アーサー・ディ・リトル、「イノベーション・マネジメント」の動向に関する「第9回 グローバル・イノベーション・エクセレンス・ベンチマーク」を発表
イノベーションが企業にもたらす「リターン」と「満足度」が低下する中、5つの重点領域を改善することでイノベーション創出のパフォーマンス向上を示唆
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、マネージングパートナー日本代表:原田 裕介、以下「ADL」)は、10年以上に渡り500以上の組織を対象に実施している「グローバル・イノベーション・エクセレンス・ベンチマーク(GIEB)※1」の最新版『「優れた」イノベーターから「卓越した」イノベーターへ: 効果的なマネジメントプロセスの実践によるイノベーションのパフォーマンス改善』を公表するとともに、本レポートを希望者に対して送付することを発表します。
最新版となる本調査では、過去調査同様、ADL独自のフレームワークであり企業全体のイノベーション・マネジメントの展開状況を単一のスコアとして算出できる「イノベーション・エクセレンス・モデル※2」の活用に加え、2018年以降の重要トレンドと、様々な業界におけるイノベーションの成功と最も強く相関する「イノベーション・マネジメント」を経験的根拠に基づき解明を行った結果、「イノベーション・マネジメント・プロセス」の弱さに起因し、イノベーションが企業にもたらす「リターン」と「満足度」が低下していることが解明されました。
このような結果が示された一方で、「イノベーション・マネジメント」の評価スコアが上位25%に入っていない企業においては、5つの重点領域(画期的イノベーションへの取り組み、ビジネスモデルイノベーション、事業部門間のギャップの解消、アジャイルにイノベーションを実行する力、リーダーシップ)を改善することで、イノベーションの成功度合いを推定30%以上改善できることも併せて説明されました。
ADLでは、不確実性が高まる現代社会と事業環境の中、直面する問題を解決および、企業の収益性と成長につながる差別化された製品および、サービスを生み出すためにも、イノベーションが非常に重要と考えています。その上で、「イノベーション・マネジメント」における5つの重点領域を改善することが、イノベーションの成功度合いを高めることにつながり、「“無駄”のないイノベーション投資の実現」につながると考察しています。
本調査結果を含む、「第9回 グローバル・イノベーション・エクセレンス・ベンチマーク」レポートを希望する方に対して、無料にて送付を行います。ご希望の方は、Webサイトの問い合わせフォームよりご連絡頂ければ幸いです。
■ 【「イノベーション・マネジメント」を改善するための5つの重点領域と要約】
①画期的イノベーションへの取り組み:斬新的、段階的なイノベーションではなく、画期的イノベーションを優先した積極投資
②ビジネスモデル・イノベーション(BMI)の実践:バリューチェーンでの立ち位置、顧客、リソース、収益構造などの要素を再構成し、企業の価値創造構造を見直す
③事業部門間のギャップの解消:優れたイノベーション・マネジメント及び、ベストプラクティスを全組織で共有
④イノベーションをアジャイルにマネジメントする実行力:アイディアをより短期間に発展させるアジャイル開発を適用
⑤リーダーシップ:ビジョン、メタ知識、人脈、視点の独創性、デジタルファースト思考を有したリーダーシップ
■ 「第9回 グローバル・イノベーション・エクセレンス・ベンチマーク」レポート目次
○ マネジメントモデルを強化してイノベーションのパフォーマンスを高める
○ 画期的イノベーションに投資してポートフォリオのパフォーマンスを改善する
○ ビジネスモデルイノベーション:まだ十分に活用されていないツール
○ 事業部門間のパフォーマンス・ギャップに対処して価値を創造する
○ アジャイル開発に基づくイノベーションのメリットと落とし穴
○ イノベーション・リーダーシップにおけるエクセレンス – すべてを首尾よく成し遂げるには
■ 『「第9回 グローバル・イノベーション・エクセレンス・ベンチマーク」レポート』について
○ 発行日: 2023年7月
○ 費用: 無料
○ 仕様: 44頁/PDFにて配布
○ お申込み方法: 下記ADL「お問い合わせフォーム」よりお申し込みください。
URL:https://www.adlittle.com/jp-ja/node/23840
※「連絡希望部署」にて「Media/Public Relation」をご選択ください。
※1. 「グローバル・イノベーション・エクセレンス・ベンチマーク(GIEB)とは
GIEBは、イノベーション・システムの構成要素とイノベーション・マネジメントのベストプラクティスを検証するADL独自のフレームワークである「イノベーション・エクセレンス・モデル」を活用し、自社のイノベーション・パフォーマンスを同業他社と比較しランク付けした上で、分析することで、様々な業界におけるイノベーションの成功と最も強く相関する「イノベーション・マネジメント」を経験的根拠に基づき解明する取組みとなります。
※2. 「イノベーション・エクセレンス・モデル」について
「イノベーション・エクセレンス・モデル」に関する詳細は、配布させて頂きますレポートの9頁にて詳細を記載しております。
<<「アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社」について>>
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社は、1886年にマサチューセッツ工科大学のアーサー・デホン・リトル博士によって設立され、欧州19 拠点、北米5拠点、中南米3拠点、中東4拠点、アジア・オセアニア12拠点を構える世界最古の戦略コンサルティングファーム、アーサー・ディ・リトルの日本法人です。アーサー・ディ・リトルでは、600万人以上のイノベーター、起業家、技術者、学者とのネットワーク、知識、知見を活かし、自動車、金融、ヘルスケア・ライフサイエンス、エネルギー、化学、テレコム、IT、製造業、建設業、消費・流通業、運輸・旅行業、公共サービスに対して創造性と実効性を伴うオープンコンサルティングを提供しています。
会社名:アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社
マネージングパートナー日本代表:原田 裕介
本社所在地:東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター36階
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