エンパイヤーステートビル、展望台の再開発が完了

80階の改修が完了し、1億6,500万ドル(約180億円)を投じた4年間にわたる展望台の改修作業がすべて終了

ニューヨーク市観光局

エンパイヤーステートビル(ESB)はこのたび、1億6,500万ドル(約180億円)を投じ4年間をかけて実施した展望台(ESBO)の再開発工事の最終プロジェクトである80階の改修を完了いたしました。

新装した80階では、以下の各種展示をご覧いただけます。

NYC: アバブ・アンド・ビヨンド(NYC: Above and Beyond)
エンパイヤーステートビルとニューヨーク市観光局が共同で製作した展示です。インタラクティブなデジタル画面上で、観光客が自分でニューヨークの観光プランを作成できます。興味がある内容と滞在日数などに関する質問に答えると、膨大な情報を元に、ニューヨーク市内の5つの行政区(マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテン島)のアトラクションと場所のお勧めリストが作られます。作成した旅程はQRコードリーダーを使用して個人の携帯端末にダウンロードしたり、電子メールで送信したりできます。ニューヨーク市を訪れる多くの観光客が最初に立ち寄るのがエンパイヤーステートビルであることが調査で明らかになったことを受けてこのサービスが開始され、観光客にもニューヨーク市民にもご活用いただいています。

 光の芸術性(Artistry in Light)
世界的に名高い照明デザイナーで光の作品の巨匠であるマーク・ブリックマン氏がナレーションをする短編映像展示で、エンパイヤーステートビルの光と音楽のショーの製作過程にスポットを当てています。この映像には、ブリックマン氏がデザインした作品である、アリシア・キーズが登場した初の音楽と光のショー(2012年)や、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」にシンクロするホリデーライトショーのハイライトを盛り込んでいます。映像の一部はエンパイヤーステートビルのYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/esbnyc)とFacebookページ(https://www.facebook.com/empirestatebuilding)からご覧いただけます。

スティーブン・ウィルシャー氏の絵画(Stephen Wiltshire's Drawing)
英国の著名画家スティーブン・ウィルシャー氏は2017年、ヘリコプターでマンハッタン上空を45分間飛行し、その後エンパイヤーステートビルの80階において、記憶だけを頼りに信じられないほど精密なニューヨーク市の風景画を描きました。3分間のドキュメンタリー映像では、45分間のヘリコプター飛行からオリジナル作品を描いた4日間までの作品創造プロセスを記録しています。

ニューヨーク市の風景(Scenes of NYC)
クラシックな望遠鏡をのぞくと、インタラクティブかつAR(拡張現実)なニューヨーク市の風景が拡がっていて、ニューヨークの名所9カ所の全景を確認することができます。タイムズスクエアからコニーアイランドまで、86階や102階の展望台から見つけた気になる場所を詳しく調べることができます(中まで垣間見ることもできます)。

ショータイム・ピクチャーズ(Showtime Pictures)
2階に設置されている撮影用背景布(グリーンバック)前でショータイム・ピクチャーズの技術を使って撮影した自分の写真を見ることができます。写真は25種類のHDカメラを使用して25の異なったアングルから撮影される特別なものとなります。顔認識技術を導入して写真に捉える位置を再設計し、セルフサービスのキオスクでの検索・購入プロセスをスピードアップしています。

シェア・ユア・エクスペリエンス(Share Your Experience)
ビジターが出口の列に並ぶと、そこにある4つの画面上で、各自のソーシャルメディア・プラットフォームで写真を共有するよう促されます。画面上にはハッシュタグ#empirestatebuildingを使ってソーシャルメディアにシェアされた多数の画像で作られた各ビジターのモザイクシャドーが映ります。

【展望台入場に関するご案内】
● 86階の展望台の入場券は38ドル(約4,200円)~。さらに20ドル(約2,200円)を追加いただくと、102階の展望台までご入場いただけます。
● チケットは、オンライン(https://www.esbnyc.com/)もしくは、エンパイヤーステートビル2階と86階のキオスクでもご購入いただけます。
● さらに詳しい情報は公式サイト(https://www.esbnyc.com/)にてご覧いただけます。

「2018年8月に展望台の新エントランスのオープンで始まった再開発が、私どもが意図した通りに完了しました。世界各地から集まるお客様に世界で最も有名なビルと称されるエンパイヤーステートビルとの一体感を感じていただける素晴らしい出来栄えで、ニューヨークの中心部であるこの場所で、ニューヨーク市全体の観光プランを立てていただけます。展望台が完成し、新エントランスからドラマチックで刺激的な102階の新フロアまで、お客様に一段と素晴らしい体験をしていただけるようになりました。エンパイヤーステートビルは築88年にして未だに革新、あこがれ、夢の象徴であり続けています」(エンパイアステート・リアルティ・トラストの会長兼CEO、アントニー・E・マルキン氏のコメント)

【エンパイヤーステートビルについて】
アンテナを含むと443メートルもの高さを誇る、マンハッタンのミッドタウンにそびえるエンパイヤーステートビル(エンパイヤーステート・リアルティ・トラスト所有)は、「世界で最も有名なビル」と称されています。エネルギー効率、インフラ、共用スペース、設備などの分野で継続的な投資を行うことで、世界中の多様な業界からトップクラスのテナントを集めています。エンパイヤーステートビルは、UBERが実施した調査において世界で最も人気の観光スポットに選ばれ、アメリカ建築家協会の投票調査においても、アメリカで最も人気の高い建物に選出されています。ビルに関するより詳しい情報については、公式ウェブサイト、およびSNSアカウント(www.empirestatebuilding.com,   www.facebook.com/empirestatebuilding, @EmpireStateBldg, www.instagram.com/empirestatebldg, http://weibo.com/empirestatebuilding, www.youtube.com/esbnyc,  www.pinterest.com/empirestatebldg.)をご参照ください。

【エンパイヤーステート・リアルティ・トラストについて】
エンパイアステート・リアルティ・トラスト(NYSE: ESRT)は、マンハッタンおよびニューヨーク都市圏において、エンパイヤーステートビルを含む、事業用および商業用施設を所有・管理・運営、また取得や再配置を展開する不動産投資信託会社です。ニューヨーク州ニューヨーク市に本社を構え、2019年9月30日時点で、事業用施設や商業施設など貸出可能なレンタルスペースの総敷地面積は約94万㎡に上り、うち約87万㎡が14の事業用施設(マンハッタン9、コネチカット州フェアフィールド3、ニューヨーク州ウェストチェスター2)、約6万5千㎡が商業用施設となっています。

【ニューヨーク市観光局(NYC & Company)について】
ニューヨーク市の公式観光マーケティング団体で、同市内の5つの行政区(ブロンクス、ブルックリン、マンハッタン、クイーンズ、スタテン島)全域への旅行需要の開拓、経済発展、イメージの向上をそのミッションとして掲げています。

公式ウェブサイト:www.nycgo.com

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ビジネスカテゴリ
旅行・観光ホテル・旅館

会社概要

ニューヨーク市観光局

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URL
https://www.nycgo.com/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都新宿区四谷三栄町11-16 インターナショナルプレイス
電話番号
03-3225-5560
代表者名
フレッド・ディクソン
上場
未上場
資本金
-
設立
2012年01月