「越える力、ジャパンNGO創業者たちの挑戦」開催日変更のお知らせ

11月12日に日を改め、国際NGOの先駆者たちが福岡県に集結し、それぞれの挑戦を語ります

認定NPO法人ロシナンテス（福岡県北九州市、 理事長：川原尚行）は、NPO法人SALASUSU、認定NPO法人テラ・ルネッサンスと共催する「 越える力、ジャパンNGO創業者たちの挑戦」の日程を、2023年10月28日から11月12日に変更することをご案内いたします。

登壇者の都合により、開催を延期させていただく運びとなりました。

 

• 変更前：2023年10月28日（土）14:00-15:30

• 変更後：2023年11月12日（日）14:00-15:30

医療、平和、教育など多岐にわたる社会課題に真正面から立ち向かい続ける国際NGOの創業者3名が、設立からの道のり、失敗と挑戦、そして未来への展望を赤裸々に語ります。

若い次世代リーダーたちに、社会変革にかけてきた熱い想いと、その実現のためのリアルな経験をシェアできればと思います。

また、日本で調達した寄付金をもとに現地で事業を行うNPO法人の運営は、日本では歴史が浅く、現在も試行錯誤の連続です。道なき道を切り開いてきた創業者の目線から、組織運営の実際の場での挑戦と苦労をご共有します。中小企業の経営者の皆さまに、ぜひ色々とフィードバックをいただける場になればうれしいです。

福岡で、社会課題解決の最前線で活躍する先駆者たちの生の声に触れる貴重な機会です。ぜひご参加ください。

【登壇者】

• 青木 健太 -SALASUSU創業者。「教育」を通じてのエンパワーメントを推進する。

• 鬼丸 昌也 - テラ・ルネッサンス創設者。 地雷処理や元子ども兵の支援を行う。

• 川原 尚行 - ロシナンテス創業者。アフリカで医療支援を行う。

 【イベント概要】

• タイトル: 国際NGO合同イベント ー 越える力、ジャパンNGO創業者たちの挑戦

• 日　程：2023年10月28日(土)

• 時　間：14:00 - 15:30（開場：13:30-）

• 参加費：無料 （要事前申込）

• 定　員：150名（先着順）

• 会　場：北九州市立商工貿易会館2Fホール

• 住　所：〒802-0082 福岡県北九州市小倉北区古船場町1番35号

• アクセス：JR小倉駅徒歩10分・またはモノレール旦過駅徒歩1分

 【お申し込み】

下記URLよりお申し込みください。

https://forms.gle/38Vtteis5gnkHdAr9

参考：

【登壇者プロフィール】

●青木 健太（あおき けんた）

カンボジアの教室で担当トレーナーと話す青木（NPO法人SALASUSU）

NPO法人SALASUSU理事長

https://salasusu.com/　

東京大学在学中、子どもの人身売買撲滅を目指すNPOかものはしプロジェクト設立。14年間のカンボジア駐在を経て出会った「教育」を通じて「自己決定を通じて自分の人生を楽しむ」ためのエンパワーメントに人生を賭ける。IT、ソーシャルビジネス経験を融合し先端的な教育実践をカンボジアで挑戦する。

 

話題提供

困難・挫折：かものはしプロジェクト時代から通算3度のミッション変更を経験。変わり続ける社会と課題に真摯に向かい続ける中で精神的・肉体的限界を感じることも。自らのリーダーシップのあり方を強く問われ続けることとなった。

挑戦：これまで14年間にわたってカンボジアの最貧困層出身の女性たちに雇用と教育の機会を提供してきた。2022年末、彼女らの子どもたち、そして次世代のすべての人々が「Enjoy your life journey - 人生を自分らしく歩んでいける」社会を目指し、公教育改革に着手することを決断。

 

●鬼丸 昌也（おにまる まさや）

ウガンダで職業訓練に励む元子ども兵と鬼丸（認定NPO法人テラ・ルネッサンス）

認定NPO法人テラ・ルネッサンス創設者・理事

https://www.terra-r.jp/　

大学４年生の頃、初めてカンボジアを訪れ、地雷被害の現状を知り「すべての活動はまず『伝える』ことから」と講演活動をはじめる。同年10月、大学在学中に「すべての生命が安心して生活できる社会（=世界平和）の実現」を目的に、「テラ・ルネッサンス」を設立。同団体では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵や紛争被害者の自立に必要な支援を実施している。2022年、約150のNGOが加盟する「NPO法人国際協力NGOセンター（JANIC）」の理事長に就任。「対話」と「連帯」による社会変革を目指す。

 

話題提供

困難・挫折：代表の鬼丸は国際協力に必要な英語が話せない。一方、そんな自分にもできることがあると考え、国内での平和教育や啓発に注力。団体の活動が認知・拡大していくきっかけになった。

挑戦：紛争被害者への支援だけでなく、平和教育や啓発の取り組みから紛争予防にも注力。2021年以降、「グローバル人財育成」と題しこの取り組みを強化。2022年には本事業が評価され表彰を受ける。
https://www.terra-r.jp/news/press-release/20230215.html

 

●川原 尚行（かわはら なおゆき）

スーダン事業地の子どもたちと川原（認定NPO法人ロシナンテス）

認定NPO法人ロシナンテス 理事長

https://www.rocinantes.org/　

九州大学大学院医学系研究科修了後、外務省へ入省、医務官として内戦中のスーダンへ赴任する。目の前で苦しむ現地の人々を目の当たりにしながらも、立場上できることがなかったことから、医務官の職を辞し単身で医療活動を開始。2006年に高校時代のラグビー仲間を中心にロシナンテスを設立。アフリカ・スーダン、ザンビアにおける開発支援、国内での災害支援など様々な活動を展開。著書に『行くぞ！ロシナンテス 日本発 国際医療NGOの挑戦』（2015年）。 長崎大学、九州大学で客員教授を務める。

 

話題提供

困難・挫折：ご寄贈いただいた日本の薬をスーダンに持ち込もうとしたが、国のルールでNG、すべて廃棄に。また、政変、コロナによる2度の国外退避を乗り越え活動を続けていたスーダンで軍事衝突が勃発し、スーダンから一時撤退中。

挑戦：アフリカでの創薬やITCを活用した地域医療の発展について、九州大学や民間企業、研究所などとの産学連携によるプロジェクトを推進中。アフリカの政府を含む多様なアクターを取りまとめながら、アフリカの地で新しい取り組みの導入を進める。

●モデレーター：坂口月香

北九州市立大学地域創生学群地域創生学類2年、キタキュープロモーション実習実習長。小学校5年生の時､父と行ったタイで、中心部やスラムを見て貧富の差を感じ、国際協力に関心を持つ。2023年8月20日〜9月21日の1ヶ月間、カンボジアに渡航。ホームステイをしながら、教員の足りない小学校で英語や生活衛生の指導を行なった。将来は国際系や国際協力の道に進み、人のため、世界のために尽力していきたいと思っている。

【お問い合わせ】

認定NPO法人ロシナンテス

〒802-0082  福岡県北九州市小倉北区古船場町1-35  北九州市立商工貿易会館 7F

TEL: [phone]（電話受付：平日10:00-17:00） / FAX: [phone]

お問い合わせフォーム：https://www.rocinantes.org/contact/