接炎しても燃え広がらず炭化して延焼を抑える高性能断熱材「サーマックス」の製品サイトがオープン

工法や事例を通して世界基準の断熱材を多角的に紹介

日本で初めてウレタンフォームの生産を始めた高分子素材のリーディングカンパニーである株式会社イノアックコーポレーション(代表取締役:井上聰一、名古屋本社:愛知県名古屋市・東京本社:東京都品川区、以下イノアック)は、ポリイソシアヌレートフォーム(PIR)製の高性能断熱材「サーマックス」の製品サイトがオープンしたことをお知らせします。


このサイトでは、世界標準の断熱材、ポリイソシアヌレートフォームボードをさらに進化させた高性能断熱ボード「サーマックス」による、快適で安全な住まいや暮らし、そして省エネルギー化で環境にもやさしい次世代の建築を提案していきます。

https://www.inoac.co.jp/thermax/
 
  • 「サーマックス」とは
硬質ウレタンフォームは、断熱用途として1940 年代に誕生し、以来建築材料として広く採用されてまいりました。1970年代に入り、耐熱性、防火性を高めるためアメリカで開発されたのがイソシアヌレートフォーム(PIR)です。
このイソシアヌレートフォームを採用したラミネートボードは、欧米では従来の硬質ウレタンフォームボードに替えて、今ではほぼ100%のシェアを持つ「世界標準」の断熱材料として広く認められています。
イノアックでは独自の研究開発を重ね、より高性能なイソシアヌレートフォームによる断熱ボードの開発に成功しました。それが「サーマックス」です。シックハウスの原因となるホルムアルデヒドに関しては、国土交通省告示第1114~1115号の対象外建材となっており、クリーンな建材として安心して使用できます。

 
  • 「サーマックス」の特長
① 防炎性:
新処方のポリイソシアヌレートフォームにより接炎しても着火せず、炭化残存します。消防法における可燃物の指定を受けない製品です。
② 断熱性:
きめ細かな独立気泡のセル構造を持つフォームで、業界トップクラスの高い断熱性を維持します。熱伝導率0.020W/(m・K)(SⅢ/RⅡ/RW)
③ 防湿性:
フォーム構造が独立気泡になっているため、吸水・透湿が極めて少ない点が特長です。
④ 遮熱性:
高い遮熱特性を持つアルミ箔表面材製品をラインナップ。効果的に熱線を遮断します。
⑤ 軽量性:
軽量で防災性が高い軽量天井製品をラインナップ。国交省不燃材料認定製品です。
⑥ 使用温度範囲:
-30℃~+80℃(RW)、-30℃~+120℃(SIII)
⑦ 環境への配慮:
フロン類不使用で環境への負荷が少ない。また、ホルムアルデヒドの発散もありません。
 
  • イノアックコーポーレーションについて
イノアックは1926年に自転車用のタイヤ・チューブの製造を始め、1954年に日本で初めてウレタンフォームの生産を開始した高分子素材のリーディングカンパニーです。
「暮らしをもっと豊かにしたい」という思いから、ひとつの事業に特化することなく、ポリウレタン・ゴム・プラスチック・複合材という4つの苗をもとに多くの事業(=木)を育て、企業体として多彩な製品・サービスを創り出します。自動車・情報・IT機器・住宅・建設関連から身近な生活関連商品・コスメ用品まで、生活の様々な場面に密着した製品を通じ、社会へ貢献してきました。
これまでに創り出した人々の暮らしの中で使用される製品は2万点以上。開発・製造した新素材や製品を、日本のみならず世界14ヵ国・100社以上のネットワークを生かし、グローバルに供給しています。イノアックはこれからも多くの個性ある木を育てることで、時代のニーズに応えていきます。

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ビジネスカテゴリ
化学建設・土木
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会社概要

URL
https://www.inoac.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都品川区大崎二丁目9番3号 大崎ウエストシティビル4F
電話番号
050-3145-6263
代表者名
井上聰一
上場
未上場
資本金
7億2000万円
設立
1954年01月