22卒就活生の約7割が、SDGsについて認知 企業選びにも影響し「将来性の指標になる」の声
〜ベイニッチ、「22卒就活生の選社軸とSDGsの関係性」に関する調査実施〜
PRマーケティング事業を行う株式会社ベイニッチ(所在地:東京都港区、代表取締役:石川友夫、以下 ベイニッチ)は、東京・千葉・埼玉・神奈川在住で21~24歳の2022年春に就職予定の就活生550名を対象に「22卒就活生の選社軸とSDGsの関係性」に関する調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年04月19日〜同年4月25日
有効回答:2022年春に就職予定の就活生 550名
※前回の同調査
「21卒就活生の選社軸とSDGsの関係性」に関する調査(2020年10月2日〜同年10月5日)
https://research-pr.jp/?p=2542
※SDGsとは
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。
- 就職先を選ぶ上で、約6割が「職場の雰囲気」や「給与・待遇」を重視
・職場の雰囲気の良さ:67.1%
・給与・待遇の良さ:64.0%
・仕事内容が魅力的か:62.2%
・福利厚生の充実:55.5%
・将来性があるかどうか:46.7%
・SDGsに対する姿勢や取り組み:17.3%
・有名企業であるかどうか:13.8%
・その他:5.1%
- SDGsへの取り組みを重視する理由、「企業の社会的役割を重視」や「将来性のある企業の判断軸」の声
・企業の社会的役割を重視したい:55.8%
・将来性のある企業だと判断できる:52.6%
・コロナ禍で持続可能なビジネスモデルの必要性を実感したから:40.0%
・企業イメージが良く、親しみが持てる:38.9%
・働きがいがある:35.8%
・企業の方向性が明確である:30.5%
・その他:3.2%
- 半数以上が「会社説明会・インターンシップ」からSDGsへの取り組みについて認知
・会社説明会・インターンシップ:55.8%
・メディア(ニュース・新聞・WEBサイトなど):47.4%
・企業CM・企業ホームページ:44.2%
・採用ホームページ:42.1%
・授業・ゼミ・教授など:21.1%
・イベント・セミナー:20.0%
・投資家向け情報:16.8%
・友人・知人・家族など:16.8%
・その他:5.3%
- 企業のSDGsへの取り組み、約9割が「企業選びに影響した」と回答
・とても影響した:31.6%
・少し影響した:53.7%
・あまり影響しなかった:10.5%
・全く影響しなかった:4.2%
- 企業のSDGsへの取り組みが「将来性の指標になる」や「企業イメージに直結する」といった声も
<自由回答・一部抜粋>
・22歳:これからの持続可能な時代に即した考え方を持つ会社の方が、会社としての考え方も新しいイメージが湧いてくるから。
・23歳:社会問題にしっかり取り組んでいる
・21歳:新たな目標に取り組むということは、企業の将来性があることだと感じたため。
・21歳:最近よく取り上げられている課題に対応出来ていると、その時点で一定の信用をもてるから
・21歳:将来性があるかどうか、企業イメージに影響した
・21歳:社会的に果たす役割は、企業のイメージに直結すると思うし、良いイメージになれば働きがいがあると思うから
・24歳:目標が明確
・22歳:メディア等で告発される事柄に対してきちんとレスポンスのできない企業にはESを出さない
・23歳:企業の目標がわかりやすいため。
・23歳:私は薬局薬剤師を志望しているが、在宅医療を中心的に進めていく中で健康や福祉に対する目標を掲げられていたので、自分のやりたいことと一致した。
・21歳:実際にSDGsの取り組みをしていると説明されると共感をもてた。
・21歳:自分も貢献したいから
・21歳:活動内容がわかりやすくなるから
・24歳:他に比較できる項目で優劣がつけられない時には参考にした。始めからその理由で選ぶことはなかった。
・21歳:やりがいや働きがいが違ってくる。
・22歳:ステイクホルダーがSDGsに敏感な中で、企業のSDGsに対する取り組みは、将来性の指標になるから
・21歳:環境問題や社会問題に対して問題意識を持っているかどうかがわかるので、SDGsへの取り組みを掲げている企業の方がよりいい印象を持ったから。
・21歳:「人々の生活のサポートと社会的貢献ができる」仕事をやりたいと考えており、SDGsは社会的影響が高く、企業選びにおいて重視している。
・21歳:社会貢献が就活の軸の一つだから。
・21歳:現在の問題に携わっていないと少し気になる
- 22卒就活生の約7割が「SDGsについて知っている」
・内容を詳しく説明できる:14.4%
・内容をある程度知っている:56.4%
・聞いたことはあるが、内容は知らない:19.6%
・全く知らない:9.6%
- 21卒生調査と同じく、約4割がSDGs17の目標のうち「ジェンダー平等の実現」に最も高く関心を表明
・5. ジェンダー平等を実現しよう:40.6%
・3. すべての人に健康と福祉を:39.1%
・1. 貧困をなくそう:32.4%
・4. 質の高い教育をみんなに:29.8%
・10. 人や国の不平等をなくそう:29.3%
・11. 住み続けられるまちづくりを:27.2%
・16. 平和と公正をすべての人に:25.7%
・2. 飢餓をゼロに:23.4%
・8. 働きがいも経済成長も:23.4%
・6. 安全な水とトイレを世界中に:23.1%
・7. エネルギーをみんなに、そしてクリーンに:20.8%
・14. 海の豊かさを守ろう:19.3%
・12. つくる責任つかう責任:19.0%
・13. 気候変動に具体的な対策を:19.0%
・15. 陸の豊かさも守ろう:14.1%
・9. 産業と技術革新の基盤をつくろう:11.6%
・17. パートナーシップで目標を達成しよう:11.6%
・特にない/わからない:4.1%
- まとめ
まず、就職先企業を選ぶ上で重視した点としては「職場の雰囲気の良さ」「給与・待遇の良さ」「仕事内容が魅力的か」といった回答が多く見られます。「SDGsに対する姿勢や取り組み」と回答した方は17.3%という結果になり、前回調査(21卒就活生)の6.4%から10.9ポイント上昇する結果となりました。「SDGsに対する姿勢や取り組み」を回答した理由としては「企業の社会的役割を重視したい」や「将来性のある企業だと判断できる」といった声に加え、現在の社会状況も受けた「コロナ禍で持続可能なビジネスモデルの必要性を実感したから」といった回答が上位に挙げられました。
また、企業のSDGsへの取り組みについて知る手段としては、半数以上が「会社説明会・インターンシップ」と回答。さらに、約9割がSDGsへの取り組みが企業選びに影響したということが明らかになりました。中には、「企業のSDGsに対する取り組みは将来性の指標になる」や「SDGsは社会的影響が高く、企業選びにおいて重視する」といった意見も挙げられています。また、22卒就活生のSDGsに対する認知度は約7割と非常に高く、前回調査と同様、17の目標の中でも「ジェンダー平等の実現」への関心が最も高いということが分かりました。
2030年までの達成を目指し、加速度を増して注目度を高める「SDGs」。SDGsへの取り組みを取り入れ、積極的にPRに活かす企業も多く見受けられるようになりました。本調査でも、就活生への認知度が約7割と非常に高い数字であることが明らかになりました。また、就職先企業を選ぶ上で重視するポイントとして「SDGsに対する姿勢や取り組み」と回答した人が前回調査より10.9ポイント上昇していることからも、その注目度の高まりが伺えます。本調査で明らかになった各目標に対する就活生の関心度を基に、SDGsになぞらえた企業活動の発信をすることが、採用ブランディングにも有用でしょう。
- 会社概要
所在地 : 東京都港区北青山2-7-26 メゾン青山1001
代表者 : 代表取締役 石川友夫
事業内容:PRマーケティング事業、企画・コンテンツ事業
URL : https://www.baynich.jp/
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