『緊急事業承継ガイドブック 社長が突然死んだら?』を2021年3月17日に刊行
株式会社税務経理協会(東京都新宿区 代表取締役社長 大坪克行)では、2021年3月17日に伊勢田篤史(弁護士・公認会計士)著『緊急事業事業承継ハンドブック 社長が突然死んだら?』を刊行致しました【四六判 並製 208頁 ISBNコード:9784419067793 定価(本体価格1,700円+税)】。
資金繰りは? 社葬は? 代表取締役の選任は!? 大混乱を回避するための必読書!
今後10年で70歳を超える中小企業経営者は240万人以上となり、そのうち半数が後継者を決めていないといわれています。多くの経営者が高齢化しているなか、事業承継は日本社会における喫緊の課題であることは明らかでしょう。
しかし,多くの経営者は、事業承継の必要性は感じていても、口をそろえてこう言うのです。
—俺は絶対に死なないから—
この発言は、本当に死なないと思っているということではなく、「まだ時間があるから大丈夫」という意味ですが、果たして本当にそうでしょうか?
そうは言いながらも、ふと「俺が死んだら会社はどうなるかな……?」と考える方も多いのではないでしょうか。もしかしたら、ご家族や従業員の方が「今、社長が倒れたら、わが社(私たち)はどうなる?」と不安に思っているかもしれません。
中小企業のように、社長の存在が大きい会社ほど、経営者の突然死は企業に甚大な影響を与えます。社長の死亡とともに資金繰りがショート……なんていうこともよくあるのです。
そこで本書は、中小企業の社長である主人公と一緒に、実際には見ることができない「自分が死んだ後の会社の行く末」を見ながら、当日の緊急対応から必要な事前準備まで、ストーリー形式で一つ一つ解説していきます。
残された従業員には、社長死亡の一報直後から、次々と難問が立ちはだかります。
・どのように社員へ説明するのか?
・資金繰りはどうなっている? 資金ショートの可能性は?
・法人保険の請求には何が必要? 手順はどうなる?
・次の代表取締役はどうやって選任するのか?
・社葬は縁切り場といわれているって本当? などなど……
残された家族も、相続はどうする?一族から後継者を出すのか、それとも会社を売却するのか? といった問題をクリアしなければなりません。
死んでみて初めてわかる「ああすればよかった……こうすればよかった……」のオンパレード! 経営者だけでなく、その家族や従業員、顧問税理士にとっても役に立つ現代日本の必読書です。
【執筆者プロフィール】
伊勢田 篤史(イセダ アツシ)
一般社団法人緊急事業承継監査協会 代表理事
日本デジタル終活協会 代表理事
となりの法律事務所パートナー
私立海城高等学校卒業、慶応義塾大学経済学部卒業、中央大学法科大学院修了。
「相続で苦しめられる人を0に」という理念を掲げ、終活弁護士として、相続問題の紛争予防対策に力を入れている。
【目次】
第1章 当日対応
1 当日の流れ
2 経営者による日常業務の引継ぎ
第2章 資金繰り
1 半日で引き継ぐ、会社の資金繰り業務
2 経営者突然死における資金繰りへの影響
3 掛けててよかった生命保険 ~保険金請求の注意点~
第3章 代表取締役の選任
1 「代表取締役」が死亡した場合の対処法(後継者の選び方)
2 「代表取締役死亡後」の株主総会決議のやり方
3 「経営者死亡」後の緊急事態における株主総会決議のやり方
第4章 社葬(団体葬)
1 社葬(団体葬)とは何か
2 社葬の必要性
3 経営者突然死後の社葬対応
第5章 相続
1 相続に関する基本的な手続の流れ
2 経営者の相続手続で注意すべきポイント
3 相続税について
第6章 会社の売り方
1 遺族が知っておくべき会社の売り方
2 経営者の遺族に立ちはだかるM&Aの3つの壁
3 補講—寝た子を起こすM&A—
終 章 創業家が考えておくべきこと
1 経営者がすべき生前対策
2 経営者の家族がすべき生前対策
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