東大発・米国物流ロボティクスベンチャーRENATUS ROBOTICS、(株)イー・ロジット埼玉草加FCへ導入する「RENATUS自動倉庫システム」1号センターを12月より着工

24年の竣工後は、同FC内での規模拡大および他センターへの導入も計画

RENATUS ROBOTICS株式会社

2023年11月28日 08時12分

RENATUS ROBOTICS Inc.（レナトスロボティクス、San Fransisco）は、株式会社イー・ロジット（本社：東京都千代田区、以下「イー・ロジット」）の埼玉草加FCへのRENATUS導入スケジュールを公開しました。

3546間口の竣工後は、同センター内でRENATUS導入面積をより拡大することで、更なる効率化を図ります。

その後は、イー・ロジットの運営する別倉庫への導入や、代理販売などを進めてまいります。

RENATUS1号センター概要

１．施工概要

場所	(株)イー・ロジット　埼玉草加フルフィルメントセンター（DPL草加4階）
間口数	約3500間口
面積	約200坪
天井高	5.5m
入出庫能力	最大300行/時間

２．導入スケジュール（予定）

据え付け工事	2023年12月～2024年1月頃
テスト運用	2024年2月～2024年4月頃
内覧会・関係者先行公開	2024年5月～2024年6月頃
実運用開始	2024年7月～ 2024年9月頃

３．想定される導入効果

RENATUS自動倉庫を導入することにより、下記の効果を見込んでいます。

①「ワンストップ梱包」(*1)により作業員を最大1/2に削減

②保管効率の改善

天井高（5.5m）まで荷物を保管可能

③入出庫効率の改善

１ピッキングステーションあたり、最大300行/hのピッキングが可能

④労働環境の改善

GTP(*2)方式により、人手による歩き回りを排除

⑤出荷の精度向上

機械によるピッキングでヒューマンエラーを防止

*1：「ワンストップ梱包」自動倉庫システム

ピッキング・集約・梱包の全行程を、1人の作業者による一工程だけで完結することができる新方式。

*2：GTP

Goods to Personの略。機械が商品を直接ピッキングし、従来の人の歩き回り作業（Person to Goods）を排除することが可能。

今後の展望

3546間口の竣工後は、同センター内でRENATUS導入面積をより拡大することで、更なる効率化を図ります。

その後も「2024年問題」の解決を見据え、イー・ロジットの運営する別倉庫への導入や、代理販売などにより社内外の省人化を進めてまいります。

最先端の自動倉庫システム「RENATUS」

『RENATUS』は、縦横に自在に移動する高速シャトルと独自のアルゴリズムを組み合わせた最先端の自動倉庫システムです。

独自設計と独自の配車アルゴリズムにより、これまで困難とされていた大規模棚におけるワンストップ梱包(*1)を実現しました。

これによりピッキング人件費は最大1/2にまで削減されました。

また同時に自動倉庫システムの導入コストのうち10〜30%を占めていた荷合わせ工程の搬送コンベアが一切不要になり、

結果として、システム全体のコストが大幅に削減されたのみならず、従来品において搬送コンベアが占めていた面積を収納エリアにできるため、圧倒的な面積効率を実現しています。

PV①

PV②

RENATUS ROBOTICS Inc. 会社概要

社名	RENATUS ROBOTICS Inc.
所在地	1160 Battery St. San Francisco, CA 94111, USA
事業内容	超高効率の自動倉庫システム『RENATUS』の開発・導入、自社倉庫の運営
設立日	2022年5月27日
会社HP	https://www.renatus-robotics.com/
連絡先メールアドレス	customer-value@renatus-robotics.com