一丸ファルコス、毛髪の三次元形状解析に基づき、うねりの印象を定量化する感性評価法を構築。第21回日本感性工学会にて発表
毛髪一本一本の三次元形状から得られる形状情報をもとに、うねりの印象を1つの数値として表現する指標(WavyIndex)を算出。値が大きいほど「よりうねり毛らしく見える」という直感的な解釈が可能
一丸ファルコス株式会社は、毛髪のうねりの印象を定量化する感性評価法を構築、栃木県宇都宮市で開催中の「第21回 日本感性工学会 春季大会 & ISASE2026」にて発表することをお知らせします。
毛髪の「うねり」は、ツヤ・まとまり・触り心地といった感性品質、満足度に大きく影響する重要な要素です。しかし実際の評価は、多くの場合スタイリストや研究者が見た目で判断する官能評価に依存しており、評価者や評価日の違いによって結果が揺れやすいという課題があります。
一方、毛髪の形状は単純な直線ではなく、三次元的な曲がりやねじれ、波打ちが複雑に組み合わさった立体構造となっています。そのため、「どのような形状が、どの程度“うねって見えるのか”」を、物理量として分かりやすく表現する指標が求められています。
弊社では、毛髪一本一本の三次元形状から得られる形状情報をもとに、うねりの印象を1つの数値として表現する指標を見出しました。毛髪の三次元中心線から得られる「平均カーブ」「平均ねじれ」「変曲点数」の3指標を組み合わせ、うねりをひとつの数値で表すうねり指標(WavyIndex)を算出します。本うねり指標は、スタイリストや研究者といった専門家による官能ランク(1=直毛〜12=うねり毛)と高い相関を示し、うねり指標の値が大きいほど「よりうねり毛らしく見える」という直感的な解釈が可能となります。この指標を用いることで、評価者や評価日が変わっても、同一スケール上で毛髪のうねりを比較でき、従来の官能評価のばらつきを補正する手がかりになることが期待されます。
近年、世界の大きなヘアケア市場において、髪のうねりや広がりなどテクスチャー悩みに対応する製品への需要が拡大しています。湿度によるfrizz(フリッズ)やくせ毛対策はアジアを中心にニーズが強く、天然由来で髪質を整える機能性素材は、差別化できる処方配合素材として大きな市場性を有しています。弊社では、今回の新たな評価技術を応用し、根拠のある機能性天然原料を日本国内ならびにグローバル市場に提案し、拡販をしていきたいと考えております。
【学会情報】
第21回 日本感性工学会 春季大会 & ISASE2026(https://www.jske.org/)
○ 会期:2026年3月16日(月)~18(水)
○ 情報交換会:3月17日(火)18:00~20:30
○ 会場:宇都宮大学 陽東キャンパス (〒321−8585 栃木県宇都宮市陽東7−1−2)
○ 発表内容:[2P01]ポスター (3)
2026年3月17日(火) 13:00 〜 14:00 P会場(11号館 1階 AL教室)
[2P01-02] 髪うねりの三次元形状解析に基づく感性評価法の構築
● 図表

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