膀胱の見える化で尿の悩みへの意識がポジティブに変化、トイレの回数(75%)や尿漏れ回数(64%)が軽減した人も
~排泄予測デバイス「DFree Personal」の頻尿や尿漏れに悩むアクティブシニアのモニター結果~
トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:中西 敦士、以下、TWJ)は、頻尿や尿漏れの悩みがある介護状態ではない元気なシニア12名(48歳~70歳、男女6名ずつ)を対象に、排尿予測デバイス「DFree Personal(ディー・フリー・パーソナル)」を4週間に亘り利用してもらうモニター調査をいました。
その結果、12人中9人(75%)が「尿漏れや頻尿の悩みに対する意識が変わった」と回答し、ただ不安でどうしたらいいか分からない、もしくはパットなどの対処法のみだった方が、DFreeで尿の溜まり具合を確認しながら意識的に尿意と向き合い、排尿をコントロールしようとするポジティブな気持ちの変化を実感していました(図1)。
また、実際に12人中9人(75%)の方にトイレの回数の軽減(図2)、もともと尿漏れのあった11人中7名(約64%)の方に尿漏れ回数の軽減(図3)が確認できました。
その結果、12人中9人(75%)が「尿漏れや頻尿の悩みに対する意識が変わった」と回答し、ただ不安でどうしたらいいか分からない、もしくはパットなどの対処法のみだった方が、DFreeで尿の溜まり具合を確認しながら意識的に尿意と向き合い、排尿をコントロールしようとするポジティブな気持ちの変化を実感していました(図1)。
また、実際に12人中9人(75%)の方にトイレの回数の軽減(図2)、もともと尿漏れのあった11人中7名(約64%)の方に尿漏れ回数の軽減(図3)が確認できました。
骨盤底障害・エイジングケア医療に力を入れている泌尿器の専門医 関口由紀先生(女性医療クリニックLUNAグループ理事長)は、この結果について、「40代以降、3割前後の方が尿失禁の経験があるというデータがあります。体重や体脂肪を測りながらダイエットをしたり、高血圧の方が毎日血圧を測り状態を確かめたりするのと同じで、頻尿や尿漏れなどの悩みと向き合う方にとって、膀胱の状態が見える化されることは安心材料になるでしょう。それが、結果的にトイレの回数や尿漏れの軽減につながってくる可能性はあると思います。」とコメントしています。
<関口由紀先生プロフィール>
横浜元町・大阪心斎橋で、婦人科・乳腺科中心の生殖年齢向け女性医療専門クリニックLUNA横浜元町といつまでも健康で美しく在るために心身をトータルに診る更年期以降向け女性医療専門クリニックLUNAネクストステージを展開中。女性医療クリニックLUNAグループ理事長/女性医療ネットワーク理事/横浜市立大学客員教授/日本泌尿器科学会専門医・指導医/日本東洋医学会専門医・指導医/日本性機能学会専門医/日本排尿機能学会専門医/日本透析療法学会専門医/医学博士/経営学修士 学会職位は、日本性機能学会評議員、日本排尿機能学会評議員
1.モニターの背景・目的
女性では30代から、男性では50代から3割以上が尿漏れを経験しており、一方で、排尿機能低下を予防するためのセルフトレーニング実践率は3%にも満たない(TWJ調べ)ほど低く、寿命が延びていく中で「尿の悩み」が人生の後半のアクティブな生活を疎外する要因になる可能性があると考えられます。
膀胱にどのくらい尿が溜まっているかをモニタリングし、トイレのタイミングを事前に通知する機能がある「DFree Personal」が、頻尿や尿漏れの悩みがある方の生活をどのようにサポートできるか確認する目的で、今回のモニター調査を行いました。
2.モニター内容
対象: 頻尿や尿漏れの悩みがある介護状態ではない元気なシニア12名
(48歳~70歳、男女6名ずつ)
方法: 週3日以上、1日連続5時間以上、DFreeの装着を4週間継続する
期間: 2019年6月1日〜2019年6月28日
3.結果
◆12人中9人(75%)が「尿漏れや頻尿の悩みに対する意識が変わった」と回答しました。ただ不安でどうしたらいいか分からない、もしくはパットなどの対処法のみだった方が、DFreeで尿の溜まり具合を確認しながら意識的に尿意と向き合い、排尿をコントロールしようとするポジティブな気持ちの変化を実感していました。(図1)
◆4週間の利用で、12人中9人(75%)の方にトイレの回数の軽減、もともと尿漏れのあった11人中7名(約64%)の方に尿漏れ回数の軽減が確認できました(図2、図3)。
◆ご高齢の方で課題になりそうなアプリの操作性、テープでの装着についても尋ねました。
アプリの全体的な操作性は5段階評価で平均3.6(やや「使いやすい」寄り)となりました。シンプルな設計、数字が大きい、などが評価されていた一方で、通知の設定をどのレベルにするのがよいか分からない、尿意と溜まり具合にずれがある時がある(日によるデータのばらつき)など、アプリ以外の使い方も含めた分かりにくさについてのコメントがありました。
テープでの装着については、5段階評価で平均3.3(やや「難しい」寄り)となりました。
◆最も役に立った機能について、「0〜10段階のメーター」と回答した人が12人中7人(約58%)と最も多く、トイレのタイミングを通知する「そろそろ通知」よりも、膀胱の状態・尿の溜まり具合の可視化に価値を感じた人が多かったことが分かりました。
4.今後について
頻尿や尿漏れの悩みと向き合うアクティブな方は、トイレのタイミングが完全に分からないわけではないため、トイレのタイミングを事前に通知する機能よりも、尿の溜まり具合が可視化できる機能が役に立っていることがわかりました。客観的なデータをもとにご自身の尿意と向き合うことで、安心感や自信を得て、それが結果的に生活の質を高めるサポートにつながる可能性があると考えられます。
一方で、アプリの操作性よりも使い方そのものに戸惑いを感じる方や装着性に難しさを感じる人も多かったため、今後はその点で改善の必要があると分かりました。
<モニター参加 F様の事例> 昼間のトイレの回数14~15回 → 6~8回に
よい成果が確認できたモニターのお1人F様は、10年ほど前に過活動膀胱と診断され治療を続けてきましたが、昼間14~15回くらいトイレに行くなど頻尿にお悩みでした。モニター期間中、DFreeの通知を低めの4に設定し、同時に排尿日誌を書き始めました。DFreeの通知の度に自分の尿意を確認し、トイレに行く・行かないの判断を繰り返すうち、自分の尿意に自信が持てるようになったそうです。モニター期間の途中でトイレの回数の低下を実感し、最終的に昼間のトイレの回数が6~8回に減りました。
事例の詳細は、ブログをご覧ください。 URL https://blog.dfree.biz/2019/07/31/interviewfile8/
■「DFree Personal」について
小型の超音波センサーを用いたIoTウェアラブルデバイスです。超音波センサー部を下腹部に装着することで膀胱の変化を捉え、スマートフォンやタブレット上の専用アプリで排泄のタイミングをお知らせします。DFree本体と携帯端末は直接Bluetooth通信にて連携するため、外出先でも利用が可能です。専用アプリは、iOS版、Android版があります。
商品名称:「DFree Personal」(ディー・フリー・パーソナル)
価格:49,880円(税別)
サイズ:本体部 幅83mm×奥行き80mm×高さ33mm
センサー部 幅54mm×奥行き35mm×高さ12mm
重さ:90g
■「DFree」について
当社では、創業以来テクノロジーの力で「世界を一歩進める」ことを掲げ事業を推進し、世界初の排泄予測デバイス「DFree」を開発しました。2017年に施設向けの「DFree Professional(ディー・フリー・プロフェッショナル)」を開始し、2018年7月より個人向けの「DFree Personal」の提供を開始しています。従来の排泄ケアでは困難であった被介護者に合わせたパーソナライズケアをサポートし、被介護者のQOL向上と介護者の負担軽減を実現することができます。
■ 会社概要
社名: トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
本社: 東京都千代田区有楽町一丁目5番2号 東宝ツインタワービル3階
代表者: 代表取締役 中西 敦士
設立: 2015年2月18日
資本金: 11億4,921万円(資本準備金含む)
従業員数: 40名
事業内容: 排泄予測デバイス「DFree」の企画・開発・販売
URL: https://www-biz.co/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像