豊富な地図と写真で解説する『図説 日本の異界を歩く!遠野物語』 発売
大人が読むから面白い、精霊・妖怪たちとのふれあいの旅
日本の原風景を今に残す場所、遠野。
柳田國男の代表的民話『遠野物語』に登場する精霊や妖怪たちは、人びとの前にごく自然に姿を現わし、ふれあい、心優しい行動や恐怖を抱かせたりすることで「それは真実なのだ」と納得させてくれる。
オシラサマ、オクナイサマ、座敷童子といった家神・精霊。 異人・妖怪ともいうべき山男、空を飛ぶ山女、娘を食う山姥、天狗など…。
遠野に古くから語り継がれる民話の真の姿を、ふんだんな図版で浮き彫りにした一冊。
【主な構成】
●序章:遠野物語とはなにか
●第一章:神々と精霊
オシラサマ、座敷童子、山の神々…
●第二章:霊魂と妖怪
山男、神隠し、大津波…
●第三章:動物と人間
河童、狐、蛇、白い鹿…
●第四章:伝承と年中行事
池ノ端の石臼、雨風祭…
●終章:柳田國男の生涯
【カラー口絵付きで「遠野物語」の世界観へ誘います】
【監修者プロフィール】
志村有弘(しむら・くにひろ)1941年、北海道生まれ。怪奇・伝承文学研究者。立教大学大学院修了。相模女子大学名誉教授。主な著書は「妖異怨霊奇談」(朝文社)、「羅生門の怪」(角川書店)、監修は「図説 眠れないほど怖くなる! 日本の妖怪図鑑」(小社刊)など。
【書籍紹介】
『図説 日本の異界を歩く!遠野物語』
監修:志村有弘
発売日:2021年5月8日
定価:1,309円(税込)
ISBN:978-4-413-09777-2
シリーズ:青春文庫
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