国内初、公募投資信託によるTOKYO PRO Market上場企業への投資を実行

fundnote株式会社

独立系運用会社であるfundnote株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:渡辺克真)は、日本取引所グループが運営するTOKYO PRO Market(以下「TPM」)に上場する企業に対し、公募投資信託を通じて投資を実行いたしました。これは、日本国内において初の事例となります。

TPMは、上場基準が柔軟で成長段階にある企業にとっての「登竜門」となる市場です。しかしその性質上、外部投資家からの資金流入はこれまで限定的であり、TPM上場企業に対する機関投資家の出資は前例がありませんでした。
当社では、日本の資本市場にとってTPMの活性化は不可欠と考えており、本投資がその第一歩になることを期待しております。

本件は、当社の運用する「上場株」と一般投資家にとってアクセスが難しい「未上場株」を横断的に投資対象とするクロスオーバー戦略を行う投資信託『fundnoteIPOクロスオーバーファンド(匠のファンド あけぼの)』における、初のクロスオーバー投資となります。

本投資を通じて、投資先企業の企業価値向上および将来的なグロース市場への市場変更(いわゆる「鞍替え」)を含めた、さらなる外部投資家の獲得支援を行ってまいります。
あわせて、TPMの認知度向上と資金調達環境の改善を図り、あらゆる成長ステージの企業に資金が正当に行き渡る健全なエコシステムの構築を目指してまいります。

■投資先企業:BABY JOB株式会社について

2025年5月7日、当社はTPM上場企業である【BABY JOB株式会社】(証券コード:293A)に、立会外での相対取引を通じて株式を取得いたしました。

銘柄コード

293A (TOKYO PRO Market)

銘柄名称

BABY JOB 株式会社

事業内容

子育て支援事業

従業員数

82名(2025年2月末)

業績

売上高 2,833百万円、営業利益 129百万円(2025年2月期)

保育施設向けに提供している紙おむつのサブスクリプションサービス『手ぶら登園』は、国内トップシェアを誇ります。3年間の年平均成長率(CAGR)は64%に達し、多くのグロース上場企業を上回る成長を遂げており、直近の期には黒字化も実現しています。

■ファンドマネージャー川合直也からのコメント

BABY JOB社を知ったのは、ベンチャーキャピタルが主催する交流会でした。キャピタリストの方から「TOKYO PRO Marketで急成長している有望企業」と伺い、その直後から詳細な調査に着手しました。自治体と連携した保育関連サービスというニッチ領域で高い増収率を維持し、すでに黒字化を実現するなど、優秀なビジネスモデルを築いています。
創業者の上野社長は、新卒でユニ・チャームに入社後に独立し、多数の保育施設を運営してこられた方です。保育業界への深い知見と卓越した行動力を兼ね備えた素晴らしい経営者であり、今後の事業拡大にも大きな期待を抱いています。
グロース市場やプライム市場への鞍替えを含めたエクイティストーリーを共に描いてまいります。

■TOKYO PRO Market(TPM)について

TPMへの新規上場件数は、2024年にはグロース市場に迫る水準まで増加しており、近年、着実に存在感を高めつつある市場です。一方で、売買代金は市場全体で年間数億円規模にとどまり、資金調達の場としては十分に機能してきませんでした。

そのため、これまでTPMを利用する企業の目的は主に以下の通りでした。

①本則市場(東証グロース/スタンダード/プライム)へのステップアップを見据えた、ガバナンス・財務・IR体制の構築

②上場という「ラベル」による信用力・採用力・営業力の向上

今回の機関投資家による投資は、TPM上場企業にとって初の資本市場を通じた株主構成の再編・強化という、新たな価値をもたらすものです。これにより、TPM上場企業が単なる「一時的な通過点」ではなく、資本政策においても資本戦略の選択肢となり得ることが示されました。

■fundnoteIPOクロスオーバーファンド(愛称:匠のファンド あけぼの)について
本ファンドは、未上場株式および上場後5年以内の中小型株式を投資対象とするアクティブ型公募投資信託です。「IPOクロスオーバー戦略」とは、IPO(新規公開)の枠を越えて投資を行う戦略で、IPO後の中小型株式だけでなく、IPOを控えた未上場株式やTOKYO PRO Marketにも投資機会を広げ、収益の最大化を目指します。

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ファンドマネージャーの川合が「匠のファンド あけぼの」について説明を行ったYouTube動画はこちらからご覧いただけます。

【未上場株投資の新たな選択肢】IPO株は見極め力がモノを言う。今注目の「匠のファンド あけぼの」をご紹介【fundnote / 川合直也】

■会社概要

「投資を通じて日本を豊かに、人生をもっと豊かに」という使命のもと、エッジの効いたアクティブファンドを提供し、資産運用を通じて日本のさらなる豊かさに貢献することを目指しています。

社名:fundnote株式会社

住所:東京都港区芝5丁目29-20 クロスオフィス三田

HP :https://www.fundnote.co.jp

事業内容:投資運用業・第二種金融商品取引業・適格機関投資家等特例業務

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3413号

加入協会:一般社団法人投資信託協会

投資信託に係るリスク・費用について

https://www.fundnote.co.jp/risk/

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証券・FX・投資信託
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会社概要

fundnote株式会社

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URL
https://www.fundnote.co.jp/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都港区芝5丁目29ー20 クロスオフィス三田
電話番号
-
代表者名
渡辺克真
上場
未上場
資本金
1億4000万円
設立
2021年08月