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学校法人早稲田大学
会社概要

早大 スマートエスイーDXコース(第2期)10月開講

DXにSXの視点: DX推進人材にこそ必要な価値観の醸成

学校法人早稲田大学

 学校法人早稲田大学(所在地:東京都新宿区、理事長:田中愛治、以下、早大)は、文部科学省「DX等成長分野を中心とした就職・転職支援のためのリカレント教育推進事業」の採択を受けて令和4年度に実施した第1期DX推進人材育成プログラム: スマートエスイーDXコース(以下、DXコース)を、今年度も早大のリカレント教育プログラムとして、10月に第2期を開講します。
 新たに、文部科学省の令和4年度「成長分野における即戦力人材輩出に向けたリカレント教育推進事業」*1の採択を受け、社会的ニーズが高まりつつある「SX: サステナビリティ・トランスフォーメーション」をキーワードに、スマートエスイー事業全体をアップデート。IoT、AI、ビッグデータ、DXといったスマートエスイーが対象とする各分野における持続性のあるイノベーションをリードする人材育成、および人材育成エコシステム形成の実現を目指します。その端緒として、10月開講のDXコースより、半数を超える科目でサステナビリティのマインドセットを醸成し、ステークホルダー全体の価値向上を担うことのできる人材の育成を指向したSXの内容に言及する改更を行います。

 各科目では、従来のDX人材育成を指向した内容に加え、環境や社会・組織・技術などの様々な面に関わるサスティナビリティの概念や、より具体的な社会・組織面の「社会価値」と「企業価値」の両立を目指すCSV(Creating Shared Value)の考え方、さらには低消費電力な機械学習や環境問題へのAI応用を包含するグリーンAIに代表される環境・技術面の手法などを、DXのマインドや技術に組み入れて学んでいきます。

7月13日(木)に始まる受講生募集開始に伴い、事業責任者の鷲崎早大教授自らDXコースについて説明する機会として、7月29日(土)にDXコース募集説明会(同時開催: DX交流フォーラム)を開催します。

【本リリースのポイント】

●スマートエスイーDXコース(第2期)を10月に開講します。受講生の募集開始は7月13日(木)です。

●本コースではSX: サステナビリティ・トランスフォーメーションの視点を加え、社会の持続性に資する

 イノベーションをリードする人材育成と、そのエコシステム形成の実現を目指します。

●7月29日(土)に募集説明会(同時開催: DX交流フォーラム)を開催します。


スマートエスイーDXコース

 スマートエスイー*2は、文部科学省が2017年から5年間実施した「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT) enPiT-Pro」の補助事業として2018年に開講した、イノベーティブ&DX人材を育成するAI・IoT・ビッグデータ技術分野のリカレント教育プログラムです。本プログラムではDX推進を担う人材を「エンジニア」と「マネージャー」の両面から捉え、IoT/AIコース、およびDXコースの2つのコースを設置し、価値創造をリード可能な人材育成を実践しています。

 DXコースでは、マネージャー側からの人材育成に重点を置き、DXやデジタルビジネスの企画・立案、イノベーションの推進を担うデジタルビジネスデザイナーを育成することを目的としています。これに加えて、サステナビリティのマインドセットの醸成により、企業のみならず、ステークホルダー全体の価値向上を担うことのできる人材の育成を進めていきます。


サステナビリティのマインドセット醸成を目指した科目の改更

  10月開講のDXコース(第2期)では、SXの一環として、持続性のあるイノベーションをリード可能な人材育成を指向し、サステナビリティのマインドセットを醸成するべく、「DXビジネスモデル仮説検証」、「DXビジネスゴール・戦略デザイン」、「DXビジネスプロジェクトデザイン」、「IT経営」、「RPA」、「ノーコード」、および「機械学習工学」の7科目を「サステナビリティ言及科目」として改更し、社会全体に共有された価値向上を担うことのできる人材の育成を進めていきます。

DXコース教育カリキュラム群の体系DXコース教育カリキュラム群の体系

スマートエスイーDXコース 概要

開講期間

2023年10月7日(土)~2024年3月9日(土)

定員

30名

開講科目

12科目

受講方法

オンライン(Zoom)、一部:ハイブリッド型(西早稲田キャンパスでの対面式+Zoom)

受講要件

大学入学資格を有すること。および、ビジネスの実務経験を有すること。

選考

提出書類及び面接による選考 ※面接は選考の過程で必要と判断した方のみが対象

申込期間

1次募集: 2023年7月13日(木)~8月3日(木)[合格通知: 8月9日(水)]

2次募集: 2023年8月21日(月)~8月28日(月)[合格通知: 8月30日(水)]

 ※1次募集で定員に達した場合、2次募集は実施しません。

詳細サイト

詳細、およびお申し込みについては下記ウェブサイトをご参照ください。

 https://www.waseda.jp/inst/smartse/curriculum_dx/guideline

受講料

495,000円(税込)

修了要件

必修2単位を含む5単位以上の取得

履修証明書

早稲田大学の履修証明書を発行(履歴書記載可)

教育訓練給付制度

「特定一般教育訓練」の指定対象講座となるよう厚生労働省に申請中

 ※申請結果については7月下旬~8月上旬にウェブサイトで案内予定です。


スマートエスイーの展望スマートエスイーのSX

 スマートエスイーのサステナビリティとは、1. サステナビリティをキーワードとしたオープン科目を介して、スマートエスイーが提供しているIoT/AIコースとDXコースを結びつけて統合的な教育プログラムとして確立すること、2.スマートエスイー修了生がそれぞれのビジネスの現場でさらに研鑽を積んだ結果、いずれ教える側として後輩受講生たちを指導するという、持続的な人材育成エコシステムをコンソーシアムを通じて構築することで、学術・研究・教育システムとしてステークホルダー全体の価値を向上していくことです。

スマートエスイーのサステナビリティスマートエスイーのサステナビリティ

オープン科目の受け入れ(合同講義)

 スマートエスイーの実践的な演習科目をコース受講者以外の方にも広く提供できるよう、「IoTビジネス・AI基礎」、「サステナビリティ・DX入門」、「RPA・ノーコード入門」、「機械学習工学(MLマネジメント・グリーンAI入門)」および「強化学習・制御入門(DeepRacer実習)」の5科目をオープン科目として設置します。将来のIoT/AIコース、およびDXコースへの進入を支援するのみならず、様々な業種や属性の受講者が共に同じ課題の解決を目指す演習やその後の人的交流を通じて、ステークホルダー全体の価値を向上させるサステナブルな価値の協創に不可欠な考え方を身に付けることが期待されます。これらの科目はスマートエスイーで提供しているビジネス、アプリケーション、情報処理、および通信・物理の各領域に横断的に配置され、要点の理解を重視したカリキュラムとなっています。

オープン科目 教育カリキュラムの体系オープン科目 教育カリキュラムの体系

スマートエスイーコンソーシアム

 スマートエスイーは、単なる教育プログラムの提供にとどまらず、企業や大学をはじめとした教育研究機関の関係者の協力のもと、共同研究の機会を広げ産学連携による新しい研究の展開を目的としたスマートエスイーコンソーシアムを構築しています。Society 5.0を見据えた産学連携の新しい学びのネットワークを形成するため、メールマガジンの配信、コンソーシアム主催イベントへの参加、その他の活動を通じて、スマートエスイー受講生・修了生・講師陣や会員企業・連携大学をはじめ相互交流、スマートエスイー人材の育成と活躍の場の提供に貢献しています。


DXコース募集説明会/DX交流フォーラム

 DXコース第2期受講生の募集開始に伴い、DXコース募集説明会を7月29日に開催します。事業責任者の鷲崎早大教授によるDXコースのプログラム説明や、昨年度のDXコース修了生によるスマートエスイーでの学びや成果を活かした実践をテーマとしたパネルディスカッションのほか、同日開催のDX交流フォーラムでは日本のDX推進をリードする登壇者による講演を実施します。早稲田大学リサーチイノベーションセンターにて開催し、ウェビナー配信も行います。参加費は無料です。

日時

2023年7月29日(土)15:00-17:45(開場14:30)

場所

コマツ100周年記念ホール 早稲田大学リサーチイノベーションセンター(121号館)地下1階

 ※東京メトロ東西線 早稲田駅から徒歩3分(zoomによるライブ配信あり)

DX交流フォーラム招待講演登壇者

●孝忠 大輔  氏(日本電気株式会社AI・アナリティクス事業部 上席データサイエンティスト/NECアカデミー for AI学長)
講演題目「DX人材に必要な3つの力」

講演概要: DXを推進する人材に求められる力は、テクノロジーを使いこなすことだけではないとすでにお気づきになられている方も多いのではないでしょうか。NECアカデミーfor AI学長がDX人材育成に必要な3つの力に分解してお伝えします。


坂本 一憲  氏(東京通信大学准教授/早稲田大学研究院客員准教授/WillBooster株式会社 代表取締役社長/株式会社リビングロボット アドバイザー)
講演題目「大規模言語モデルを活用したソフトウェア開発の生産性向上に向けて」

講演概要: 生成AIの急速な進歩に伴い、大規模言語モデルはさまざまなビジネス領域で注目を集めています。本講演では、ソフトウェア開発の要件定義、設計、実装、テストの各工程における大規模言語モデルの活用方法や具体的なChatGPTのプロンプトを紹介して、ソフトウェア開発の生産性向上に向けて議論します。

 


※DXコース募集説明会では、上記招待講演登壇者2名のほか昨年度スマートエスイーDXコース修了生をパネラー、鷲崎早大教授をファシリテータとしたパネルディスカッションを実施。

参加費

無料

参加申込

イベント特設ページの参加フォームからお申し込みください。

https://www.waseda.jp/inst/smartse/news/3902


◆◆◆◆◆ 補足資料 ◆◆◆◆◆


スマートエスイーDXコース プログラムの特長

スキル参照モデルに基づいた科目群と各分野をリードする産学からの講師陣を迎えた体系的プログラム

 本プログラムのカリキュラムは、経済産業省の「DXリテラシー標準*3」と英国の「SFIA Framework*4」を参照し、DX推進のためのビジネス、ならびにそれに欠かせないアプリケーション、および情報処理のデジタル技術を、体系的かつバランスよく学べるように設計しています。各科目では演習を豊富に用意しています。また、デジタルとビジネスを有機的につなげるために、アジャイル・ビジネス検証(PBL)を実施するとともに、ゼミ形式で議論を深めるDXゼミを必修とするなど、各分野をリードする講師陣を、理論や体系的な学びを得意とする大学と実践面に精通している企業それぞれから迎え、産学連携による幅広く奥深い学びの機会を提供しています。


ビジネス領域

DXビジネスゴール・戦略デザイン(必修)

野村 典文(ゴール指向デジタル略研究会)、新谷 勝利(早稲田大学招聘研究員)、山本 修一郎(名古屋国際工科専門職大学)他

DXビジネスプロジェクトデザイン

萩本 順三(匠 BusinessPlace)、関 満徳(株式会社野村総合研究所、エクスパッション合同会社)

SXビジネスモデル仮説検証

堤 孝志(早稲田大学/スタートアップ・ブレイン株式会社)

IT経営

山戸 昭三(グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所)

アプリケーション領域

セキュリティ・リスクマネジメント

吉岡 信和(早稲田大学)井口 誠(Kii株式会社)

RPA

増田 航太(株式会社システム情報)

ノーコード

吉田 将明(株式会社クレスコ)

機械学習工学(MLマネジメント・グリーンAI入門)

鷲崎 弘宜(早稲田大学)、吉岡 信和(早稲田大学)、内平 直志(北陸先端科学技術大学院大学)

情報処理領域

データ科学・ビジネスインテリジェンス

坂本 一憲(東京通信大学/早稲田大学/WillBooster株式会社)

AI基礎

岡崎 正一(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)、増倉 孝一(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)奥野 拓也(NTTテクノクロス株式会社)

総合実践領域

アジャイル・ビジネス検証(必修)

土肥 拓生(デジタルアスリート株式会社)

DXゼミ(必修)

鄭 顕志(早稲田大学)、その他、連携大学の教員、連携企業・団体の実務家を予定


履修証明書、オープンバッジ、BP認定

 DXコースの修了生には早稲田大学の履修証明書と「オープンバッジ」が授与されます。

スキルのデジタル証明書であり、国際標準規格に基づき作られるオープンバッジですが、早稲田大学としてはスマートエスイーが初めての試みです。学歴から学習歴へと移り変わりつつある今、オープンバッジは国内外の様々なシーンで、知識・スキルを証明する有用なツールとなります。

 また本プログラムは、文部科学省の「職業実践力育成プログラム」(BP:Brush up Program for professional)に認定されています。これは、大学・大学院・短期大学・高等専門学校におけるプログラムの受講を通じた社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的として、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラム文部科学大臣が認定するものです。これにより、1. 社会人の学び直す選択肢の可視化、2. 大学等におけるプログラムの魅力向上、3. 企業等の理解増進を図り、厚生労働省の教育訓練給付制度とも連携し、社会人の学び直しを推進します。

修了認定オープンバッジ修了認定オープンバッジ

注釈

*1:DX等成長分野を中心とした就職・転職支援のためのリカレント教育推進事業

 本事業は令和4年度補正予算で計上され、デジタル・グリーン等成長分野に関する能力を身につけた即戦力人材を社会に輩出するため、大学・高等専門学校等に対し、産業界や社会のニーズを満たすリカレント教育プログラム開発・実施・横展開に向けた支援を行うものです。

 併せて、大学におけるリカレント教育事業を定着発展させるため、ニーズ把握からプログラム開発を一体的に実施する体制整備を支援します。(文部科学省ウェブサイトより)

ウェブサイト: https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/manabinaoshi/mext_00005.html


*2:スマートエスイー

 早稲田大学を中心とし、大学・企業の第一線の教育者・研究者・実務家が、超スマート社会を国際的にリードするイノベーティブ&DX人材を育成するリカレント教育プログラムです。この度開講するDXコースに先駆けて、2018年にはIoT/AIコースを開講し、延べ100人以上の修了生を輩出しています。教育の質の高さや、e-learning講座の提供、地域展開などの活動が認められ、文部科学省の中間評価ならびに事後評価で「S評価(最高位)」を獲得しています。

公式ウェブサイト: https://www.waseda.jp/inst/smartse/


*3: DXリテラシー標準

 経済産業省は、働き手一人ひとりが「DXリテラシー」を身につけることで、DXを自分事ととらえ、変革に向けて行動できるようになることをねらいとしてDXリテラシー標準を2022年3月に策定しました。DXスキルを身につけるための学習のゴールや学習項目例などを提示しています。

https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/skill_standard/DX_Literacy_standard_ver1.pdf


*4: SFIA Framework

 SFIAは、デジタル世界を動かすデータとテクノロジを設計、開発、実装、管理、保護する専門家が必要とするスキルとコンピテンシを定義しています。SFIAは、デジタル世界のスキルとコンピテンシについて世界的に認められた共通言語として活用されています。

ウェブサイト: https://sfia-online.org/ja/about-sfia

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URL
-
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都新宿区戸塚町1-104
電話番号
-
代表者名
田中愛治
上場
未上場
資本金
-
設立
1882年10月