医療データ利活用のYuimedi、JMDCと「医療データ標準化に関するウェビナーシリーズ」を共催
株式会社Yuimedi（本社：東京都中央区、代表取締役：グライムス英美里、以下「Yuimedi」）は、株式会社JMDC（本社：東京都港区、代表取締役社長兼CEO：野口亮、以下「JMDC」）と観察研究に適した医療データの国際標準規格であるOMOP CDMに関するウェビナーを3回にわたって共催することをお知らせいたします。
本ウェビナーでは、OMOP CDM（以下「OMOP」）変換プロジェクトおよび共同研究を数多く手掛けてきたYuimediと、日本最大級のリアルワールドデータ（以下「RWD」）のデータベース（以下「DB」）を保有するJMDCが、OMOPの基礎から製薬業界における活用の可能性までを解説します。
■共催の背景
OMOPは、世界49カ国で530以上のDBが構築され、重複を除いた上で約8億人以上の患者データをカバーする国際標準規格です。欧米を中心に広がりを見せており、日本でも昨年、厚生労働省の「健康・医療・介護情報利活用検討会」で取り上げられるなど、その注目度が高まっています。
Yuimediは、これまで日本の医療データにおけるOMOP変換プロジェクトを複数実施し、豊富な知見を蓄積してきました。また、JMDCは日本最大級のRWDのDBを保有するリーディングカンパニーとして、国内のRWD供給を牽引しています。
両社は、製薬業界におけるRWD利活用の未来を見据えた際に、OMOPが標準規格のファーストチョイスとなると考え、本ウェビナーの共催に至りました。
■ウェビナーの内容
RWDを提供する事業者が増え、製薬企業のデータ活用は「データを入手する時代」から「複数データを統合し活用する時代」へと移行しています。それに伴い、以下のような悩みが聞かれ始めています。
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各データの構造や性質が異なり、都度理解する必要がある
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横断的なデータ分析を実施したいが、その手法に悩んでいる
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限定的なデータセットが多く、エビデンスレベルの向上方法を探している
こうした悩みの解決策のひとつが「データ標準化」です。特に、RWDを用いた観察研究に適したOMOPの活用は、その有効なアプローチとなります。本ウェビナーでは、OMOPの基礎から、製薬業界における先行事例までを詳しく紹介します。
■ウェビナーの概要
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第1回：3/27（木）12:30〜13:30（オンライン開催）
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第2回：4月下旬、第3回：5月下旬（予定、いずれもオンライン開催）
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登壇予定：製薬企業担当者、OMOPに関する有識者他
【OMOP CDMについて】
OMOP CDM（Observational Medical Outcomes Partnership Common Data Model）は、OHDSI（Observational Health Data Sciences and Informatics）が公開するCommon Data Modelのひとつです。特徴のひとつとして、全世界共通の仕様及び統制用語集を採用することで、各国のデータをOMOPへ変換した際に共通のデータ表現になります。また、表形式データとしてデータベースに格納しやすい構造に正規化されている点も観察研究に適した特徴のひとつです。
【JMDCについて】
医療ビッグデータ業界のパイオニアとして2002年に設立。独自の匿名化処理技術とデータ分析集計技術を有しています。12億5,500万件以上のレセプトデータと6,200万件以上の健診データ（2024年3月時点）の分析に基づく保険者向け保健事業支援、医薬品の安全性評価や医療経済分析などの情報サービスを展開しています。また、健康度の単一指標（健康年齢）や健康増進を目的としたWebサービス（Pep Up）など、医療データと解析力で健康社会の実現に取り組んでいます。
【会社概要】
会社名：株式会社Yuimedi
事業内容：医療データ標準化BPaaS、医療データ利活用ネットワークの構築
代表取締役：グライムス英美里
創業：2020年11月
会社HP：https://yuimedi.com/
OMOP変換サービスLP ：https://yuimedi.com/omop
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