スマートディスポーザー「OSCAR」の開発を中心に、サーキュラーエコノミープラットフォームを展開するMill Industries Inc.に出資
三菱地所経済圏におけるサーキュラーエコノミープラットフォーム構築に向けた共創を目指す
三菱地所株式会社(本社:東京都千代田区、代表執行役 執行役社長:中島 篤)が運営し、成長産業の共創を目指すコーポレートベンチャーキャピタル“BRICKS FUND TOKYO”(共同運営者:株式会社プライムパートナーズ)は、スマートディスポーザー「OSCAR」の開発を中心に、サーキュラーエコノミープラットフォームを展開するMill Industries Inc.(本社:California, United States、 代表取締役:Matt Rogers)に出資いたしましたので、お知らせいたします。

Mill Industriesは、スマートディスポーザー「OSCAR」を軸に、個人、企業、地方自治体、政府等と連携し、食品ロス削減や食品廃棄物の再活用によるサーキュラーエコノミープラットフォームを展開しています。
世の中の食料品の約1/3は廃棄されていると言われており、金銭的な観点からも、生産にかかる二酸化炭素排出量の観点からも多大な無駄が発生しています。また、廃棄される生ごみのうち堆肥としてリサイクル利用される割合は6%程度に留まっており、多くはその他のごみと一緒に埋立処理される中、特に先進国では今後10~20年の間に埋立処理容量が枯渇する可能性が高く、持続可能性の面で大きくリスクを抱えています。
Mill Industriesは、スマートホーム家電「nest」の創業者など経験豊富な経営陣を中心に、ユーザー自らの簡単な行動が食品ロスの改善、温室効果ガス削減に貢献できているという体験をデザインしています。スマートディスポーザー「OSCAR」は、静音性や脱臭力といった機能面で優れているだけでなく、地方自治体や企業を巻き込んだ堆肥のサーキュラーエコノミープラットフォームを構築しており、同市場における競争優位性を構築しています。
三菱地所グループは、2050年に目指すべき姿として「三菱地所グループのサステナビリティビジョン2050~ Be the Ecosystem Engineers」を制定しており、長期経営計画2030において、「社会価値向上戦略」と「株主価値向上戦略」を両輪に据えた経営を掲げています。今後は、三菱地所開発・運営物件を中心とした三菱地所経済圏におけるサーキュラーエコノミープラットフォーム構築に向けた共創を目指します。
■Mill Industries Inc.について
所在地:California, United States
代表者:Matt Rogers
設立年:2020年
■BRICKS FUND TOKYOについて
社会課題の解決や産業構造の転換など中長期的な社会インパクトの創出に挑むスタートアップへの投資及び事業支援を通じ、「成長産業の共創」を目指す三菱地所のCVCファンドです。
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