特別講演会「フィリピン・ダバオ市の魅力と次世代環流型人財交流による持続可能な社会」開催
そこで、このたび、在ダバオ日本国総領事館より石川義久総領事を講師にお迎えし、ダバオ市の魅力と次世代の国際交流の意義についてお話しいただく特別講演会を開催することになりました。
2016年に私たちが初めて学生たちを連れてフィリピン・ダバオ市を訪問した際に、戦前日本人村があったことや日系人学校があること、親日家が非常に多いこと、そして戦争という辛い過去についても共に乗り越えようとしていることを知りました。それは、ドゥテルテ前大統領が建立された日本人墓地には「人類は皆家族」という言葉が刻まれていることからわかります。
アポ山という山がミンダナオ島の方々にとって富士山のような存在であることやすぐ目の前の海からはマグロが水揚げされていて、海外でも珍しく魚を生で食べることができることを知ると、私たちは、ますます日本との親近感が湧くようになりました。
さらに、当時ダバオ市長であったサラ・ドゥテルテ氏に表敬訪問をしたり、ダバオ市のみなさまからの多大なるご協力を賜るようになり、現在でも私たちはダバオ市のダバオシティナショナルハイスクールやフィリピンカレッジオブテクノロジーでの諸活動、鍵盤ハーモニカ(メロディオン)の寄贈や日本語教育の支援を続けさせていただいております。
こうした9年にも及ぶ私たちの活動が継続できているのは、ダバオ市役所ならびに在ダバオ日本総領事館のご支援とご協力があってのことです。昨年には当法人はダバオ市教育局と覚書を締結し、1,200台の鍵盤ハーモニカをダバオ市の公立小学校7校に寄贈することも叶いました。
これらの活動に参加する学生たちは例年増え続け、2024年には30人を超える学生団体にまで成長しています。
彼らは、学生団体HANDS(Hamamatsu ANd Davao Smile project)という名前で、コロナ禍にあってもオンラインでダバオ市の学生たちと繋がりあい、交流を深めてきました。
そして、今春より浜松市はダバオ市との都市間連携協定を締結するための協議を進め、この秋の締結に向けて動き出しています。これにより、ますます浜松市とダバオ市は身近なパートナーとなっていくことになるでしょう。
私たちは、2月にダバオ市にて開催されました天皇誕生日レセプションにも出席し、浜松の魅力をダバオ市の政財界のみなさまにご紹介させていただきました。浜松のお茶、うなぎパイ、スズキの車やヤマハ発動機のバイクなどを展示し、ものづくりの街であることもお伝えしました。
いよいよ、このたび6月にダバオより一時帰国される石川義久在ダバオ日本国総領事が浜松にお越しいただくことになり、特別講演会を開催致します。石川総領事には、ダバオ市の魅力を浜松市民にお伝えいただく一方で、私たちは浜松の魅力をダイレクトにお伝えさせていただき、ぜひダバオ市民のみなさまにも当市の素晴らしさをお知らせいただければと思っています。
また、当日は、学生団体HANDSの2024年度の活動についてもご紹介させていただきます。今年は、浜松市教育委員会のご協力もいただき、浜松市の小学校とダバオ市の小学校を繋いでオンラインでの合同演奏会を企画運営します。ダバオ市への100台の鍵盤ハーモニカ寄贈から歩み始めた市民レベルの国際交流の変遷をぜひご覧ください。
◉日時 令和6年6月21日(金) 19:00〜20:30
◉場所 浜松市地域情報センター(浜松市中央区中央1丁目12-7)
◉参加費 無料 ※可能な限りHANDSへの寄付をお願いします
◉申し込み 参加申し込みは以下のフォームからご入力送信してください。なお、いただきました情報は当法人のプライバシーポリシーに従い対応させていただきます。
https://forms.gle/t68vzkMFqYHn3DwJ7
◉申し込み締め切り:6月14日(金)
◉主催 一般社団法人グローバル人財サポート浜松
◉後援 浜松市、浜松市教育委員会、独立行政法人国際交流基金、JETRO浜松
問い合わせ
グローバル人財サポート浜松
info(a)globaljinzai.or.jp
(a)を@にしてお送りください。
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