電力・エネルギーの本格的な自由化時代の幕開けに向けて スマートグリッドの専門メディア月刊「インプレスSmartGridニューズレター」を創刊! =発行は2012年11月号(10月発刊)から=
インプレスグループで法人向け情報コミュニケーション技術関連メディア事業を手がける株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)のシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は、本格的にオープン化・自由化の時代を迎えようとしている電力・エネルギー分野の価値ある情報を的確に読者に届ける、日本初のスマートグリッド専門メディア「インプレスSmartGridニューズレター」(冊子版と電子版)を、2012年10月15 日に創刊します。
今、スマートグリッドが第2フェーズを迎え、新しい展開が始まっています。
巨大産業であり社会のインフラでもある「電力と通信(インターネット)」の両者が連携しあって融合する、新しいスマートグリッドという次世代電力供給システムに、大きな期待が高まっています。さらに、国際的に進む急速な産業活動や、活発化する社会活動の結果として生じている、CO2の増大に伴う地球温暖化や異常気象などの環境危機にも有効に対応できる可能性を秘めていることから、その取り組みは国際的なスケールとなっています。また、とくに日本においては、2011年3月11日の東日本大震災以降、その復興と深刻な電力・エネルギー危機の解決に向けて、スマートグリッドへの期待が高まっています。
このスマートグリッドは、現在、センサーネットワークから進化してきたM2M(Machine to Machine)や新しい情報処理形態であるクラウドコンピューティングとも連携しながら、新しい社会基盤をつくりはじめています。例えばスマートグリッドを構成する要素である、スマートハウスやスマートビル、スマートコミュニティなどの構築や実証実験が活発化しています。さらに、太陽光発電、風力発電や電気自動車などとも連携し多様な展開が進展しています。
このようなスマートグリッドの最大の特徴は、ユーザー(家庭)や企業がこれまでのように、電力会社に依存するのではなく、自らが太陽光発電や風力発電などの発電所をもち、自らが家庭や企業の電力を制御できるようになることなのです。すなわち、電力・エネルギー市場が、通信市場と同じように、本格的なオープン化・自由化の時代を迎えようとしているのです。
そのため、スマートグリッドに関する研究開発と実用化は、大学や研究機関と連携しながら、電力・エネルギー産業やICT 産業(コンピュータ/ネットワーク産業)だけでなく、家電産業、半導体産業、住宅・建築産業、自動車産業などに至るまで、広範囲にわたって行われています。また、スマートグリッドに関する各種の標準化活動も活発化しています。さらに、政府においては、発送電分離問題なども含めて、電力・エネルギー市場の本格的な自由化に向けた制度改革の検討も活発化しています。このような背景のもとに、新しいビジネスチャンスを目指して企業の連携や合併がなされたり、多様な国際的なアライアンスやフォーラムが次々に結成されたりしています。
このようなダイナミックに進化・発展するスマートグリッドに関する最先端の情報を、多くの方々の協力と編集部の取材を通して、価値のある記事としてまとめて定期的に読者に提供するため、このほど日本初のスマートグリッド専門メディア「インプレスSmartGridニューズレター」を創刊する運びとなりました。
本誌は、ビジネスに役立ていただけるよう、主に企業・組織の(1)マーケティング部門(市場動向分野)、(2)戦略部門(ビジネス動向分野)、(3)研究開発部門(技術・標準化動
向分野)の方々を読者対象とし、当面月間で、冊子版と電子版の両方で発行いたします。
また、編集企画面からは、東京大学 江崎 浩先生(座長)、慶應義塾大学 西 宏章先生(副座長)、横浜国立大学 辻隆男先生(副座長)のリーダーシップのもとに、産業界や標準化機関の最前線で活躍されている方々や市場アナリスト、政府関係で活躍される先進的な皆様をはじめ、執筆者や多くの関係者のご協力を得て創刊されました。さらに、創刊号には、斯界を代表する内外の多くの識者の皆様から、激励のメッセージを寄せていただいています。
本誌が、新しいビジネスの創造に、そして国際競争力を強化し日本のスマートグリッドが新しい輸出産業としても成長する側面からも、業界の羅針盤となるよう目指しています。
『インプレスSmartGridニューズレター』2012年11月号(創刊号)
インプレスR&D [発行]
発行日 :2012年10月15 日(月)
判型 :A4判
ページ数 :32ページ
詳細および年間購読のお申し込みは下記URLをご覧ください。
http://www.impressRD.jp/sgnl/
≪創刊号(2012年11月号)目次≫
■創刊へのメッセージ 〔※掲載はアルファベット、五十音順(敬称略)〕
・デイビッド H. スー(David H. Su):米国国立標準技術研究所(NIST)
高度ネットワーク技術部門 上級技術顧問
・江崎 浩 :東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授
・大野 輝之;東京都 環境局長
・合田 忠弘:九州大学 大学院総合理工学研究院 特任教授
・小林 光 :慶應義塾大学 政策・メディア研究科/環境情報学部 教授
・野村 淳二:パナソニック株式会社 顧問
・古川 一夫:新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)理事長
◇今月のトピックス:
2030年までのエネルギー政策
◇視点:
スマートグリッドとは? その新しい展開
─進化・発展し第2フェーズを迎える─(編集部)
■特集1■ 創刊記念:スペシャルインタビュー
東京大学大学院教授 浅見 徹氏に聞く ─前編─
東京電力のスマートメーター「入札延期」の真相とオープン化・国際標準化への新戦略
◇市場動向:
世界のスマートメーター導入状況と各プレイヤーの現状(新井 宏征 情報通信総合研究所)
◇クローズアップ:
「デマンドレスポンス」とは?その進化・発展とOpenADR標準─日本でも本格的な審議がスタート─(新谷 隆之 インターテックリサーチ)
■特集2■ 創刊特別企画:最新の標準化動向を追う ─前編─
「M2M」とは何か─新・国際標準組織「oneM2M」の全体像とロードマップ─
取材協力:NICT富田二三彦氏、TTC 山中幸雄氏/高橋竜男氏
≪発行元のプロフィールとお問い合わせ先≫
【株式会社インプレスR&D】 http://www.impressRD.jp/
インプレスR&Dは、Webビジネス関係者、ワイヤレスブロードバンド技術者、放送・通信融合およびデジタル家電関係者、ICTを活用するビジネスマンなど、インターネットテクノロジーを核としたあらゆる分野の革新をいち早くキャッチし、これからの産業・社会の発展を作り出す人々に向けて、クロスメディア事業を展開しています。
【インプレスグループ】 http://impress.jp/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:関本彰大、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「医療」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。2012年4月1日に創設20周年を迎えました。
【購入に関するお問い合わせ先】
株式会社インプレスR&D オンライン販売部
〒102-0075 東京都千代田区三番町20番地
フリーダイヤル:0120-350-995(平日11時~12時、13時~17時) FAX:03-5213-6297
電子メール: report-sales@impress.co.jp
【内容に関するお問い合わせ先、報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社インプレスR&D インターネットメディア総合研究所 SmartGridニューズレター編集部
〒102-0075 東京都千代田区三番町20番地
TEL:03-5275-1087 FAX:03-5275-9018
電子メール: im-info@impress.co.jp、URL: http://www.impressRD.jp/
【広告に関するお問い合わせ】
株式会社インプレスビジネスメディア 営業部
TEL 03-5275-9040
電子メール ad-ibc@impress.co.jp
今、スマートグリッドが第2フェーズを迎え、新しい展開が始まっています。
巨大産業であり社会のインフラでもある「電力と通信(インターネット)」の両者が連携しあって融合する、新しいスマートグリッドという次世代電力供給システムに、大きな期待が高まっています。さらに、国際的に進む急速な産業活動や、活発化する社会活動の結果として生じている、CO2の増大に伴う地球温暖化や異常気象などの環境危機にも有効に対応できる可能性を秘めていることから、その取り組みは国際的なスケールとなっています。また、とくに日本においては、2011年3月11日の東日本大震災以降、その復興と深刻な電力・エネルギー危機の解決に向けて、スマートグリッドへの期待が高まっています。
このスマートグリッドは、現在、センサーネットワークから進化してきたM2M(Machine to Machine)や新しい情報処理形態であるクラウドコンピューティングとも連携しながら、新しい社会基盤をつくりはじめています。例えばスマートグリッドを構成する要素である、スマートハウスやスマートビル、スマートコミュニティなどの構築や実証実験が活発化しています。さらに、太陽光発電、風力発電や電気自動車などとも連携し多様な展開が進展しています。
このようなスマートグリッドの最大の特徴は、ユーザー(家庭)や企業がこれまでのように、電力会社に依存するのではなく、自らが太陽光発電や風力発電などの発電所をもち、自らが家庭や企業の電力を制御できるようになることなのです。すなわち、電力・エネルギー市場が、通信市場と同じように、本格的なオープン化・自由化の時代を迎えようとしているのです。
そのため、スマートグリッドに関する研究開発と実用化は、大学や研究機関と連携しながら、電力・エネルギー産業やICT 産業(コンピュータ/ネットワーク産業)だけでなく、家電産業、半導体産業、住宅・建築産業、自動車産業などに至るまで、広範囲にわたって行われています。また、スマートグリッドに関する各種の標準化活動も活発化しています。さらに、政府においては、発送電分離問題なども含めて、電力・エネルギー市場の本格的な自由化に向けた制度改革の検討も活発化しています。このような背景のもとに、新しいビジネスチャンスを目指して企業の連携や合併がなされたり、多様な国際的なアライアンスやフォーラムが次々に結成されたりしています。
このようなダイナミックに進化・発展するスマートグリッドに関する最先端の情報を、多くの方々の協力と編集部の取材を通して、価値のある記事としてまとめて定期的に読者に提供するため、このほど日本初のスマートグリッド専門メディア「インプレスSmartGridニューズレター」を創刊する運びとなりました。
本誌は、ビジネスに役立ていただけるよう、主に企業・組織の(1)マーケティング部門(市場動向分野)、(2)戦略部門(ビジネス動向分野)、(3)研究開発部門(技術・標準化動
向分野)の方々を読者対象とし、当面月間で、冊子版と電子版の両方で発行いたします。
また、編集企画面からは、東京大学 江崎 浩先生(座長)、慶應義塾大学 西 宏章先生(副座長)、横浜国立大学 辻隆男先生(副座長)のリーダーシップのもとに、産業界や標準化機関の最前線で活躍されている方々や市場アナリスト、政府関係で活躍される先進的な皆様をはじめ、執筆者や多くの関係者のご協力を得て創刊されました。さらに、創刊号には、斯界を代表する内外の多くの識者の皆様から、激励のメッセージを寄せていただいています。
本誌が、新しいビジネスの創造に、そして国際競争力を強化し日本のスマートグリッドが新しい輸出産業としても成長する側面からも、業界の羅針盤となるよう目指しています。
『インプレスSmartGridニューズレター』2012年11月号(創刊号)
インプレスR&D [発行]
発行日 :2012年10月15 日(月)
判型 :A4判
ページ数 :32ページ
詳細および年間購読のお申し込みは下記URLをご覧ください。
http://www.impressRD.jp/sgnl/
≪創刊号(2012年11月号)目次≫
■創刊へのメッセージ 〔※掲載はアルファベット、五十音順(敬称略)〕
・デイビッド H. スー(David H. Su):米国国立標準技術研究所(NIST)
高度ネットワーク技術部門 上級技術顧問
・江崎 浩 :東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授
・大野 輝之;東京都 環境局長
・合田 忠弘:九州大学 大学院総合理工学研究院 特任教授
・小林 光 :慶應義塾大学 政策・メディア研究科/環境情報学部 教授
・野村 淳二:パナソニック株式会社 顧問
・古川 一夫:新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)理事長
◇今月のトピックス:
2030年までのエネルギー政策
◇視点:
スマートグリッドとは? その新しい展開
─進化・発展し第2フェーズを迎える─(編集部)
■特集1■ 創刊記念:スペシャルインタビュー
東京大学大学院教授 浅見 徹氏に聞く ─前編─
東京電力のスマートメーター「入札延期」の真相とオープン化・国際標準化への新戦略
◇市場動向:
世界のスマートメーター導入状況と各プレイヤーの現状(新井 宏征 情報通信総合研究所)
◇クローズアップ:
「デマンドレスポンス」とは?その進化・発展とOpenADR標準─日本でも本格的な審議がスタート─(新谷 隆之 インターテックリサーチ)
■特集2■ 創刊特別企画:最新の標準化動向を追う ─前編─
「M2M」とは何か─新・国際標準組織「oneM2M」の全体像とロードマップ─
取材協力:NICT富田二三彦氏、TTC 山中幸雄氏/高橋竜男氏
≪発行元のプロフィールとお問い合わせ先≫
【株式会社インプレスR&D】 http://www.impressRD.jp/
インプレスR&Dは、Webビジネス関係者、ワイヤレスブロードバンド技術者、放送・通信融合およびデジタル家電関係者、ICTを活用するビジネスマンなど、インターネットテクノロジーを核としたあらゆる分野の革新をいち早くキャッチし、これからの産業・社会の発展を作り出す人々に向けて、クロスメディア事業を展開しています。
【インプレスグループ】 http://impress.jp/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:関本彰大、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「医療」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。2012年4月1日に創設20周年を迎えました。
【購入に関するお問い合わせ先】
株式会社インプレスR&D オンライン販売部
〒102-0075 東京都千代田区三番町20番地
フリーダイヤル:0120-350-995(平日11時~12時、13時~17時) FAX:03-5213-6297
電子メール: report-sales@impress.co.jp
【内容に関するお問い合わせ先、報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社インプレスR&D インターネットメディア総合研究所 SmartGridニューズレター編集部
〒102-0075 東京都千代田区三番町20番地
TEL:03-5275-1087 FAX:03-5275-9018
電子メール: im-info@impress.co.jp、URL: http://www.impressRD.jp/
【広告に関するお問い合わせ】
株式会社インプレスビジネスメディア 営業部
TEL 03-5275-9040
電子メール ad-ibc@impress.co.jp
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- パソコン出版・アート・カルチャー
- ダウンロード