リチウムイオン蓄電システム 新モデル「YRW–2000シリーズ」発売のお知らせ

エアコンレス屋外筐体と大容量蓄電池でシステム価格を約50%削減

株式会社YAMABISHI

株式会社YAMABISHI(東京都大田区、CEO 蓮池 一憲)は、エネルギーの課題をオールインワンで解決するリチウムイオン蓄電システム「YRWシリーズ」より、エアコンレス屋外筐体化とコストパフォーマンスに優れた大容量蓄電池の採用によって大幅なコストダウンを実現した新モデル「YRW-2000シリーズ」を発売しました。
新モデルは従来モデル※1と比較してシステム価格を約50%※2削減するだけでなく、屋外筐体内にパワコン・DCリンクPVコンバータ・蓄電池・EMSを内蔵することで施工や維持管理の手間を低減します。また発電・消費予測に基づいて自家消費を最適化する「SmartSC」モードを標準搭載しているため、お客様の電気代削減・脱炭素・災害対策に一台で貢献することが出来ます。

リチウムイオン蓄電システム 新モデル「YRW-2000シリーズ」ラインナップ  ※左から 「300kW-725kWh」・「200kW-435kWh」・「100kW-290kWh」・「50kW-145kWh一体型」(パワコン出力-蓄電池容量)リチウムイオン蓄電システム 新モデル「YRW-2000シリーズ」ラインナップ  ※左から 「300kW-725kWh」・「200kW-435kWh」・「100kW-290kWh」・「50kW-145kWh一体型」(パワコン出力-蓄電池容量)

▼リチウムイオン蓄電システム 新モデル「YRW-2000シリーズ」専用ページはこちらから▼

https://www.yamabishi.co.jp/ad/yrw/



◆新モデル開発の目的

近年の電気料金値上げや脱炭素化の影響で、工場・物流倉庫・商業施設などの中大規模施設において、太陽光発電と蓄電システムを活用した自家消費ニーズが急速に高まっています。中大規模施設では大容量の蓄電システムを屋外に設置するケースが多く、システム費用や施工負担の増大が課題となっていました。このような状況の中リチウムイオン蓄電システム「YRW-2000シリーズ」は、費用面でも施工面でもお客様が導入しやすい製品を目指して、設置環境を選ばず施工時間も短縮できる屋外筐体化や、コストパフォーマンスの高い大容量蓄電池の採用を実現しました。



◆新モデル「YRW-2000シリーズ」の特徴


 ① エアコンレス屋外筐体(特許出願中)

従来モデルは屋外設置の際に収納キュービクルが必要でしたが、新モデルは収納キュービクル不要で屋外にそのまま設置することが出来ます。またパワコンの排熱処理は熱交換器や部分換気、吸排気ルート最適化によりエアコン不要として電気料金負担を最小化しました※3。このエアコンレス屋外筐体により導入時の施工コストやランニングコストを低減して費用対効果を高めることが出来ます。


② コストパフォーマンスの高い大容量リチウムイオン蓄電池を採用

コストパフォーマンスに優れ、大容量化に適したリチウムイオン蓄電池の採用により、システム全体のコストを大幅に削減しました。全てのラインナップで蓄電池価格の制限が設けられている補助金※4も適用可能です。


③ 中~大規模施設向けにフルラインアップ

大規模施設に向けてパワコン出力ラインナップを最大300kWまで拡張し、中規模施設に向けて設置面積が2㎡と小さく導入しやすい蓄電池一体型モデル(パワコン出力50kW/蓄電池容量145kWh)を開発しました。また小規模施設に向けた蓄電池一体型モデル(パワコン出力10kW~50kW/蓄電池容量16kWh~64kWh)も順次販売予定です。

神奈川県海老名市の自社工場にて稼働中の蓄電システム「YRW-2000シリーズ」と太陽光発電 (パワコン出力100kW・蓄電池容量426kWh・太陽光発電162kW) ※試作の為、製品版と異なります神奈川県海老名市の自社工場にて稼働中の蓄電システム「YRW-2000シリーズ」と太陽光発電 (パワコン出力100kW・蓄電池容量426kWh・太陽光発電162kW) ※試作の為、製品版と異なります


◆ 新モデル「YRW-2000シリーズ」のラインナップ

パワコン出力

50kW

100kW

200kW

300kW

太陽光発電※5

最大150kW

最大300kW

最大600kW

最大900kW

蓄電池容量

145kWh

290kWh~2,323kWh

435kWh~2,323kWh

726kWh~2,323kWh



◆ 新モデル「YRW-2000シリーズ」の外形寸法※6

システム構成

外形寸法 (W×D×H・mm)

50kW/145kWh 蓄電池一体型

1400 × 1400 × 2230

100kW セパレート電源盤

1480 × 1805 × 2470

200kW  セパレート電源盤

1480 × 2405 × 2470

300kW  セパレート電源盤

1480 × 3005 × 2470

290kWh(145kWh) セパレート蓄電池盤

1400 × 1500 × 2230



▼リチウムイオン蓄電システム 新モデル「YRW - 2000」お問い合わせページはこちらから▼

https://acs-l.jp/corp/yamabishi/news2307.html


パワコン出力50kW・蓄電池145kWh 蓄電池一体型パワコン出力50kW・蓄電池145kWh 蓄電池一体型

パワコン出力100kW セパレート型電源盤パワコン出力100kW セパレート型電源盤

パワコン出力200kW セパレート型電源盤パワコン出力200kW セパレート型電源盤

パワコン出力300kW セパレート型電源盤パワコン出力300kW セパレート型電源盤

蓄電池290kWh (145kWh) セパレート型蓄電池盤蓄電池290kWh (145kWh) セパレート型蓄電池盤


株式会社YAMABISHIは時代が求める最新の技術を生み出すと共に品質・サービスの向上に取組み、蓄電システムの提供を通じてエネルギー利用の最適化や脱炭素化と災害に強い社会の実現に貢献して参ります。



※1 屋内設置型・パワコン出力10kW-200kWの「YRW-1000シリーズ」。今後も継続して販売いたします。

※2 「パワコン出力50kW・太陽光容量150kW・蓄電池145kWh・屋外設置」の条件で、新モデルと従来モデルを同等品で比較した場合のシステム価格比です。

※3 温度管理が必要な蓄電池収納部は施工不要の盤用クーラ(ヒータ)を使用しています。

※4 補助事業例

      ・環境省「ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業」

        (蓄電池価格制限あり・補助額5.3万円/kWhまたは3分の1)

  ・東京都「地産地消型再エネ増強プロジェクト」(蓄電池価格制限なし・中小企業補助率4分の3) 等

※5 蓄電システムに接続可能な太陽光発電の容量です。DCリンクPVコンバータの定格容量に対して、過積載率

最大200%まで接続することが出来ます。

※6 突起物を含まない概略寸法であり、別途離隔距離が必要です。



◆ リチウムイオン蓄電システム「YRWシリーズ」特長

・パワコン出力10kW~300kW、蓄電池容量12kWh~2,323kWhの豊富なラインナップ

・DCリンクPVコンバータ、絶縁トランス、自立運転切替回路等の必要機器はオールインワンで標準搭載
・発電予測と消費予測に基づいた自家消費最適化制御「SmartSC」モードを標準搭載

・UPS グレードの自立運転機能により停電時には 無瞬断で自立運転に移行

・グラフィカルな計測表示ソフト「WEB みえる化システム」を標準搭載

・上位通信から任意に充放電制御可能


▼リチウムイオン蓄電システム「YRW シリーズ」の概要はこちらから▼

https://www.yamabishi.co.jp/products/back_yrw/index.html


▼蓄電システムの自家消費最適化制御「SmartSC」の概要はこちらから▼

https://www.yamabishi.co.jp/products/back_yrw/smartsc.html



◆ 会社概要

商号 : 株式会社 YAMABISHI  ( https://www.yamabishi.co.jp )

代表者 : CEO 蓮池 一憲

本社所在地 : 東京都大田区大森北 2-4-18

設立年月 : 1958年 3月

主な事業内容 : 産業用電源装置の開発・製造・販売



◆ 本リリースに関するお問い合わせ

株式会社 YAMABISHI  東京営業所

Tel:03-3767-8861   Mail:y-sales@yamabishi.co.jp

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社YAMABISHI

0フォロワー

RSS
URL
https://www.yamabishi.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都大田区大森北2-4-18 大森ビル 4F
電話番号
03-3767-8861
代表者名
蓮池 一憲
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
1958年03月