原発性腋窩多汗症治療剤「エクロックゲル5%(ツイストボトル)」が2023年度グッドデザイン賞を受賞
科研製薬株式会社(本社:東京都文京区、社長:堀内 裕之、以下「科研製薬」)は、この度、原発性腋窩多汗症治療剤「エクロックゲル5%(ツイストボトル)」について、本日、2023年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を大成化工株式会社と共同で受賞しましたのでお知らせいたします。
「エクロックゲル5%」は、日本初の外用の原発性腋窩多汗症治療剤であり、科研製薬が2020年11月より販売しております。「エクロックゲル5%(ツイストボトル)」は塗布部をひねる(ツイスト)ことで吐出面に計量された薬剤が吐出され、直接腋窩に塗布できる新容器として、2023年6月に販売を開始しました。
「エクロックゲル5%(ツイストボトル)」は、抗コリン作用による副作用を低減するために、薬液が手につく機会の低減及び患者さんの利便性を向上するために、以下の3つのコンセプトで設計しました。
定量吐出を可能にした計量機構
吐出後に手を汚さずに腋窩に直接塗布できるデザイン
持ち運びが容易なシンプルな小型容器
今回の選考では、「ノズル部をツイストすることで計量された薬剤が上部に吐出され、そのまま手を汚さず、直接脇に塗布できるという優れた薬剤容器である。溢れにくさはもちろん、保存時は外気と遮断される構造になっており、薬液とユーザーの双方に対して最適な仕上がりを提供する、秀逸な構造を持っている。今回は多汗症のための容器であるが、今後は薬剤の進化とともに様々な症状に応えてくれる快適な使用感を伴った提案に期待したい。」という審査員からの評価を受け、2023年度グッドデザイン賞の受賞に至りました。
科研製薬は、今後も製品改良を通してより多くの患者さんのクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献してまいります。
グッドデザイン賞について
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
大成化工株式会社について
大成化工株式会社はプラスチックなどあらゆる素材にて、高品質かつ独自性に富んだ価値ある医薬品容器、医療機器を提案する企業です。
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