介護に革命を。KAiGO PRiDEが“カイゴプレナーシップコミュニティ”を始動!
企業×介護×金融×行政が混ざり合う、日本初のネットワークが立ち上がります。

一般社団法人KAiGO PRiDE(東京都渋谷区、代表理事:マンジョット・ベディ)は、2025年6月に一般企業、介護業界、金融業界、行政の関係者による新たなネットワーク組織「カイゴプレナーシップコミュニティ」を立ち上げます。
介護人材不足が深刻になっている現在、「KAiGO PRiDE」は、このコミュニティを立ち上げることで、介護人材の確保を図るとともに、シルバーエコノミービジネスの創出を図っていくこととしています。
◇将来の介護を守る
介護サービス自体が整備されていない国も多い中で、他国に比べて高齢化が急速な日本の介護保険サービスは、世界に誇る先進的な制度として設計されました。KAiGO PRiDEは、この日本の「介護」を、私たちすべての人にとってかけがえのない”社会の財産”であると考えています。
しかし、ますます進展する少子高齢化は、介護職の不足を深刻化させ、介護保険サービスの安定的な提供を脅かすまでになりつつあります。
この「介護」という、かけがえのない"社会の財産”を、将来にわたって守るため、KAiGO PRiDEは、誰もが「介護」を自分ごととして捉える社会を目指し、「カイゴプレナーシップコミュニティ」を立ち上げ、6月にそのキックオフイベント「第1回サロン」を開催します。
第1回サロンの概要
(サロンの詳細は、記事の最後に記載しています。)
日 時: 2025年6月16日(月)14:00~16:30
会 場: 都立産業貿易センター浜松町館
対 象: 介護・シルバーエコノミーに関心のある方(先着30名)
参加料:1,500円/人
内 容:
・概要説明
・講演(予定)
「ヘルスケア分野における経済産業省の取り組みについて」(経済産業省)
「予防を当たり前の社会へ」(コスモヘルス株式会社)
・トークセッション
ほか
お申し込み → こちらをクリック (※)Googleフォーム
(締め切り6月10日)
「介護」は"社会の財産"
今、日本においては、介護保険サービスがあることを前提に社会が動いています。これは一般の企業にも同じことが言えることでしょう。
企業にお勤めの方のご家族も、多くの方が介護保険サービスを利用しています。ご家族の方が介護保険サービスを利用しているご家庭では、当然ながら、介護保険サービスがあることを前提に日常の生活が営まれています。
もし、介護保険サービスが十分提供されなくなれば、こういったご家族にとっては大きな悩みの種になってしまうことは間違いありません。また、そのことを理由に社員の雇用を維持できなくなれば、企業にとっても大きな影響が生じることとなります。つまり、「介護」は、社員の家庭と仕事に加えて、企業についても守っているということとなります。
このように、家庭を守り、仕事、企業を守る「介護」は、私たちすべての人にとってかけがえのない"社会の財産"であると言えるのではないでしょうか。
KAiGO PRiDEは、介護人材不足の問題を、介護業界だけの問題として捉えるのではなく、「介護」という、かけがえのない"社会の財産"を、多くの人々の力により守っていく必要があるものと考えています。

「一般の企業」への期待
「介護」という、かけがえのない”社会の財産”を守るためには、誰もが「介護」を自分ごととして捉え、介護人材不足の問題を知る必要があります。そして、それに併せて「介護保険サービス」だけに頼らない社会を目指す必要があるのではないでしょうか。
「あらゆる人の日常の生活や経済的活動を、あらゆる手段を通して支え合う社会を実現する」
高齢者や障害者の生活を支えているのは、何も介護保険サービス等の公的サービスだけではありません。一般の企業が提供するヘルスケアビジネス等におけるサービスは、既に、高齢者等がいつまでも在宅で生活するためには欠かせないものとなっています。
KAiGO PRiDEは、企業が提供するヘルスケアビジネス等を発展させることが、結果的に「介護保険サービス」の負担を減らし、世界に誇る日本の介護・福祉の将来を守ることに繋がる手法であると考え、企業に高い期待を寄せています。
確かに、既存の企業のサービスだけでは、今後一層厳しくなる介護人材不足をすべてカバーするのは難しいかもしれません。法的・制度的な問題、資金的な問題、倫理的な問題など、さまざまなハードルも想定されます。
しかし、AIやロボット等の新しい技術が飛躍的に発展してきている現代においては、従来では考えもつかなかった製品・サービスが続々と誕生しており、企業への期待は高まり続けています。
ヘルスケアビジネスの可能性を広げる製品の事例(KAiGO DESIGN AWARD 2025より)


介護業界、金融業界、行政への期待
「介護業界」への期待
KAiGO PRiDEでは、これまでKAiGOブランディングとして介護職員自身の魅力を伝えるブランディングを中心に取り組んできましたが、AIやヘルスケアビジネスの生産性向上の要素を組み込み、介護業界全体の魅力、健全性が伝わるブランディングについても展開する必要があると考えています。そしてそのためには介護業界の協力が必要です。
さらに、介護業界には、ヘルスケアビジネスを生み出す上でも大きな役割が期待されます。
一般の企業が提供するヘルスケア市場等におけるサービスは、企業だけでは進めるのが難しい場面も多くあります。また、質の面でもヘルスケアビジネスを、介護保険サービスと大きく遜色ないもの、近いものとするためには、企業と介護業界とが連携する必要があります。
介護職員が本当に必要な製品やサービスを企業に伝え、それを元に、企業が持つ技術と新たな発想で製品やサービスを開発する。そして、開発した後は、その製品やサービスを実証するためのテストフィールドを介護業界が提供する。
このようにヘルスケアビジネスを進める多くの場面で企業と介護業界の連携は不可欠です。
最終的にはそれが介護業界に還元されることを願いつつ、企業が製品開発を進めるプロセスにおいて、積極的に介護業界がその下支えとなることが期待されます。
「金融業界」への期待
介護・ヘルスケア分野には大きな可能性を持つスタートアップが多く存在しますが、資金面の制約により事業化が進まないケースも少なくありません。
一方で、金融機関では近年、ヘルスケアの社会的意義と将来性に着目し、専門ファンドの創設やビジネスマッチング、地域連携などの取り組みが広がっています。これらは、社会課題の解決と経済的リターンの両立を図る重要な動きです。
今後、介護人材不足が深刻化する中で、こうした金融機関の支援をさらに加速させるためには、介護・ヘルスケア分野における製品やサービスの魅力を的確に伝え、理解を深めてもらうことが不可欠です。
その積み重ねにより、スタートアップ企業への資金支援や協業の広がりにつながっていくことが期待されます。
「行政」への期待
介護人材不足が一層深刻化する中、介護業界における生産性の向上は、もはや待ったなしの喫緊の課題となっています。この課題に対応するには、一般企業、介護業界、金融業界、行政が連携し、それぞれの知見や技術、資金を生かした新たな生産性向上のロールモデルを創出していく取り組みが求められます。
このロールモデルの創出を効果的に推進するため、行政には、地域医療介護総合確保基金の活用等による介護ロボットやICTの導入を支援するほか、官民連携の視点を持ちつつ、一般企業の技術・アイデアを活かすための環境整備について検討するなどの役割が期待されます。
◇カイゴプレナー、カイゴプレナーシップコミュニティとは
今、最も求められるのは、困難な問題にも果敢に挑戦する意欲・マインドを備えた人材ではないでしょうか。KAiGO PRiDEは一般企業、介護業界、金融業界、行政等の垣根や立場を超え、「介護」や「ヘルスケア」の分野において「新しいモノを創造し、困難なリスクに対しても挑戦する意思」(アントレプレナーシップ)を有する者を「カイゴプレナー」と新たに定義しました。
そして、この「カイゴプレナー」たちが、集い、活動を行うプラットフォームとして立ち上げるプラットフォームが「カイゴプレナーシップコミュニティ」です。
【コミュニティの特長】
◆介護人材確保や、シルバーエコノミーの情報を交換し、新たな取り組みを生み出すプラットフォーム
◆気軽に情報交換できるオンラインとそれでは物足りない方向けのリアルサロンを組み合わせて運営
◆KAiGO PRiDEの最新情報はもちろん、全国の企業情報、行政情報も盛りだくさんな内容
◆企業、介護、金融、行政など様々な立場の方同士の繋がりから、次の動きのヒントを提供
【コミュニティで提供するサービス(予定)】
◆オンラインコミュニティ
会員が相互に最新の情報交換を行いながら、企業、介護、金融、行政を繋ぐオンラインコミュニティを新たに設置します。KAiGO PRiDEの各種情報のほか、会員のイベント情報、アンケート調査など、会員ニーズに配慮した運営を目指します。
◆サロン
会員間のコミュニケーションを高めるため、サロン(リアルイベント)を定期的に開催し、介護人材不足への対応を推進するとともに、シルバーエコノミービジネスを創出する企業のスタートアップ支援を目指します。
コミュニティの今後
KAiGO PRiDEでは、この「カイゴプレナーシップコミュニティ」を新たなプラットフォームとし、一般企業、介護業界、金融業界、行政の皆様が知恵を出し合い、新しいことを創造しながら、かけがえのない"社会の財産"である「介護」を将来にもわたって守っていくことを目指します。
ぜひ、多くの皆様からご理解とご協力をいただきながら、皆様とともに、このコミュニティを、確実に大きく成長させていきたいと思っています。
◇第1回サロン参加者募集中
一般企業、介護業界、金融業界、行政が共に協力しあって「介護」の将来を守るため、KAiGO PRiDEでは6月に「カイゴプレナーシップコミュニティ」を立ち上げ、そのキックオフとして「第1回サロン」を開催します。
どなたでも参加いただけますので、ぜひお気軽にお申し込みください。
(※)第2回サロン:9月、第3回サロン:12月に開催予定
第1回サロンの概要
(1) 開催日時 2025年6月16日(月)
午後2時00分~4時30分(受付開始:午後1時30分~)
(2) 開催会場 都立産業貿易センター浜松町館 4階第二会議室
(3) 対象・定員 介護・シルバーエコノミーに興味のある方 / 30名(申し込み多数の場合は先着順)
(企業関係者、介護事業所経営者、介護職員、金融機関関係者、行政関係者など)
(4) 参加料 お一人様1,500円(税込)当日お支払いいただきます。
(5) 内容(予定)

(6) 申込方法 Googleフォームによりお申し込みください。(締切 6月10日(火))
サロン終了後、 ネットワーキングのための懇親会を開催します。
懇親会(会費制)に参加希望の方は、サロン申込みの際に合わせてお申し込みください。
注1)会場の都合で、お申し込み順等により、参加人数を制限する場合があります。
注2)懇親会にお申し込みいただいた方には、参加の可否も含め、後日詳細をご案内します。
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