【最新版】コロナ禍の葬儀・法要の実態を調査。緊急事態宣言をへて第3波は直葬が減り、一周忌法要は大幅回復【小さなお葬式】

株式会社ユニクエスト

インターネットで全国一律料金の葬儀「小さなお葬式」https://www.osohshiki.jp/ を運営する株式会社ユニクエスト(大阪市西区/代表取締役:重野心平)は、コロナ禍でのライフエンディング事情について最新の実態を多くの方に知っていただくために、2019年11月~2021年3月15日までの「小さなお葬式」における葬儀・法要受注に関するデータを公開いたします。
※グラフ画像の二次利用の使用確認は不要です
 



| レポート公開の背景 |
 今年1月26日、コロナ禍であった2019年11月~2021年1月の「小さなお葬式」における葬儀・法要に関するデータ(※1)を公開したところ、非常に多くの反響があったことを受け、第3波に重なった2月・3月(※2)のデータを追加公開することといたしました。葬儀最大手「小さなお葬式」(※3)では、日々100件以上の葬儀を受注しており、このデータが葬儀社・生活者の役に立つことを願っております。

(※1)コロナ禍における葬儀・法要の実態を調査。初めて "直葬" が過半数に。【小さなお葬式】
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000054819.html
(※2)2021年3月15日時点の実績をもとにした着地予測
(※3)2020年2月 TPCマーケティングリサーチ調べ


| レポートのポイント |
  • 直葬を選ぶ人が増加していたが、現在はコロナ感染拡大前の状況に戻りつつある
  • 回忌法要のニーズが戻ってきている。特に一周忌は大きな反動あり、昨年の約2倍に
  • コロナ関連の相談件数は1月がピークでその後は減少傾向

<用語説明>
■一般的な葬儀:通夜や告別式が執り行われる
■直葬:式を行わず、火葬のみ行う

 
  • 直葬を選ぶ人が増加していたが、現在はコロナ感染拡大前の状況に戻りつつある

 「小さなお葬式」が受注した葬儀における各葬儀形式の構成比について、3月の着地予測では直葬が46%、一般的な葬儀が54%となっています。これまでの推移を振り返ると、両形式の比率は感染の波にあわせて変動していることが分かります。第1波では直葬と一般的な葬儀の比率が初めて(※)逆転しましたが、第2波以降はコロナ感染拡大前の比率に戻り、第3波のさなか緊急事態宣言が発出された今年1月には、再び直葬の比率が過半数に迫る勢いでした。しかし、2月・3月は差が開く結果となり、再びコロナ感染拡大前の比率に戻ってきています。
 コロナ禍によって葬儀の小規模化は加速したと言われていますが、それは、大人数・高齢者の参加・会食等感染リスクがある中での開催を考慮し、少人数で親族のみの葬儀を選ぶケースが増加したからだと考えられます。特にこれまでマイナーだった直葬という葬儀形式が注目されたのも、感染予防対策としてのメリットが多かったからではないでしょうか。今回のコロナという特別な事情で葬儀形式が様々あるということを知ったという人も多いと思います。自身にとってベストな葬儀とは何か、改めて葬儀について考える時間を作っていただきたいと思います。

(※)小さなお葬式において

 
  • 回忌法要のニーズが戻ってきている。特に一周忌は大きな反動あり、昨年の約2倍に

 各法要の前年比率について、前回報告では1月以降も前年を下回る傾向が続くと予測していましたが、2月・3月にかけて一周忌法要・三回忌法要ともに回復傾向にあります。特に注目すべきは一周忌法要で、3月は前年同月から115%増加の見込みです。
 これまでは、コロナ禍で感染予防のために予定していた法要をキャンセル、または、はじめから予定しない場合が増えている傾向がありました。また、一部地域の風習である、葬儀と同日に四十九日法要を行う「式中(しきちゅう)四十九日法要」「戻り四十九日法要」が一般的に受け入れられる動きもあることから、それらの背景には「供養したいが、人が集まる機会は減らしたい」という遺族の思いがあると考えられます。

 
  • コロナ関連の相談件数は1月がピークでその後は減少傾向

 コロナ関連の相談件数の推移をみると、前回の報告時点で1月の相談件数は12月の相談件数をすでに超えており、今後も増えていくだろうという予測をしていましたが、その予測通り、1月は12月の2倍以上の相談件数となりました。その後、新規感染者数の減少に伴って2月・3月は右肩下がりで推移しています。各葬儀社の感染対策についてはお客様の認知も広まってきており、日本国内でのワクチン接種も始まったことから、今後の相談件数は落ち着いてくると考えられます。

 
  • まとめ/広報より
2回目の葬儀・法要受注データ公開となった今回。withコロナで1年以上が経過し、生活者のなかで感染対策の認識とともに"正しく恐れる"という姿勢が浸透し、従来の一般的な葬儀に回帰していることがみてとれます。今回のデータ公開は、2回目の緊急事態宣言が全国的に解除されたタイミングと重なりましたが、今後も引き続き、第3波以降の葬儀の変容についてウォッチして参ります。


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【運営会社について】https://www.uqo.jp/
株式会社ユニクエストは、インターネットでライフエンディングに関連する事業を展開しております。
生前の準備から葬儀、その後の仏具や法要、遺産相続までをワンストップでサポートしています。
不明瞭で分かりにくい部分が多いライフエンディング産業において、徹底的に「分かりやすさ」を追求し、デジタルの力を活かして、全く新しい革新的な各種サービスを実現しています。

所在地:〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-6-3
代表取締役:重野 心平 /設立:2006年08月01日
事業内容:インターネットメディアの企画・開発、Eコマースソフトウェアの企画・開発
「『不透明』を『透明』に」という企業理念の下、創業したITベンチャー。

■主幹サービス「小さなお葬式」https://www.osohshiki.jp/
全国統一料金・セットプラン、業界初のWEB集客型葬祭サービス。
2009年10月、全国一律の料金設定をした葬儀プランを展開。インターネットで集客する業界初のサービスを開始。インターネットでお葬式の情報収集ができる手軽さ、全国のネットワーク、低価格な費用と料金体系のわかりやすさが支持され、2020年実施の「葬儀受注件数に関する調査(2019年度)」において2018年の調査以降、3年連続で全国No.1の葬儀実績※を獲得しました。 ※2020年2月 TPCマーケティングリサーチ調べ 

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会社概要

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業種
サービス業
本社所在地
大阪府大阪市西区靱本町1-6-3
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代表者名
重野 心平
上場
未上場
資本金
-
設立
2006年08月