ブリスコラ、APIの設計・開発の効率化を実現する新製品「BAMs Design」を発表

~業界標準のOpenAPI Specificationに準拠したAPI仕様の作成と開発支援機能を提供~

株式会社ブリスコラ

株式会社ブリスコラ (本社:東京都港区、代表取締役:末貞 慶太郎、以下、ブリスコラ) は、業界標準のOpenAPI Specification(以下、OpenAPI※1)に準拠した仕様でのAPI設計・開発および管理機能を提供する新製品「BAMs Design」の提供開始を発表します。ブリスコラは、データを活用したビジネス戦略を明確にするAPI開発を促すため、事業企画の立場にいるAPI運営管理者とAPI開発者間のプロセスを効率的に行う上で、この「BAMs Design」の活用を訴求していきたい考えです。

 

【市場背景】
現在、DX(デジタルトランスフォーメーション)の流れが加速しており、APIを活用し自社のデータを他企業に提供・販売することで新規ビジネスや新たなサービス展開を検討する企業が増加しています。その際に必要となるAPIの設計・開発基準や活用範囲の決定、またそのプロセス管理の方法が課題として捉えられています。また、企業とその委託先との情報共有時やプロジェクトの仕様書策定にも同様の課題が挙げられることが多く、業界標準の  OpenAPIに準拠した形式でのAPI設計と、効率的なAPI設計・開発・管理を支援するツールの導入検討が進められています。

【製品概要】
「BAMs Design」は、公開を前提としたAPIをスムーズかつ効率的に設計・開発するためのWebアプリケーションです。APIのインタフェース設計をOpenAPIに準拠した形でコード化して差分管理可能にするとともに、設計内容をもとにしたモックサーバの作成や、設計結果に準拠するプログラムのひな形生成機能が利用できます。

これにより、API運営管理者がビジネス展開を意識したAPIの要件を策定し、開発するAPIの品質向上と均質化、および開発フローの改善が期待できます。


「BAMs Design」の主な機能は以下の通りです。

■ BAMs Design 主な機能
1. OpenAPIに準拠したAPI仕様の作成と管理を実現
現在広く活用されているAPIはREST API※2に準拠するものが多く、デファクトスタンダードとなっています。BAMs Designでは、REST APIに準拠したAPI仕様をWeb上で作成可能です。作成内容はOpenAPIに準拠した形式でコードとして保持できるため、更新履歴や差分の管理が可能となります。

2. OpenAPI準拠チェック機能
作成中のAPI仕様がOpenAPIに準拠しているかどうかをリアルタイムに判定し、Web UIに表示することができます。そのため、業界標準を意識したAPI仕様を、レビューの負荷を減らしスムーズに作成できます。

3. データモデルの辞書登録機能
APIで取り扱うデータモデルを辞書登録することで、複数のAPI設計間でデータモデルを共通化できます。API
サーバごとに開発チームがある場合など、チーム間で整合性のとれたAPIが開発可能です。

4. ソースコード管理サービスとの連携機能
作成したAPI仕様とひな形プログラムは、GitHub、GitLab、BitBucketなどのソースコード管理サービスのリポジトリと連携させることができます。Gitによる更新管理や、Webhookを活用したCI/CD※3プロセスの活用も可能となります。

5. モックAPIサーバによるテスト環境構築機能
作成したAPI仕様に準拠したモックAPIサーバを作成することができます。開発するAPIの動作イメージの確認ができるだけでなく、APIサーバ開発前でもAPIクライアントの開発やテストを進めることが可能となります。

6. APIひな形プログラムが生成可能
作成したAPI仕様に合ったインタフェースを備えるAPIサーバおよびクライアントプログラムのひな形を生成することができます。API開発者は生成されたひな形プログラムの処理内容(ビジネスロジック)の開発に注力できるようになり、API開発にかかる工数や開発期間を低減し、開発品質の均質化が可能となります。

※1  OpenAPI 
OpenAPI Specificationの略。グローバルな標準化団体であるOpenAPI Initiativeが規定するAPI記述法の標準フォーマット。OpenAPIに準拠した仕様ファイルを活用する様々なツールが公開されている。
※2  REST API 
REpresentational State Transfer APIの略。API設計思想の1つ。外部公開するAPIはREST APIの設計で開発されることが多く、内閣府が公開するスマートシティリファレンスアーキテクチャでもREST API方式でのAPI提供が推奨されている。
※3  CI/CD  
Continuous Integration/Continuous Deliveryの略。日本語では「継続的インティグレーション/継続的デリバリー」という。

■BAMs Design 製品紹介ページ
https://briscola-api.com/products/design/

■株式会社ブリスコラについて
株式会社ブリスコラは、デジタルテクノロジ(ビッグデータ、IoT/M2M、センサークラウド、AI等)を活用した幅広いアプリケーションやサービスを実現するために鍵となるAPIソリューションに特化した事業支援会社です。Kong製品の提供とともにAPI利活用に関わるコンサルテーションやAPIプラットフォームの構築支援についても多くの実績があります。
https://briscola-api.com/  (ブリスコラAPI事業専用サイト)
http://www.briscola.co.jp/ (企業サイト)  

■Briscola API Management Service (BAMs) について
Briscola API Management Service (BAMs) は、ブリスコラが提供するAPI事業における製品・サービス・ソリューションからなる全ポートフォリオの総称です。世界で最も採用されているオープンソースAPIゲートウェイ「Kong」を中心としたBAMs全ポートフォリオにより、API設計、開発からAPI公開、運用にいたるまでのフルライフサイクルAPI管理やお客様のデジタルサービス/マイクロサービスの実現を支援してまいります。

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

【当製品に関するお問合わせ先】
株式会社ブリスコラ TEL:03-6441-2614    https://briscola-api.com/contact/

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会社概要

株式会社ブリスコラ

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URL
https://www.briscola.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂二丁目20番5号 デニス赤坂
電話番号
03-6441-2614
代表者名
末貞慶太郎
上場
未上場
資本金
5060万円
設立
2010年06月