Pfizer社との多岐にわたる研究開発提携において進捗があり初の臨床開発候補物質を創出

当社グループは、Pfizer Inc.(以下「Pfizer社」)との多岐にわたるGタンパク質共役受容体(GPCR)に対する創薬に関する戦略的提携が円滑に進展し、初期段階ではありますが良好な成果が見られましたのでお知らせいたします。この提携の研究段階において、重要な疾患領域においてPfizer社が選定したGPCRに対する新規候補研究プログラムで進捗があり、それによりマイルストンを達成しました。



これらのターゲットは、代謝性および炎症性疾患の重要な作用部位として、臨床および生物学的に役割が明確にされているものの、内在する技術的課題から、従来の創薬アプローチでは候補薬の創出が困難でした。これらの課題に対応するために、当社グループとPfizer社の研究者が緊密に協働し、専門性を補完的に活用することで、当初Pfizer社が選定した最大10種のGPCRに対する構造ベース創薬(SBDD)が可能になりました。

 

今回の成果は、これらのターゲットへの取り組みに当たり、当社グループが提供した、特定のプログラムに関する安定化された受容体(StaR®タンパク質)、X線構造情報、および生物物理学的データによるものであり、これによりPfizer社よりマイルストンを受領しており、これには本日発表した3百万米ドルが含まれます。さらに定められた条件が満たされれば、追加のマイルストンの達成に応じた支払いを受領し、さらにロイヤリティを受け取れる契約となっています。また、2015年には、ファイザー製薬株式会社が当社に対して33百万米ドルを出資しています。なお、この提携による科学的成果は、両社共同で発表する予定です。

 

当社執行役副社長チーフR&Dオフィサーであるマルコム・ウィアーは次のように述べています。「Pfizer社は、GPCR構造研究が創薬にもたらす価値の重要性をあらためて認識しています。提携開始以降、両社の研究者が深めてきた関係と交流から生まれる成果、特に本日発表した成果につき喜ばしく思います。これは、一つには当社独自のSBDDプラットフォームを共同で応用することで可能となり、他の有望なプログラムにも使われています。今後数年間で、これらのプログラムが引き続き進捗していくことを期待しています。」

 

Pfizer社の医薬品設計部門ヘッドであるシャーロット・アラートン氏は、次のように述べています。「Sosei Heptaresとの提携における進捗に非常に満足しており、将来の取り組みについても楽観的な見通しを持っています。Sosei HeptaresのGPCR構造ベース創薬は、重要な疾患ターゲットを調節できる低分子設計を可能にする潜在力を持った、貴重で新しいアプローチを提供するものです。」

 
以上

 

Pfizer社との提携についての追加情報

2015年11月、当社グループは、Pfizer社との間で、複数の領域における最大10種のGPCRターゲットに対する新規医薬品開発に関する戦略的提携を行いました。

当社グループは Pfizer 社が選択した複数の GPCR に対して、独自の GPCR 構造ベース創薬プラットフォームを用いて作製した 安定化された受容体(StaR®タンパク質)や高解像度の結晶構造情報等を Pfizer 社に提供します。一方、Pfizer 社は本提携から生み出された各ターゲットに対する全ての治療薬(低分子およびバイオ医薬品)に関して開発・製造販売の責任を負い、グローバルでの独占的開発・製造販売権を保有します。

また、当社グループは開発、申請・承認、商業化に伴いマイルストンを受領できる条件となっています。さらに、Pfizer社により商業化された全ての製品について売上高に応じた段階的ロイヤリティを受け取る契約となっています。また、提携に当たり、ファイザー製薬株式会社が当社に対して出資しています。

 

Sosei Heptaresについて

当社グループは、Gタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自のStaR®技術並びに構造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬のデザイン・研究開発にフォーカスした、国際的なバイオ医薬品企業グループです。当社グループは提携あるいは自社開発により中枢神経系疾患、がん、代謝疾患、その他希少疾患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。現在進行中の開発プログラムには、Allergan社との提携によるアルツハイマー病の対症療法を目的とした候補薬や、AstraZeneca社との提携によるがん治療を目的としたがん免疫療法の開発も含まれています。その他に、これまでNovartis社、Pfizer社、第一三共株式会社、ペプチドリーム社、Kymab社、MorphoSys社等と提携しています。東京に本社を置き、英国のケンブリッジに研究開発施設を有しています。

 

「Sosei Heptares」は、東京証券取引所に上場しているそーせいグループ株式会社(証券コード4565)のコーポレートブランドです。

 

詳しくは、ホームページhttps://www.soseiheptares.com/をご覧ください

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