日本気象協会と連携し、暴風の注意喚起と修理案内を発信する新サービス「暴風アラート&サポート」を2024年1月より提供開始
「暴風アラート&サポート」を2024年1月より提供開始
本サービスは、日本気象協会が今年2月に開発した高精度・高頻度・高解像度な気象予測モデルである「JWA統合気象予測」と、当社の補償選択型住宅用火災保険「iehoいえほ」の住所データを連携させることで、暴風被災の可能性が高い地域にお住まいのお客様に注意喚起を行うとともに、保険のお手続き方法や家屋の修理サービス(キャッシュレス・リペアサービス※)をメールで案内します。風災対策に加え、万一の被災時は速やかな復旧をサポートします。
※修理が必要になった場合、全国500超の優良工務店を紹介するサービス(2023年12月1日サービス開始)
https://www.jihoken.co.jp/whats/wh_detail.html?p=4975
台風などの自然災害により、住宅用火災保険の全請求件数のうち風災(雹(ひょう)災を含む)に関する請求は49%(損害保険料率算出機構データ※)と約半数を占めています。
※2022年度版 火災保険・地震保険の概況/火災保険住宅物件事故種別支払統計表2017~2021年度分を合計。落雷は自然災害に含む。地震保険の事故は除く。
従来は、お客様からご連絡いただいた後に保険会社としての対応を開始していましたが、本サービスでは「JWA統合気象予測」によるピンポイントな注意喚起と被災時に役立つご案内を併せて行うことで、被害のない段階から万一の時まで連続したサポートが可能になります。
また、一般的な天気予報の風速(時間単位)は、表記時間の前10分間の平均風速を予測・計算し、表示しています。(例:10時の予報であれば9:50~10:00の「平均」風速)
しかし、家屋が破損する状況を考えた場合、この予報では不十分と判断し、本サービスでは、該当時間内(例の場合、9:00~10:00)の「最大瞬間」風速を市区町村単位で予測計算し、30秒速メートル(m/s)以上となった場合にアラートを発信することで、より正確なリスク把握を可能としました。(詳細、後述3.)
本サービスは日本気象協会と当社が共同で研究を行う中で、お客様の安心と快適な生活の実現を目指し開発いたしました。今後も気象データの活用を推進し、新たなサービスを開発していく予定です。
1. 実施時期(予定):
2024年1月18日(木)
2. サービスの対象者:
当社補償選択型住宅用火災保険「iehoいえほ」のお客様
3. 活用気象データの概要:
日本気象協会が独自に開発したJWA統合気象予測による1時間単位72時間先までの高精度風速予報
*該当時間内の最大瞬間風速を予測します。(一般的には該当時間前10分間の平均風速)
4. サービスのスキーム:
①日本気象協会から上記データを当社に連携
②当社で上記データのうち最大瞬間風速が30m/s以上※の風速の地域と対象者の住所データをマッチング
③該当者に注意喚起及び保険金請求方法と修理サービスのご利用方法をメールでお知らせ
※状況により、調整・変更する可能性があります。
5. iehoいえほの紹介:https://www.jihoken.co.jp/kasai/ih/?agentCode=HM003002201
ジェイアイ傷害火災保険が提供するインターネットでお申し込みができるダイレクト型の火災保険です。様々な手続きをオンラインで行うことで事務コストを節減し、お客様の利便性向上と保険料の低減を実現しています。
6. 日本気象協会の紹介:https://www.jwa.or.jp/
民間気象企業の先駆けとして1950年に誕生した日本気象協会は、昭和~令和に至る各時代で最先端の気象解析技術を使い、防災・減災に資する気象コンサルティングを行ってきました。独自開発した「JWA統合気象予測」により「暴風アラート&サポート」を強力にバックアップします。
※このリリースは金融記者会にも配布しています。
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