刺繍アートブランド「&T（アンドティー）」ローンチおよび販売開始

タジマ工業株式会社は、機械刺繍による刺繍アートブランド「&T（アンドティー）」をローンチします。

「世界で活躍するアーティスト」と「タジマの技術」を掛け合わせた独自のアプローチで、刺繍の新たな未来をつくる共創ブランドです。初回パートナーは、東京・パリ・ニューヨークなどを舞台に活躍する現代日本画家・大竹寛子氏。

大竹氏の感性とタジマの刺繍技術の融合により完成した初号作「Butterfly Camouflage」「Circulation」を販売開始します。

タジマ工業株式会社（本社：愛知県春日井市、代表取締役社長：兒島成俊、以下「タジマ」）は、機械刺繍による刺繍アートブランド「&T（アンドティー）」のローンチおよび初号作品「Butterfly Camouflage」「Circulation」を、2024年4月24日（水）より販売することを以下のとおりお知らせいたします。

「&T」の「T」は、「タジマの技術」を表す「Tajima Technology」を表しています。「&T」は、「世界で活躍するアーティスト」と「タジマの技術」を掛け合わせた独自のアプローチによって、新たな刺繍の未来をつくる共創ブランドです。これによって生み出された作品は、美しい色彩や緻密な刺繍が特徴であり、見る者の心を魅了することを期待しています。「&T」のブランドサイトでは、刺繍アートの販売だけでなく、制作過程のエピソード、刺繍の文化など、刺繍アートに興味を持つ人々のための情報を発信していきます。

初号アート制作では、世界で活躍する現代日本画家・大竹寛子氏をパートナーとしてお迎えしました。大竹氏は、古典を基礎にした日本美術に関する深い造詣と、岩絵具や箔を使った技法の作品で、東京・パリ・ニューヨークなどを舞台に国際的に活躍をしている現代日本画家です。今回、蝶や花など伝統的な日本画のよりどころのひとつであるテーマを、現代の文脈と感覚で描く大竹氏と共に、刺繍アート制作に挑戦いたしました。

今回完成した2種の作品「Butterfly Camouflage」「Circulation」は、大竹氏の感性とタジマの刺繍技術の融合により実現しました。作品は各4色制作。ヴィーガンレザーやベルベットを使用した上品な質感と、絵具とは違った刺繍の温もりを感じていただけます。

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初号作品：

「Butterfly Camouflage」

作品を見る視点により、背景だと思っていた部分が蝶や花にみえるようカモフラージュ柄を作っています。物事を多面的な思考でとらえることの大切さを表現した作品です。

Color：4色

Material：レーヨン糸, ヴィーガンレザー*

Size：53.5cm × 53.5cm

*ヴィーガンレザーの種類は色味により異なります。

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「Circulation」

自然界における循環と、経済社会における循環。私たちは大きな循環の中の自然の一部である。これらの循環の間で、調和のとれた行動やライフスタイルを考えるきっかけになるよう、思いが込められた作品です。

Color：4色（ベルベット2色、ヴィーガンレザー2色）

Material：＜ベルベットベース＞レーヨン糸, ベルベット

＜レザーベース＞レーヨン糸, ヴィーガンレザー*

Size：Φ60cm

*ヴィーガンレザーの種類は色味により異なります。

本作品は2024年4月24日（水）から4月29日（月）まで、銀座三越にて開催される大竹寛子氏の個展にて展示・先行販売されます。

【開催概要】

大竹寛子現代日本画展 －Hideaway－

場所：銀座三越　本館7階ギャラリー

期間：2024年4月24日（水）～4月29日（月）

 　　　10:00～20:00　※最終日は18:00終了

【&T公式サイト】

公式サイトでは、作品情報・制作エピソードを配信しています。

作品の販売は24年5月上旬より開始予定です。

URL：https://andt-art.com

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■大竹寛子氏

2006年東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業、2011年同大学大学院美術研究科博士課程日本画研究領域修了、美術研究博士号取得。

2014年東京藝術大学エメラルド賞受賞。2015-2016年文化庁新進芸術家海外派遣制度によりニューヨークに滞在。

2019年ローマ教皇来日に伴い、バチカン市国に作品「Psyche」を寄贈。

長年研鑽を積んだ日本画の伝統的な技法を基に、箔や岩絵具を用いて新たな表現を展開し、国内外で高く評価されている。

【公式サイト】https://www.hiroko-otake.com/ja/

■タジマ工業

1944年設立の老舗刺繍機メーカー。刺繍の繊細さ・美しさにこだわり、辿り着いたのは“匠の技”を再現するAI技術。加えて、多様化するニーズに応える刺繍DXにも取組む。2022年にカナダのソフトウェア有力企業をタジマグループに取り込み、ハードウェア・ソフトウェアの両軸で刺繍ビジネスの変革を目指す。その刺繍への情熱は世界中のメゾン・デザイナーから支持され、欧州のラグジュアリーブランドにも広く採用されている。