宮津市長がサンコール(株)を訪問 地域資源「竹」を活用したサステナブル事業の可能性を共有
サンコール株式会社(京都市右京区、代表取締役:奈良正)は2026年7月1日、京都府宮津市の城﨑雅文市長をお迎えし、宮津市と連携して取り組む竹サステナブル事業について、意見交換を通じて親睦を深めました。

地域課題から生まれた、竹炭事業への挑戦
宮津市は、天橋立に代表される豊かな自然を有する一方、放置竹林の拡大による里山環境への影響や、災害・獣害につながる「竹害」が地域課題の一つとなっています。サンコールは、宮津市の協力のもと、放置竹林から伐採された竹を活用し、工業製品としての竹炭を製造・販売する地域貢献型の「竹サステナブル事業」に取り組んでいます。
サンコールの竹炭は、宮津市産の竹を用いた京都原産の素材として「京かぐや炭Ⓡ」「KYOBAMBLACK(TM)」のブランド名で展開しており、漆黒性、遮光性、高抵抗性などの特長を生かし、塗料・インキの顔料、脱臭製品、吸放湿製品など、さまざまな用途への活用を進めています。
燃やさずに炭化する製造方法により、環境負荷を抑えながら安定品質を実現することを特徴としており、近年では、3Dプリンタ用のセルロース材料や合成皮革など業界を問わずさまざまなものづくりに取り組んでいます。
宮津の竹が、ものづくりの可能性をひらく
当日、城﨑市長には開発部門向井部門長より、直近の活動状況や成果をご紹介しました。また、宮津市や京都市での環境イベントや万博などさまざまな発信の実績を報告するとともに、竹の活用を身近に感じていただける品として、「タステナブルな竹ノート」をお贈りしました。

さらに直近の開発内容として、自動車業界向けに開発したハンドルを紹介しました。ハンドルのベージュ部分には竹セルロース樹脂、ブラック部分には竹炭を用いた合成皮革を採用しています。動物の革を使わないことで、動物保護にもつながる、SDGsコンセプトの内装材料として、横浜と名古屋で開催された「人とくるまのテクノロジー展」にて反響を得ました。
このほか、竹炭パウダー、生分解性樹脂、竹炭塗料など、竹の機能を生かしたさまざまな開発品・関連商品も紹介し、竹資源の新たな活用可能性を共有しました。

地域資源を、持続可能な未来へつなぐ
訪問を通じて、宮津市と当社のこれまでの関係を確認するとともに、今後の連携に向けた親睦を深める機会となりました。
サンコールは、今後も宮津市をはじめとする地域の皆さまと連携し、放置竹林の有効活用を通じた里山保全と、環境負荷の少ないものづくりに取り組んでまいります。地域資源の価値を高める技術開発を進めることで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
以上
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宮津市長城﨑雅文氏のご紹介
城﨑雅文氏は、京都府宮津市出身。国立舞鶴工業高等専門学校を卒業後、城﨑織物に入社し、宮津市議会議員を経て、2018年7月に第18代宮津市長に就任されました。2022年7月に第19代として再選され、2026年7月には、第20代宮津市長に就任されました。
会社概要
会社名 :サンコール株式会社
本社所在地 :京都市右京区梅津西浦町14番地
創業 :1943年(昭和18年)6月
代表者 :代表取締役社長執行役員 奈良正
事業内容 :自動車関連部品、電子情報通信関連部品、医療・介護関連製品、環境関連素材などの開発・製造・販売
公式HP : https://www.suncall.co.jp/
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