Deep Instinct、ストレージ環境向けの新しいセキュリティソリューションを発表

Deep Instinct Prevention for Storage は、従来製品の課題となっていたギャップを埋め、データがどこに保存されていても、未知の脅威がストレージ環境に侵入するのを防ぎ99%以上の有効性をチームに提供します。

ニューヨーク発、2023年10月23日 - AIベースのディープラーニング(DL)フレームワークで未知のマルウェアを事前に阻止する予防ファーストのサイバーセキュリティ企業、Deep Instinctは本日、新しい製品ラインナップとなるDeep Instinct Prevention for Storage(DPS)を発表しました。このソリューションは、ネットワーク接続ストレージ(NAS)、ハイブリッド環境、パブリッククラウド環境など、データが保存されている場所を問わず、ストレージ保護に予防ファーストのアプローチを適用し、既存の環境にシームレスに統合することで、比類のない有効性と精度をエンタープライズグレードの拡張性とともに提供します。

 

データはいまやあらゆる組織にとって生命線となっています。ビジネスのデジタル化が進むにつれ、アプリケーションやサービス、従業員、顧客など、これまで以上に多くのデータが生成されるようになりました。さまざまなエンドポイントからの情報がデータ・リポジトリに統合されたことで、攻撃者にとって魅力的なターゲットとなっています。実際、シニア・サイバーセキュリティ専門家の約半数が、ランサムウェアは組織のデータ・セキュリティに対する最大の脅威であると述べています。このようなマルウェア感染を引き起こすたった1つのファイルが組織内に侵入してしまうだけで、企業を危険にさらすことになります。

 

Deep Instinctの最高製品責任者(Chief Product Officer)であるYariv Fishmanは、次のように述べています。「今日の進化する脅威の状況では、脅威の主体はすでにAIを活用して、従来のサイバーセキュリティ・ツールからの検出を回避するために絶えず変化するマルウェアを作成しています。組織とそのデータの安全を将来にわたって担保する唯一の方法は、ストレージシステムの保護とセキュリティの優先です。DPSにより、お客様はデータリポジトリへの脅威ファイルの侵入を防ぎ、保存データの完全性とセキュリティを確保することができるようになります」。

 

Deep Instinct Prevention Platformの一部として、DPSはサイバーセキュリティに特化した独自のDLフレームワークを適用することで、データ保護におけるセキュリティギャップを埋めます。ストレージ環境にファイルが追加または変更されると、直ちにスキャンされることになります。悪意のあるファイルは、実行されることなく即座に隔離または削除されます。従来のソリューションでは、未知のマルウェアへの検知・対応ができず、誤検知アラートが雪崩のように発生し、総所有コスト(TCO)が増加するだけでなく、スキャンプロセスは複雑化して非常に多くの時間が必要となっており、ストレージ環境のデータ保護には不十分です。

 

DPSは、これまでの従来型ソリューションとは以下の点で決定的に異なります:

  • シームレスなインテグレーション - スムーズな導入と相互運用性を確保するため、このソリューションは、Dell EMC(CAVA)やNetApp(VScan)などの主要なプラットフォームとネイティブに統合されます

  • 効率性の向上とTCOの削減 - セキュリティ担当者の半数以上が、誤検知による生産性の損失が週に2営業日以上発生し、ストレスレベルが高まっていると回答しています。DPSを導入することで、セキュリティチームは未知の脅威に対する99%以上の防御を実施しながら、0.1%未満の低い誤検知率、ファイルあたりの処理が20ミリ秒未満という高速なスキャンを実現することができます

  • 管理の容易さ - DPSは、Deep Instinct for Endpoints(DPE)およびDeep Instinct Prevention for Applications(DPA)とともに、単一のコンソールで管理できます。この製品は、セキュリティチームが必要なアクションを取りやすいように、シンプルでわかりやすいポリシーベースの管理をサポートしています。これには悪意のあるファイルに対しては隔離や削除、必要に応じて隔離から復元する機能などが含まれます

  • コンプライアンスへの対応 - DPSは、サイバーセキュリティのリスク管理、戦略、サイバーセキュリティインシデントの開示を毎年提供することを組織に義務付ける最近のSECガイドラインをはじめとする、重要なコンプライアンス要件を満たすことを可能にします。ファイルのスキャンはすべてログに記録されるため、追跡とレポート作成が容易に可能です。悪意のあるファイルごとに、詳細なイベントが管理コンソールに送信され、防止された攻撃をさらに調査することができます

また、DPSは将来的にはクラウド・ストレージにも対応する予定で、AWS S3に代表されるパブリック・クラウド全体のストレージ・セキュリティに対する総合的なアプローチを組織に提供します。パブリッククラウドやハイブリッドクラウド環境に保存されるデータ量が飛躍的に増加し続ける中、これは組織にとって極めて重要なニーズであると信じています。クラウドベンダーは、ストレージ自体は保護しますが、保存されたファイルの完全性や安全性は保証しません。Deep Instinctは、データがどこに保存されていても、比類のない有効性、正確性、エンタープライズグレードの拡張性でクラウドストレージ上のデータも保護します。


  • 「Deep Instinct Prevention for Storage」のご紹介ウェビナー

開催日時:11月9日木曜日14:00~14:30

登録フォーム:https://deepinstinct.zoom.us/webinar/register/WN_xjDv-0PQR6Gi9FtJTmWOsg


  • DPS のソリューションブリーフ

https://info.deepinstinct.com/hubfs/Japan/026_DPS_SolutionBrief.pdf


ディープインスティンクトについて

Deep Instinctは、世界初かつ唯一サイバーセキュリティの目的のために構築されたディープラーニング フレームワークを用いて、ランサムウェアやその他のマルウェアを阻止するために、予防を第一に考えたアプローチを取っています。既知の脅威、未知の脅威、ゼロデイ脅威を20ミリ秒未満で予測し、感染を防止します。その速さはランサムウェアの暗号化速度の750倍に相当します。Deep Instinctは、99%以上の精度で未知の脅威から防御しながら、0.1%未満という誤検知率を実現しています。Deep Instinct Prevention Platformは、既存のセキュリティソリューションを拡張・強化し、ハイブリッド環境における脅威に対する完全で多層的な保護を提供します。 詳細についてはwww.deepinstinct.com/ja/をご覧ください。

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会社概要

URL
https://www.deepinstinct.com/ja/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区浜松町2−4−1 世界貿易センタービルディング南館17階
電話番号
03-4567-2621
代表者名
ガイ・カスピ
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年09月