多彩な表現をつめこんだ新たな地図デザインをマップルラボで公開

～地図編集ノウハウを活用してデジタル地図の表現力を強化！～

株式会社マップル

2022年11月8日 14時00分

株式会社昭文社ホールディングス（本社：東京都千代田区、代表取締役社長黒田茂夫、東証コード：9475）の子会社である株式会社マップル（本社同上、代表取締役社長大日方祐樹　以下「マップル」）は、11月8日から地図編集者のノウハウを活用した新しいデザインのデジタル地図をマップルラボ（※１）で公開します。
※１…マップルラボでは、マップルの新領域や注力分野のサービスをデモサイトで体験いただくことが出来ます。

MAPPLEのベクトルタイル https://labs.mapple.com/mapplevt.html

【背景】
昭文社グループが創業以来提供し続けている紙地図製品群は、その多彩な地図表現やテーマ・用途に即した情報選別などの利便性によって、長きにわたって大変多くの方に高い評価をいただいております。従来から「見やすさ」と「使いやすさ」を重視したマップルの地図データも、GIS（地理情報システム）やインターネット用の地図として多方面で活用されておりますが、デジタル地図が普及したことによってお客様の地図の利用用途はより広範になり、これからは一層細かなニーズに対応することが求められるものと考えております。
■デジタル地図の表現力を強化
そのような中、マップルでは「紙地図分野で培ってきたデザインノウハウ」と「自社で保有する膨大な全国地図情報データ」を掛け合わせ、必要な情報が「見やすく」「使いやすい」デジタル地図を目指して表現力を強化してまいります。特に課題となっているデジタル地図の俯瞰性を強化すべく、道路や鉄道の表現、アイコンの視認性の向上、さらにはデジタル地図で表現し切れていなかった臨場感の表現などにも対応してまいります。
■用途や利用シーン別のデザインも提供
今後は、お客様の利用シーンや利用ニーズに合わせた多様な地図デザインを展開してまいります。また将来的には、お客様のご要望に合わせたオリジナル地図デザイン作成にも対応していきたいと考えております。
このような地図表現力の強化を通じて、“お客様にとってベストな地図デザイン”を追求することで、マップルはデジタル地図デザインのスタンダードを目指してまいります。

【今回の取組】
オリジナル地図デザインの制作例として、マップルラボにて新しい「ベクトルタイル地図」を公開します。長年紙地図の編集を担当していた地図編集者がデザインを行い、道路地図や都市地図、テーマ地図で培った編集ノウハウをデジタル地図で再現しています。
MAPPLEのベクトルタイル　https://labs.mapple.com/mapplevt.html

▼再現内容

豊富な情報量の判読性に優れたデザイン

各都市の繋ぐ交通網を分かりやすく、道路と鉄道、航路形状を簡略化

ズームレベルに合わせた地名を選りすぐって表示

色や書体、文字の変形によりメリハリを付け見やすさと分類・種別を表現

豊富な情報量の判読性に優れたデザイン

アイコンによる視認性を向上

着色による道路種別の視認性を向上

立体交差や道路幅員など実際の形状を表現した道路

ゴルフ場内のコースやグリーンなど臨場感を表現した施設や敷地

【地図デザイナーからのメッセージ】株式会社マップル企画開発部佐藤学
今回の地図デザインは「様々な利用シーンや用途を想定し、多くの方に使っていただけるデザイン」を目指した、いわゆるマップルのスタンダードとなるデザインになっています。最新テクノロジーを駆使した昨今のデジタル地図でも「利用用途に沿ったユーザー目線の地図」を完璧に表現できているとは言えません。これから先、デジタル地図の表現を追求し、社会にどのように展開・活用していくのかが、我々マップルが解決すべき課題だと考えています。是非、マップルが誇るデジタル地図の表現力をマップルラボでご体感ください。
＜関連コラム＞
利用者にとって使いやすい地図を追求するマップルの地図の魅力～元・昭文社地図編集部長が語る地図へのこだわり～
（紙地図編）https://mapple.com/column/20220901/
（デジタル地図編）https://mapple.com/column/20220905/

【会社概要】
社名　　：株式会社マップル
所在地　：東京都千代田区麹町３丁目１番地
代表者　：代表取締役社長大日方祐樹
URL　　：https://mapple.com/
事業内容：地図・ガイド情報等を基にしたデジタルデータベースの企画・制作・販売・使用許諾およびそれらを活用したサービスの提供