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認定NPO法人love.futbol Japan
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応援を希望する子どもは3倍に拡大。love.fútbol Japanが取り組む日本の「貧困」と「サッカーの機会格差問題」に対する活動の速報版を公開。

認定NPO法人love.futbol Japan

NPO法人「love.futbol Japan」は、家庭の経済的負担が大きくなる新学期に合わせて、経済的な貧困や社会格差を理由に、サッカーをしたくても諦める、続けることが困難な子どもたちを応援する活動「子どもサッカー新学期応援事業」の募集を行いました。結果、37都道府県244世帯より申請いただき、支援を希望する子どもはこの2年間で3倍に増加し、306人となりました。速報版の報告書では、申請者の状況と「サッカーがしたい」という子どもたちの声をまとめています。

love.fútbol Japanは、今年1月、「子どもサッカー新学期応援事業」の3期目を開始しました。この活動は、経済的な貧困や社会格差を理由に、サッカーをしたくても諦める、続けることが困難な子どもたちが新学期を安心して迎えて、サッカーを楽しみ続けられるよう奨励金5万円の給付、用具寄贈、精神的なサポートとして心のつながりを育むサッカー選手との交流を通じて応援する取組です。

今年は、1月16日〜2月15日の1ヶ月間の申請期間で、37都道府県244世帯306人より申請いただきました。

この速報版の報告書は、スポーツの機会格差問題の課題を可視化し日本スポーツ界と共有するため、申請者の状況をまとめた「REPORT(速報版)」と、「サッカーがしたい」という子どもたちの声をまとめた「HOPE(希望)」の2部構成になっています。
昨今、子どもの体験格差問題が顕在化するなか、スポーツにおいても子どもたち家族を支える支援基盤の強化が必要とされています。

 

【報告書について】
・申請受付期間:2023年1月16日〜2023年2月15日
・方法:オンラインフォーム
・対象:日本全国の、経済的な貧困や社会格差を理由に、サッカーをしたくても諦めている、続けることに困っている7歳以上20歳未満の男女。国籍問わない。
・申請者数:37都道府県244世帯306人
・実施:love.fútbol Japan


<サマリー>

  • 支援を希望する子ども人数は、この2年で3倍に増加し初めて300人を超えた
  • 申請者のうち男性91%、女性9% *性別の回答は自由記述式
  • 過去3年間で、秋田県、奈良県、鳥取県、山口県、徳島県、鹿児島県からの申請者はなし
  • 日本語の他、やさしい日本語、英語、ポルトガル語に対応したが、申請はなかった
  • 学年に偏りはなく、小学1年生〜大学1年生まで満遍なく申請があった
  • 申請世帯のうちひとり親世帯が85%。二人親だが実質ひとりで育てている世帯は10%。
  • 申請世帯の約60%が世帯年収200万円以下
  • 申請世帯のうち就学援助、児童扶養手当を受給している世帯はそれぞれ79%、77%
  • 希望する支援では、全体の97%が奨励金、92%が用具寄贈を希望している
  • 支援により「サッカーを開始・再開できる」子どもは23%、「続けられる」子どもは67%を占めた
  • 4月以降の所属先は部活動が31%、クラブチームが41%、スクールが18%
 

<子どもの声>
  • 「10年後サッカーをしている自分に、どんな言葉をかけるか考えてみました。あの時、びんぼうだからって、サッカーをあきらめないで、がんばって続けて良かったな。もしあの時やめていたら、夢の日本代表選手になれていなかったぞ。夢はあきらめずにいたらかなうとしんじてボールと友達になってけり続けてこれからも、サッカーが好きで、もっとうまくなりたいです」
 
  • 「ぼくはサッカーが大好きです。字を書くことは苦手だけどサッカーのボールをけると楽しい気持ちになります。みんながお父さんとボールをけっているけど、僕はママと壁とボールをけります。今年は5年生になって区大会県大会で点を決めたいと思います。点を決めるとコーチやみんながよろこんでくれてぼくのことを名前をよんでくれるからです。ママが買ってくれたボールはすごく早くとびます。だからぼくは点を決めて勝ちたいです」
 
  • 「小さな頃からサッカーだけをやってきました。サッカーが大好きです。両親の離婚で悲しい時も母親が仕事で遅い時もボールを蹴っていると忘れるくらい夢中になりました。サッカーに助けられました。サッカーを通じて沢山の仲間、先輩、後輩に出会うことができました。最高に気持ちの良い時間も悔しくて眠れない時間もすべて思い出です。高校最後の1年、僕はキャプテンとしてみんなを支えて思いっきりサッカーに打ち込みたいです。そして大人になったら今度は恵まれない子たちを支援できる人になりたいです」

<保護者の声(申請理由)>
  • 「中学2年の時突然父親が他界し生活が一転してしまいました。なんとか中学三年生までは続けさせてあげたいと頑張りましたが高校生になると新しいユニフォーム、スパイク、遠征費、合宿費を考えると続けさせるのが難しい経済状況に追い込まれました。その時に食料支援団体の方にこちらを紹介して頂き藁にもすがる気持ちで応募させて頂きました。息子は「大丈夫だよ。サッカーは充分にやったから高校ではアルバイトをして手伝うよ」と言ってくれてましたが本心で無いことは良く分かってます。毎日学校から帰ってくると走りに行き ドリブルの練習を一人でやって帰ってきます。高校でも部活に入り仲間とサッカーがしたいはずです。経済的な理由で息子にサッカーを諦めさせたく在りません。私も一所懸命頑張ります。力を貸して下さい」
 
  • 「経済的な理由で子供にサッカーを続けさせるのが困難になり、やはり又やりたいと言う気持ちにどうしたら良いのか。そんな時に、この活動を知り、子供が喜ぶ顔が見れたらと、応募しました」
 
  • 「息子は10年間ずっとサッカーを続けてきました。その間やはり衣類や用具に沢山お金がかかってきました。高校に入学し部活でサッカー部に入部したのですがずっと試合に出ていなかった事を知りました。ユニホームやスパイクを購入する事で家計に負担をかけたくないと言う理由からずっと私に黙って嘘をついていたのです。コロナ禍で私の収入も減り、大変なのを理解していたようで言い出せなかったそうです。1年間ただ練習だけをして、試合は見学をしていた息子はどんな思いだったのだろうと、涙が止まりませんでした。試合に出させてあげたいです」
 
  • 「ひとり親支援や奨学金、色々ありますが、どれもこれも離婚している家庭で、児童扶養手当を受けているのが必須条件なので、私のような離婚したくても出来ない家庭は、何も支援を受けられません。息子がこれまでと同様、好きなサッカーをみんなと同じように楽しめる為に、宜しくお願いします」
 


<速報版のダウンロード>
速報版 報告書のこちらからダウンロードいただけます。

https://www.lovefutbol-japan.org/posts/41937554
 

  • 「子どもサッカー新学期応援事業」について
love.fútbol Japanは、2021年より日本で、経済的な貧困やジェンダー、人種など社会格差を理由に、サッカーをしたくても諦めている、続けることが困難な子どもたちを対象とする活動「子どもサッカー新学期応援事業」を富樫敬真選手(サガン鳥栖)、小林悠選手、家長昭博選手(川崎フロンターレ)、山本摩也(INAC神戸)などサッカー選手17名以上とともに取り組んでいます。サッカーの費用に使える奨励金5万円の給付、用具寄贈、孤独に対する心の繋がりを育てるサッカー選手との交流を提供し、これまで2年間で40都道府県子どもたち691人以上を応援しています。
▷2022年度 日本での活動実績はこちら
https://www.lovefutbol-japan.org/posts/36035143

<団体概要>
love.fútbol Japanは、日本とアジアで、経済的な貧困や社会格差によって安全にサッカーをしたくてもできない子どもたちの「環境」を変える活動に取り組むNPO法人です。地域課題の解消と子どもたちが誰でも遊べる居場所を共創する「コミュニティ型のスポーツグラウンドづくり」や、日本で「子どもサッカー新学期応援事業」、サッカー選手たちが年俸の1%を寄付して子どもたちを支援するプラットフォーム「1% FOOTBALL CLUB」の運営をおこなっています。
団体名:特定非営利活動法人love.futbol Japan
設立:2018年1月12日
代表理事:加藤遼也
公式HP :https://www.lovefutbol-japan.org/
1% FOOTBALL CLUB :https://onepercentfc.com/

【問い合わせ先】
love.fútbol Japan 広報部
MAIL:team@lovefutbol-japan.org

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URL
https://www.lovefutbol-japan.org
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
神奈川県逗子市逗子6-11-20-101
電話番号
-
代表者名
加藤遼也
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年01月
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