていたから:20.0%
・その他:15.0%
- 商標を申請しなかったために「後悔した経験がある人」は35.0%
・経験がある:35.0%
・経験がない:40.0%
・その他:25.0%
・答えたくない:0.0%
- 商標登録しなかったことにより後悔している内容として、71.4%の人が「同じまたは似ている商品名で販売されたこと」と回答
・同じまたは似ている商品名で販売されたこと:71.4%
・他社や他人に商標権をとられたこと:57.1%
・商標権の問題があったこと:42.9%
・自社の権利を主張できなくなったこと:42.9%
・商標問題で事業から撤退しなければならなかったこと:14.3%
・その他:0%
- 商標登録方法、「弁理士・弁護士を通じて」は56.3%、「ネット特化型の商標検索サービスを通じて」は31.2%
・弁理士・弁護士を通じて登録をおこなった:56.3%
・ネット特化型の商標検索サービスを通じて登録をおこなった:31.2%
・自分で特許庁に手続きして登録をおこなった:8.3%
・その他:4.2%
- 商標登録を簡単にできるサービスがあれば使いたいと考える人は73.9%
・とても使いたい:43.1%
・使いたい:30.8%
・あまり使いたくない:19.6%
・全く使いたくない:6.5%
- まとめ
商標登録を事前にしないことによるデメリットとして、「類似の商品名で販売されること」や「他社に商標権をとられること」などが考えられます。アンケートでも、約7割の人が「商標登録を簡単にできるサービスがあれば使いたい」と回答していることから、自社商品を正しく消費者の元へ届けるため、またトラブルに巻き込まれないためにも、商標の意識を高め、事前に商標登録をする必要があるといえるでしょう。
- 会社概要
所在地 :東京都港区三田3-1-23
代表者 :代表取締役社長 五味 和泰
事業内容:Cotoboxの開発・販売、商標業務DX導入支援、知財情報提供及びコンサルティング、それらに付帯する事業の企画・開発・運営
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