著名人109人の”大人になる上で読んでほしい一冊”を集めた本が誕生!書籍「私の一冊」 2018年4月25日(水)発売【3月15日(木)予約開始】
学生の読書離れ改善に向けた本学初の試み!
- 学生の読書離れ解消が目的。賛同の輪が広がり書籍発行へ
「私の一冊」の制作は、学生の読書離れ解消のために発足した「みちのきちーKokugakuin Book Project」(みちのきちプロジェクト)の活動の一環です。第2弾となる今回は読書習慣を取り戻すきっかけとなる本を作ろうと、2017年6月に始動しました。「これから大人になる君に」をテーマに、様々な分野で活躍する著名人に、本学教職員が本の紹介を依頼。より多くの人に読んでほしいとの願いから、一般での発売を決定いたしました。3月18日(日)に行われる本学の平成29年度卒業式で、社会に巣立つ卒業生約2300人に配布することを皮切りに、全国の書店で発売、全国の公立図書館への寄贈も予定しています。
- 寄稿していただいた主な著名人(敬称略)と推薦書
書名:失敗の本質
著者:戸部 良一/寺本 義也/鎌田 伸一/杉之尾 孝生/村井 友秀/ 野中 郁次郎
出版社名:中公文庫
書名:君たちはどう生きるか
著者:吉野 源三郎
出版社名:岩波文庫
- 書籍「私の一冊」の概要
タイトル:私の一冊
ページ数:256ページ
定価:本体1800円+税
発行部数:初版1.5万部
ISBN-13: 978-4335950407
編者:國學院大學 みちのきちプロジェクト
発行所:株式会社 弘文堂
予約開始日 :2018年3月15日(木)
発売日:4月25 日(水)
- 本が苦手な人でも楽しめる書籍「私の一冊」
この書籍「私の一冊」は、本が苦手な方や久しぶりに本に触れる方が、少しでも読書を楽しめるように工夫してつくりました。大きなフォントで文字量が少ないページからはじまり、次第に文字量が増えていく構成となっています。見開きで1人1冊を紹介し、本への思いや推薦理由を掲載。撮り下ろしの美しい写真とともに、各分野で活躍する著名人の心に響くエピソードを楽しめます。
- 私の一冊」を生み出したプロジェクト「みちのきちーKokugakuin Book Project」とは?
国語力の養成に重きを置く國學院大學が、若者の読書離れの解決策を検討するため、2016年4月に立ち上げたプロジェクトです。メンバーは大学の若手職員約10名で構成されています。2017年4月には活動の第1弾として、思わず本に手を伸ばしてしまう新たな本棚兼読書スペース「みちのきち」を学内に設置しました。同スペースは無料で開放され、学生だけでなく地域や来訪者などに利用されています。
- 「私の一冊」とみちのきちプロジェクトについて、関係者の声
ブックディレクター 幅 允孝(はば よしたか)
職業も年齢もばらばらの大人たちが今の学生に対し、「心に根を張る1冊」を伝えるブックガイドがこの本です。時間の奪い合いが熾烈な現代で、没入に時間がかかる本というのは決して取っ付きやすい存在ではありません。本という遅効の道具にかかれているひとつのアイデアや言葉や感情が、人の人生を想いもよらぬ方向へ導いてくれることを、ここに登場する大人たちは経験を通じて知っています。外部記憶が充実した世の中になる程、情報の扱い手である「その人」の根っこに何が息づいているのかが大切になってきています。検索ばかりが上手な大人になるより、自身の中に膨らむ熱くて偏った「何か」を大事に育てられる人。そんな人こそ不確実な世の中を愉しく健やかに渡っていけると思いますし、本はそんな核を探すのにうってつけの相棒だと思います。
プロジェクトメンバー 國學院大學職員 村越 美里(むらこし みのり)
学生の読書習慣が薄れてしまい、本が読まれなくなる危機感は以前から抱いていました。「本の魅力や価値をもう一度見直そう」。このメッセージをより多くの人々に届けることが使命であると感じています。有志数人からはじまった「みちのきち」プロジェクト。想いの輪は広がり、「みちのきち-私の一冊-」が出版できるまでになりました。これからもこの想いを形や場所を変えながら、次へと繋いでいきたいと思っています。
- 「私の一冊」に寄稿していただいた109人の一覧(敬称略、順不同)
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