菅原ジェネラリスト、労働時間管理システム「Aisea Crew」を導入。
サポートサービスにより、船員300名超の労働時間管理に成功。
■決め手は手厚い無償のサポートサービス
菅原ジェネラリストは、300名超の船員を抱え管理船舶32隻に配乗を行っている内航最大規模の船舶管理会社です。昨年4月の船員法改正により、船員の労働時間管理を陸上で行うことになりましたが、海事局が提供するExcel(マクロファイル)にて労務管理記録簿の管理を行うことは現実的ではなく、兼ねてから労働時間管理システムの導入を検討しておりました。一方で、システム利用に不慣れな船員を多く抱える中、全管理船舶においてシステムを浸透させることが課題でした。
そのような中、アイディアが提供する労働時間管理システム『Aisea Crew』の導入に至った決め手は、手厚い無償のサポートサービスでした。
菅原ジェネラリストでは、システム導入を開始するにあたり事前に陸上管理者から船員へしっかりと利用方法の案内を行うことが必要でした。船員が多いため、各船員にいきなり運用を任せてしまうと初歩的な問い合わせ対応や打刻内容の修正等の作業が膨大になり、陸上管理者側の負担が増えてしまうためです。そこで、陸上管理者の負担を最低限に抑えるため「初期設定代行」「使い方のレクチャー/問合せへの迅速な対応」「改善要望の集約」といったAisea Crewのサービスの1つである無償のサポートサービスが高く評価され、導入に至りました。
■管理業務の大幅削減、タイムリーな過労防止措置が可能に
菅原ジェネラリストでは、システム導入を通じて大きく2つの効果が得られています。
1つ目は陸上管理者の管理業務が大幅に削減されたことです。Excelで労務管理記録簿を作成する場合、船員ごとのExcelファイルの作成や転船時のフォルダ移動等、300名を超える船員の管理業務負担が非常に大きかったですが、システム導入後は船員がアプリで打刻をするとクラウド上で労務管理記録簿が自動作成・自動保管されるようになりました。
2つ目は過重労働リスクが発生した場合、アラートにより陸上管理者がタイムリーにリスクを把握することができ、速やかに過労防止措置を取ることができるようになりました。システム導入前は、各船員の過重労働リスクを把握するためには全船員の労務状況を個別に確認する必要がありましたが、Aisea Crewの陸上管理者向けWebシステムの大きな特徴である「労務ダッシュボード機能」により、一覧画面で過重労働の恐れのある船員をアラートでタイムリーに確認することが可能となり、過重労働防止措置の高度化へと繋がりました。
■今後は動静連絡や航海日誌のデジタル化にも注力
菅原ジェネラリストは4月末にアイディアがリリースした、タブレットやPC等の共通端末で利用できる「船舶用アプリ」も導入し、更なる労働時間管理の効率化を通じて船員の働き方改革を推進していきます。また、以前より船舶の運航管理をデジタル化するシステム『Aisea PRO』を導入するなどDXを推進しており、今後は労務管理に留まらず動静連絡や航海日誌のデジタル化そして燃料費削減など、様々な領域でデジタル技術を活用し船舶管理業務の高度化を進めていく方針です。
【株式会社菅原ジェネラリストの会社概要】
所 在 地: 香川県丸亀市港町307番地
設 立: 2006年7⽉
資 本 金: 500万円
代 表 者: 菅原 範明
事業内容: 船舶運送事業、船舶の賃貸借、船舶の代理店業、内航海運業
企業U R L: http://www.sugahara-j.com/
【アイディア株式会社の会社概要】
所 在 地: 東京都新宿区新宿4丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー22階
設 立: 2018年1月
資 本 金: 3億1,802万5千円
代 表 者: 下川部 知洋
事業内容: 海事産業プラットフォーム「Aisea」サービス
企業U R L: https://aidea.biz/
Aisea CrewサービスサイトU R L: https://crew.aisea.net/
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