音声AIアシスタント「スタンドLM」が訪問看護記録システム「ココナース」と自動連携を開始。会話から生成した記録をワンタップで反映し、訪問看護の記録を「移動中に書く」業務から解放
スタンドLMでケア中の音声をAI解析し、ココナースの記録様式に合わせて自動出力。ワンタップでココナースに反映し、記録作業の“移動中・帰社後入力”を削減へ

訪問看護の現場では、訪問後に車内や移動中のわずかな時間を使って記録を入力するケースが少なくありません。しかしこれは業務が効率化されている状態ではなく、現場が本来業務以外の負担を無理に吸収している状況とも言えます。株式会社ENBASEは、こうした「移動中に記録を書く」前提の業務フローを見直すため、音声AIアシスタント「スタンドLM」において株式会社日本ケアコミュニケーションズが提供する訪問看護記録システム「ココナース」との自動連携を開始しました。
本連携により、スタンドLMがケア中の会話をAI解析して生成したレポートを、ココナースの記録様式に合わせた形式で出力。利用者はスタンドLM上で内容を微修正し、連携ボタンを押すだけでワンタップでココナースへ記録情報を反映できます。訪問後に移動の合間や事務所へ戻って行っていた入力作業を削減し、記録・報告から請求関連業務までを一連で効率化します。
■背景:需要増×人材不足の中、記録・報告業務が残業の主因に
訪問看護の現場では、看護師一人ひとりが複数の利用者を担当し、限られた時間の中で訪問記録・報告書・計画書の作成を行う必要があります。ENBASEはこれまで、複数の訪問看護事業所に継続的に足を運び、現場の看護師・管理者の方々と対話を重ねてきました。その中で、訪問後の記録業務に多くの時間を要し、残業が常態化していることが浮き彫りとなりました。
実際の現場では、次の訪問先へ向かう移動中や、限られた隙間時間を使って記録を行うことが常態化しています。その結果、落ち着いて振り返る時間が取れず、記録内容が記憶に依存しやすくなるほか、
休憩時間が削られることで心身の負担が蓄積する要因にもなっています。
また、定期的に作成する「訪問看護報告書」や入退院時の「看護サマリー」など、記録・報告業務は看護師の大きな負担となっています。
加えて、人材不足の中で現場が“ブラックボックス化”しやすく、記録の品質が担当者の記憶や経験に依存しがちで、医師・病院・介護事業者との情報連携がスムーズに進まない、引き継ぎ・研修が非効率、といった課題も指摘されています。
こうした背景から、「会話→記録→共有」の流れを途切れさせず、現場での入力負担を最小化しながら、記録品質と連携速度を高める仕組みが求められていました。
■連携の概要:スタンドLMのAI生成記録を、ココナースへワンタップ反映

本連携では、次の流れで記録作業を自動化・省力化します。
1)スタンドLMでケア中の音声を録音
2)AIが会話を解析し、レポート(記録案)を自動生成
3)ココナースの記録様式に合わせた形式で出力
4)利用者がスタンドLM上で微修正・確認
5)連携ボタンを押すだけで、ココナースへ記録情報を反映
これにより、これまで訪問後に移動中や帰社後の隙間時間を使って行っていた記録入力を前提としない、新たな業務フローを実現します。さらに、ココナースは記録からレセプト請求までの業務を一気通貫で支援するシステムであるため、記録入力の省力化は、結果として請求関連業務の効率化にもつながります。
■期待される効果:記録時間の削減だけでなく、品質・連携・育成にも寄与
本連携により、以下の効果が期待されます。最大の効果は、「移動中に記録を書くことが当たり前」という現場の前提を変えられる点です。
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移動中・帰社後の記録入力削減による残業負担の軽減
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落ち着いて確認できる記録案による品質の安定化
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記録作成の心理的負担軽減によるケアへの集中
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記録標準化による引き継ぎ・育成効率の向上
■今後の展望
ココナースとの連携により、ケア実施〜記録〜報告/共有〜レセプトまでの訪問看護業務フロー全体のご支援が可能となりました。
今後は、より一層ココナースとの相互データ連携を強化してまいります。スタンドLMで自動作成した看護計画書および報告書を、ココナースへ簡単に連携する仕組みや、ココナース上に蓄積された様々なデータを、AIの精度向上等にフィードバックする仕組みを検討しております。
■両プロダクトの概要
・音声AIアシスタント「スタンドLM」https://standlm.com/
スマートフォンで会話を取り込み、AIがレポート生成/インシデント検知/タスク化等を一気通貫で支援する音声AIアシスタント。サービス現場の会話をAIが聞き取り、レポートを自動生成。利用者情報等の背景情報も加味して、報告書作成までを支援します。
・訪問看護記録システム「ココナース」https://www.care-com.co.jp/houmonkango/
訪問看護ステーション向けの記録・請求一体型クラウドソフト。入力するだけで請求まで迷わず、制度も電話で相談できる体制で、現場の業務負担と誤請求リスクを軽減します。
■両社の概要
・株式会社ENBASE
所在地:東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル
代表者:代表取締役 無尽 洋平
事業内容:訪問看護・介護向け音声AIアシスタント「スタンドLM」の開発・提供
URL:https://enbase.jp/
・株式会社日本ケアコミュニケーションズ
所在地:東京都中央区日本橋大伝馬町14ー17
代表者:代表取締役会⾧兼社⾧ 松山 庸哉
事業内容:介護・医療・福祉業務支援ソフトウェアの企画・開発・販売、およびソフトウェア運用支援・ソフトウェア保守サービス。
URL:https://www.care-com.co.jp/
※本リリースに記載の内容は、変更となる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
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