【全国1万人大調査】株式投資をやっている人は3割未満、「億り人」はやっていない人の3倍以上
今年で3回目となる全国1万大調査を実施。株式投資に取り組む人の割合は順調に増加していることがわかりました。とはいえ「貯蓄から投資へ」の実現に向けて、まだまだ課題があることもうかがえる結果となりました。
オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」(運営会社:株式会社トレジャープロモート、東京都千代田区、代表取締役社長:瀬川 丈)では、全国20代~70代の1万人を対象に、株式投資への取り組みについてアンケート調査を実施しました。
株式投資に取り組んでいると回答した人の割合は28.0%で、昨年の26.7%よりやや増加しました。金融資産に関する調査では、株式投資に取り組む人は取り組んでいない人よりも「億り人」の割合が3倍以上も多く、大きな差があることがわかりました。

【調査概要】
調査対象:全国の20代~70代の男女
調査人数:10,000人(男性4,980人、女性5,020人)
調査期間:2025年7月26日~28日
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社トレジャープロモート
※「株の学校ドットコム」では個人投資家を対象としたアンケート調査を継続的に実施しています。過去の調査結果などは、こちらをご参照ください。https://www.kabunogakkou.com/media/category/voice/
※本調査について記事等に引用いただく際には、「株の学校ドットコム」(https://www.kabunogakkou.com/)へのリンクを設定いただけますと幸いです。
株式投資に取り組んでいる人は約3割
インターネットのアンケート調査を活用して、全国の1万人(20〜70代)に対して「あなたは株式投資に取り組んでいますか?」という質問をしたところ、「はい」と回答した人は、47都道府県の平均で28.0%でした(各都道府県の数値を合計し47で割って算出)。
株の学校ドットコムでは、同様のアンケート調査を2023年から毎年実施していますが、株式投資に取り組んでいると回答する人の割合は年々増加しています。昨年から今年にかけては、+1.3ポイントの上昇となりました。

「億り人」は株をやっている人が3倍以上
「金融資産」についても調査を行いました。現金・預貯金や株式・債券・投資信託・貯蓄型保険などの金融資産を現在いくら保有しているか選択式で尋ねたところ、株式投資に取り組んでいる⼈と、株式投資に取り組んでいない⼈で明確な違いが出ました。
金融資産の総額が「1億円以上」と回答した人の割合は、株式投資に取り組んでいない人では2.5%でしたが、株式投資に取り組んでいる人では8.5%になりました。その差は3倍以上です。
「1000万円以上」で見ても、株式投資に取り組んでいない人では17.3%なのに対して、株式投資に取り組んでいる人では45.3%と約半数近くにまで増加します。
また、株式投資に取り組んでいない人では7割以上の人が金融資産「500万円未満」ですが、株式投資に取り組んでいる人では約4割を下回っています。
全体的に、株式投資に取り組んでいる人のほうが、株式投資に取り組んでいない人よりも多くの金融資産を保有していることがわかります。

株式投資に取り組まない理由は「お金」だけではない
株式投資に取り組んでいないと回答した人に、「株式投資をやらない主な理由」について選択肢をあげて質問しました。
その結果、最も回答が多かったのは「投資する資金がない」の40.0%で、次いで、「知識がない」31.5%、「損をするのが怖い」21.3%となり、これら上位3つの回答で全体の9割を占めました。

基礎的な知識から最初の一歩を
全国の1万人を対象とした大規模調査は、今回で3回目となりました。その結果を振り返ると、日本における株式投資人口は着実に増えていることがわかります。
しかしながら、全体の7割以上の人は依然として、資産形成の王道である株式投資に取り組んでおらず、「貯蓄から投資へ」の実現に向けては課題が残っていることもうかがえます。
特に、「株式投資をやらない主な理由」として多くの人が「資金不足」「知識不足」「損への恐怖」を挙げましたが、そもそも株式投資に対して十分な理解がないために、「資金がない」と考えたり、損失に対する漠然とした恐怖や不安を抱えたりしている人も多いのではないでしょうか。
実際には、投資信託やETF(上場投資信託)のように少ない資金から購入できる金融商品は数多くあり、個別株式を1株から購入できるサービスもあります(通常の取引は100株単位)。
こうした基本的な知識さえあれば、最初の一歩を踏み出せる人はもっと増えるはずですが、まだまだ学ぶ機会が限られていること、必要とする人に必要な情報が行き渡っていないことが、今回の調査結果から見えてくる現状だと言うこともできるでしょう。
株の学校ドットコムでは、ひとりでも多くの人が株式投資に対して正しい知識を習得し、最初の一歩を踏み出せるよう、これからも適切な情報発信に努めてまいります。
株の学校ドットコム講師・窪田剛からのメッセージ
株式投資には、単に「収益を得る」だけではない魅力があります。そう言い切ることができるのは、私自身が、株式投資に出会ったことで人生が大きく変わったひとりだからです。
「何も持たない若者」に過ぎなかった私が、わずか10年ほどで億を超える資産を築き、素晴らしい仲間たちと充実した日々を送るだけでなく、海外に学校を寄付したりベンチャー企業に資金提供したりと人々を支援する側に回ることができたのは、すべて株式投資が叶えてくれたことです。
株式投資は、人生と向き合い、社会と向き合い、ひとりひとりがより良い世界を作っていくための手段として、誰もが真剣に学ぶ価値のあるものだと考えています。ひとりでも多くの方が自分の人生を豊かにする一助となれるよう、これからも「株の学校ドットコム」を通して株式投資の魅力を発信し続けます。
■窪田剛について
トレーダー、投資家。「株の学校ドットコム」講師。アルバイトで貯めた30万円を元手に20歳で株を始め、億を超える資産を築くことに成功。2005年、トレーダー仲間とともにオンラインのトレードスクールを設立。2010年からは「株の学校ドットコム」でも講師を務める。現在もトレーダーとして日々相場と向き合うかたわら、テレビなどのメディアにも出演多数。エンジェル投資家としてベンチャー企業への出資や、社会貢献活動にも力を入れる。著書『株の学校』シリーズ(高橋書店)は累計34万部を突破。
株の学校ドットコムとは https://www.kabunogakkou.com
2002年より投資勉強会として投資・金融に関する各種セミナーを開催。2009年からはオンラインの株式スクール「株の学校ドットコム」として、より幅広い層に向けた投資教育・情報発信を行っています。現役トレーダーを講師に迎え、あくまで本質にこだわった講義が多くの支持を得ており、講座の受講者数は累計91万人を超えて(2025年8月現在)、同種のサービスとして国内最大級の規模を誇っています。
■株の学校ドットコム金融教育研究所について
国民のライフプラン多様化に伴う金融リテラシー向上が課題とされ、さまざまな金融教育が広がりつつあります。しかしながら、学習者が必ずしも適切な教育機関と出会えているとは言えない現状があります。そこで株の学校ドットコムでは金融教育研究所を設立し、金融教育を必要とする学習者がライフステージとライフプランに合わせた適切な教育者に出会えることを目的とした調査・研究を行っています。
【運営会社】株式会社トレジャープロモート
投資・トレード教育、企業経営・起業家教育に主軸を置いたコンテンツの企画・制作、それらを効率的かつ効果的に学習するためのシステム開発・運営、広く届けるためのメディア運営などを行っています。オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」、株式投資・トレードの情報サイト「かぶまど」の運営のほか、脳科学の視点を取り入れて独自に開発したオンライン学習システム等の提供も行っています。
■会社概要
社 名:株式会社トレジャープロモート
本社所在地:東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル21階
代 表 者:代表取締役社長 瀬川 丈
設 立:2005年12月26日
電話番号 :03-3216-7354(代)
資 本 金:5,000,000円
従業員数 :23名(業務委託スタッフ含む)
事業内容 :投資教育事業/セミナー開発事業/コンサルティング事業/メディア運営事業/金融商品仲介業
ホームページ:https://www.tpromote.com
■金融商品取引法等に係る表示
□金融商品仲介業者
商 号:株式会社トレジャープロモート
登録番号:関東財務局長(金仲)第581号
□所属金融商品取引業者
商 号:株式会社SBI証券(金融商品取引業者、商品先物取引業者)
登録番号:関東財務局長(金商)第44号
加入協会:日本証券業協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本STO協会
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