化学プラントの点検業務を年間約4,000時間削減。SIRC、ダイキン工業株式会社の導入事例を公開

既存のアナログメーターに後付けすることで計測値をデジタル化し、遠隔監視を実現する「IoT角度センサユニット(以下、IoT角度センサ)」を提供する株式会社SIRC(サーク)(本社:大阪市中央区、代表取締役CEO:髙橋 真理子)は、点検作業の効率化を支援する同商品の導入事例として、ダイキン工業株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長 兼 COO:竹中 直文)における事例記事を公開したことをお知らせします。

導入背景
・ダイキンの化学事業部では、巡回目視点検に多くの工数がかかり、現場の大きな負担となっていた。
・設備の連続監視の必要性が高まっていたものの、設置工事や費用の制約がありシステム導入のハードルが高かった。
・従来の巡回目視点検は8時間ごとの確認にとどまり、設備異常の早期発見が難しかった。
導入の成果
1.年間約4,000時間の業務効率化を実現
IoT角度センサの導入により、アナログメーターの目視確認や記録・転記作業が不要となり、2020年度に約7,000時間かかっていた点検時間を大幅に削減した。
2.連続監視による設備異常の早期発見と修繕費削減
廃液からガスを回収する装置では、圧縮機の弁や配管の詰まりが繰り返し発生し、修繕費がかさんでいた。圧力上昇を「詰まりの予兆」として捉えることで故障を未然に防止し、結果として修繕費の削減につながった。
3.効率化によって生まれた時間を人材育成へ活用
点検業務の効率化により確保した時間を、若手社員の教育や改善活動に活用。現場の人材育成にも好影響をもたらした。
導入事例記事はこちら:https://sirc.co.jp/case/4103/
IoT角度センサユニットについて

既設の機械式アナログ1針メータ(圧力計・温度計など)に後付けするだけで計器のIoT化を実現するセンサユニットです。
定期巡回点検の省力化、データ取得の自動化、業務効率化などに貢献します。
https://sirc.co.jp/product/pak-04/
会社概要
会社名 株式会社SIRC(サーク)
所在地 大阪市中央区久太郎町2-5-31 関電不動産船場ビル9F
代表者 代表取締役CEO 髙橋 真理子
事業内容 SIRCデバイスを活用した商品開発および販売、DXソリューションの提供
設立 2015年2月
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