大阪府済生会富田林病院の業務効率化とガバナンス強化を実現　人事給与システム「GrowOne 人事SX／給与SX 」の導入実例を公開

～診療報酬改定時も自社で設定可能勤怠システム連携で複雑な給与計算も自動化～

株式会社ニッセイコム

2025年8月26日 09時00分

株式会社ニッセイコム（本社：東京都中央区、代表取締役：小林毅）は、大阪府済生会富田林病院（所在地：大阪府富田林市、病院長：岩永賢司）における人事給与システム「GrowOne 人事SX／給与SX」の導入事例を公開いたしました。

2016年の社会福祉法改正により求められている経営組織のガバナンス強化に対応するとともに、診療報酬改定時の手当追加や勤怠管理システムとの連携による手作業の削減を実現。これにより、業務効率が大幅に向上し、職員の採用活動や教育など、病院運営における重要業務への注力も可能となりました。

■導入事例

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■導入の背景

富田林病院は、2016年の「社会福祉法等の一部を改正する法律」により、社会福祉法人における経営組織のガバナンス強化が求められるようになったことをきっかけに、人事給与システムのリプレースを検討し始めました。当時、内部統制への対応や業務処理において手作業が発生するなど、いくつかの課題を抱えていました。また、同時期には、厳しい医療環境の中で安定的な経営を実現し、病院としての社会的使命を果たすために人事給与制度を見直すという方針も決まり、これらのことを解決できるシステムとして、ニッセイコムの「GrowOne 人事SX・給与SX 」の導入が決まりました。

■ 導入効果

診療報酬改定時に新しい手当が追加された際、パッケージベンダーに依頼しなくても、自分たちで項目の追加や計算式の設定が可能となった。
計算に必要な人事情報は「GrowOne 人事SX」から「GrowOne 給与SX」に連携させることで、手当などが自動計算できるようになった。
勤怠管理システムと連携させることで、今まで手入力していた作業がなくなり、すべて勤怠管理システムから連携されたデータをもとに処理が可能となった。
必要な操作ログはすべて取得できるようにもなり、ガバナンス強化を実現。

このプロセスの変化により、業務効率は⼤幅に向上し、新しく職員の採用活動や教育など、他の業務にも取り組むことが可能となっています。

■ 今後の展望

「GrowOne 人事SX／給与SX 」は、済生会をはじめとする多くの社会福祉法人や医療機関でご利用いただき、人事給与業務を支援してきました。最近では、タレントマネジメントシステム「カオナビ」とのAPI連携を実装し、人事・総務部門の業務効率化を一層促進できるようになりました。ニッセイコムは今後も医療機関の業務効率化ならびに医療機関全体の安全性と信頼性の向上に貢献していくことを目指します。

■ 人事給与システム「GrowOne 人事SX／給与SX 」について

「GrowOne 人事SX／給与SX 」は、多様化する現代の働き方に柔軟に対応する人事給与システムです。入社から退職までのさまざまな人事情報を一元管理し、モチベーションアップやワークライフバランスなど、多様な給与計算のニーズにも柔軟に対応します。

また、40年以上にわたり人事給与事業を展開しており、医療機関のみならず、さまざまな業種業態の企業にも実績があります。

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■ 富田林病院について

1977年10月に富田林市が開設した富田林病院を前身とし、2018年4月からは大阪府済生会が開設者となり病院運営を行っています。2020年11月に新築移転し、新病院にて診療を開始しました。大阪府南河内医療圏の急性期医療を担う地域中核病院であり、公的医療機関として、良質な医療、最新の医療を安全に提供することが使命と考え、日々、変化するニーズに対応しています。また、二次救急病院として"断らない救急"を目標に救急患者の受け入れを積極的に行っており、年間3000件を超える救急搬送患者を受け入れています。

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■ ニッセイコムについて

ニッセイコムは、業務コンサルティングをはじめ、各種業務システムの開発・構築、ネットワークインフラ環境の設計・構築、ハードウエア・ソフトウエアの提供、保守サポートサービスなど、お客様の成長を支えるIT環境の構築をトータルサポートします。

商号	株式会社ニッセイコム
所在地	東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー
設立	1974（昭和49）年2月
資本金	300百万円
主要株主	日精ホールディングス株式会社