宇能鴻一郎の伝説的官能小説『むちむちぷりん』が再刊!
株式会社徳間書店は、宇能鴻一郎の官能小説『むちむちぷりん』を再刊します。
「あたし、○○なんです」という女性の告白調の文体、擬音・擬態語を多用したみずみずしい文章で、
官能小説の一時代を築いた作家、宇能鴻一郎。
東京大学大学院在学中に芥川賞を受賞し、その後、官能小説家に転身するという異色の経歴を持つ。
そんな伝説的存在である宇能鴻一郎の代表作が本書。
再刊にあたって、初刊から七編を厳選して収録、カバーには文庫初刊当時に使用された長尾みのるによる書き下ろしイラストの原画を再使用、中にも週刊誌連載当時の挿絵を配した。
解説は、舞台や映画で活躍する気鋭の女優、内田慈が担当。
【内容紹介】
あたしって、いけない女なんです。やさしい夫というものがありながら、主人の会社の人、若い運転士、絵画教室の先生……。みんなあたしのからだにひきつけられてしまって。でも、誘惑されると、いけないと思いながらも、あたし、つい、よろめいちゃうんです。
みずみずしさに溢れた女性の告白文体を確立し、官能小説の一時代を築いた芥川賞作家宇能鴻一郎の代表作が、今、よみがえる!
【著者プロフィール】
宇能 鴻一郎(うの・こういちろう)
1934年北海道生まれ。東京大学国文科卒業。1962年「鯨神」で第46回芥川賞を受賞。その後、官能小説の書き手として一時代を築く。
【書誌情報】
むちむちぷりん〈精選版〉
宇能鴻一郎/著
発売日:2016年02月05日
ISBN:978-4-19-894074-4
判型/仕様:文庫判
定価:本体670円+税
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