ROJE、こども家庭庁による補助事業「令和5年度NPO等と連携したこどもの居場所づくり支援モデル事業」の事業報告書を公開
メタバースを活用した学校に馴染みづらさを感じる子どもの居場所支援に関する報告をまとめました
特定非営利活動法人日本教育再興連盟(ROJE)(本部:東京都千代田区、代表:鈴木寛・陰山英男)が運営する「ギフテッドプロジェクトsprinG」(以下「sprinG」)は、令和5年度、こども家庭庁の補助事業「令和5年度NPO等と連携したこどもの居場所づくり支援モデル事業」の公募に採択され、「孤立・孤独感を抱いているギフテッド傾向のある子どもの居場所支援事業」を実施しました。
ROJEが運営するプロジェクトの1つである「ギフテッドプロジェクトsprinG」の枠組みを活かした、メタバースを活用した子ども向けの居場所作りの実践となります。
事業実施にあたっては、千葉大学教授の石田祥代先生をはじめ、多数の有識者の先生方にご助言をいただきました。
報告書の全編は、以下のサイトにて公開しております。
主に学校や教育委員会、教育センター等で特別支援教育や不登校対策に取り組む方々を想定して作成したものになりますが、日本で徐々に始まっているメタバースを用いた子ども支援の事例として、ご関心のある方々にぜひご高覧いただけたらと存じます。
なお、報告書の無断転載・転用はご遠慮ください。
もし何かお気づきの点等がございましたら、お問い合わせ窓口までご連絡をお願いいたします。
また、ギフテッドや不登校児等への支援にご関心のある自治体等からのお問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
ギフテッドプロジェクトsprinGについて
sprinGは、NPO法人ROJEが、ギフテッド特性があり学校に馴染みづらい子どもとその保護者に居場所や情報を届けるために2022年度に立ち上げたプロジェクトです。現在以下の活動を継続して行っており、これまで400家庭以上が参加しています。
子ども向け:メタバース空間上に居場所を平日毎日開放し、大学生スタッフや仲間との交流の機会を提供。年数回対面イベントも実施。
保護者向け:保護者同士で気軽に相談ができるオンラインコミュニティの運営と、月1回専門家や当事者からの勉強会を実施。
さらに、学校で困難を抱える子どもが多いことから、2023年度より、教員向けに勉強会や個別相談を実施し、子ども自身と子どもを取り巻く家庭・学校の全てにアプローチを行っている他、活動を通して得られたデータを論文にするなどして発表し、課題の啓発にも努めています。
プロジェクト紹介ページ:https://kyouikusaikou.jp/gifted/
特定非営利活動法人日本教育再興連盟(ROJE)について
「教育で未来をつくる」をビジョンに、主に大学生・大学院生が中心となって、様々な教育課題の解決に向けた活動を行っています。現在は教員・教員志望学生向けのウェブサイトを運営する「メディア・コンテンツ領域」、関東圏・関西圏の小中高等学校へのボランティア派遣や出前授業を実施する「学校ソリューション領域」、被災地の子ども支援および未災地の防災教育に取り組む「災害と教育領域」、教育の最新の知見を提供する「イベント・コミュニティ領域」、オンラインを活用した子ども・若者支援に取り組む「ピアサポート領域」、若手研究者の支援や教育に関する研究活動を実行する「教育シンクネット領域」の6領域で活動を展開しています。
【団体概要】
団体名:特定非営利活動法人日本教育再興連盟
本部所在地:101-0052 東京都千代田区神田小川町2-8-20 光輪ビル402
代表:鈴木寛・陰山英男
事業内容: ウェブメディアの運営、学校ボランティアの派遣、出前授業の実施、災害支援など
設立: 2005年12月(法人登記:2007年10月)
【本件に関するお問合せ】
NPO 法人日本教育再興連盟(ROJE)ギフテッドプロジェクトsprinG
gifted.info★roje.or.jp
※お問い合わせの際は、★を@に変えていただくようお願いいたします。
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